2014年04月27日

相手を思いやる心

一つの葬儀を完遂させるには葬儀の担当者一人ではできません。

多くのスタッフの支えがあってからこそ、初めて良い仕事ができるのです。

フューネの場合はそれが結果的に「感動葬儀。」に繋がり、

お客様から喜ばれることになるのです。

通夜、葬儀の儀礼式においてはフューネの場合司会者(担当者)と

アテンダント(サブ担当者)が基本的にセットになって式事を進めます。

成功の秘訣は言うまでもなく、メインとサブの担当者の呼吸が一つに

ならなければ出来ないのです。特にメイン担当者は儀礼式の間は司会を

しなくてはならない為に、その他の動きをサブの担当者に委ねなければ

なりません。司会者が発する言葉を動きでサポートしなければならない

のです。私も含めフューネの葬祭ディレクターはメイン(司会)と

サブ(アテンダント)ではどちらが難しいかという問いに対し、

満場一致でサブだと答えます

なぜならばサブは司会者の気持ちや個々癖までも察知し、先周りしている

必要性があるのです。ですから、本来は葬儀の司会をある程度経験して

いなければサブはできません。しかしながら、稀に葬祭ディレクターの

見習い社員で司会がまだ出来ない為にサブに入ることがあります。

マニュアルに則った動きが出来ていても司会者からするとどこか頼りない

のです。それは基本的な動きができていても「司会者の気持ち」が解らない

からなのです。司会をしたことのない人は場面・場面で司会が焦ったりする

箇所やここにいて欲しいという立ち位置が解らない為に結果的に司会者が

イライラしてしまう動きをしてしまっているケースは往々にしてあります。

つまり、経験不足から「相手を思いやる心」が欠如する為におきる

ミスマッチなのです。こうしたことのないようにフューネでは

新人の初心者でもなるべく早い段階で葬儀の司会を教えるようにしています。

同時にメインとサブの両方の気持ちが解る社員が必要なのです。

他の葬儀社では分業制が故、葬儀の司会者。アテンダントは

アテンダントといった経験しか持っていない社員になっている場合があり、

この場合では何かミスが起きると責任の擦り付けあいと言ったことも

起きているのです。これではクオリティーの高い葬儀は完成しません。

フューネの「感動葬儀。」は担当者同士の「相手を思いやる心」で

お互いの心を揃えることで成立しているのです。




日本が誇る「茶道」「おもてなし」

「相手を思いやる心」が亭主と客の間にあってはじめて成立するものです。

もてなす側の亭主が幾らおもてなしをしてもそれを受け止める

客の力が弱ければ「おもてなし」が成立しません。

よく正客を務めるには亭主を8回以上経験したものでないとならない

といわれます。それくらい「もてなす」側より「もてなされる」側の

ほうが難しいのです。お互いの「相手を思いやる心」が大事なのは

言うまでもありません。




  

Posted by フューネ三浦 at 09:01 │お葬式の知識

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