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フューネ(会社)のこと

2022年05月10日

喧嘩に巻き込まれて

意見の相違や感情の不一致から来る人と人のコミュニケーション

の悪化は時として喧嘩に繋がります。

喧嘩というものは何かしらの方法で相手を攻撃することになり、

心理的には無傷ではいられない状態になります。

なるべくなら喧嘩は避けたいものですね。

争いごとは国家と国家であれば戦争にも繋がりかねないのですから。





実は葬儀を通じての喧嘩は頻繁に起きます。

夫婦間、兄弟間、親戚の間などなど・・・。

主に葬儀の考え方が個々に違ったり、それを合わせて方向性を

決めるときにおきます。葬儀とは、おもてなしとは、寺院様に

対する考え方等々と意見の相違から始まる喧嘩がやがて普段の

不平や不満まで発展してしまうこともよくあります。

お亡くなりの方の看病などで疲れていて精神的にも肉体的にも

余裕の無い状態では怒りの沸点はどうしても低くなりがちになり、

喧嘩の口火は簡単に切られてしまうことも多々あります。




葬儀社の社員は担当するお客様の喧嘩に残念なことに

巻き込まれてしまうことが多々あります。

巻き込まれる巻き込まれないと論ずる前に目の前で突然発生する

喧嘩は仲裁をしなければならないこともあります。

そして、小さな喧嘩が大きな喧嘩に発展するとも葬儀社の担当員

としてはもうどうにも出来ないことになってしまいます。

また、相続を控えている中でちょっとした口喧嘩がドロドロの

相続争いに繋がってしまうことにもなりかねないのです。




喧嘩に巻き込まれて一番困るのは争っている双方から

「葬儀屋さんどう思う?」

という意見や同意を求めてくることです。

立場上どっちの味方もできないことが多いのですが、味方にしようと

意見を求められるのは本当に厄介です。




頻繫に目の前で起きるお客様の喧嘩を対処することも葬儀の現場では

葬儀社の社員としてやはり重要なことなのです。



  

2022年01月20日

葬儀の担当者とフィーリング

考えて頂ければ解ることですが、葬儀社に勤める全社員が

お葬式の担当をするわけではなく、葬儀の担当者というのは

各社とも規定は違いますが、一定レベルの葬儀に対する知識と

スキルを身に着けた人だけが葬儀の担当者になります。

あたりまえですが、ド素人の担当者をお客様の担当にすることは

ありえません。しかしながら、葬儀の担当者のレベルや経歴、

年配者や若年者、男女の別などと一概に担当者といっても様々であり、

正直、当たり外れというものは存在します。

もちろん、葬儀社としては担当者のレベルに格差があり過ぎるのは

サービスの格差に繋がりますので良くないことです。

サービスを画一的にすることもあまりよくありませんが、

サービスの格差を限りなく小さくし、高いレベルで均一化を図ることが

サービス業にとってとても大切なことです。



お客様と担当者の間の人間関係はこちらが思うようには

なかなかいきません。ベテラン社員を付ければ満足してくれるという程

単純なものではなく、新人の担当者が一生懸命葬儀の担当者をする

ほうが、高評価に繋がることもありますし、例えば女性の担当者が

良い・悪いといったようなお客様からのリクエストをあります。

つまりは人間らしいフィーリングが最後には良い悪いの決定をして

しまうのです。



前回の葬儀のご依頼頂いたお客様からは前回の担当者をご指名頂く

ことが多々あります。ところが、こちらが早合点して、前回の葬儀の

担当者をつけたところ、クレームになることもあります。

前回のお葬式で特に落ち度が無かったとしても、やはりフィーリングが

合わなくてお客様が我慢をしていたということもあるのです。




葬儀の担当者を適切に配置することはいつも緊張の連続であることは

間違いありません。









  

Posted by フューネ三浦 at 11:04 │フューネ(会社)のこと

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2021年12月20日

鉄板焼

鉄板焼と称される、ステーキや焼肉、お好み焼きや焼きそば

などは熱々のうちに食べることでさらに美味しさを味わうことが

できます。また小さな鉄板の上に提供されるナポリタンスパゲティーや

ハンバーグなどは、熱々の鉄板により、時間とともに味が変化して

いきそれを味わうことのできる楽しさを感じる料理となります。

反面、鉄板であるが故に美味しいものを頬張っている時はあまり

感じないのですが、衣服に臭いが付いてしまうというデメリットも

あります。焼肉屋さんやお好み焼屋さんに行くときはあまり

良い服を着ている時には入りにくいものです。



フューネではステーキハウス等で使用している鉄板を用意して

います。お亡くなりになられた方が好物であったお肉やお好み焼など

を熱々の鉄板の上にのせてお供えとして祭壇の前にご遺族の皆様の

手によって捧げます。

葬儀会館においてまさかの鉄板料理の提供かと思いますが、

お客様はとても喜んで頂けます。

そして、通夜、葬儀の間に鉄板にやけた美味しい匂いが式場内に

漂うことも。

匂いの管理という観点からは服に臭いが付いてしまう以上、時として

不適切なことかもしれませんが、熱々の鉄板料理が好きな方は

たくさんいらっしゃいます。

「熱いものは熱いうちに。冷たいものは冷たく」が

料理をお客様に提供するときの基本ですが、そのことをお葬式の

空間で実践をすることで人の心に感動を与えることもあるのです。

非常識というラインを超えることはいけませんが、常識・非常識の

壁のギリギリまで挑戦しなければ、お客様に感動を与えることは

難しいのです。

皆様からの鉄板焼のリクエストをお待ち申し上げております。














  

2021年11月11日

お客様との距離感とプライバシー

元来、お葬式というのはプライバシーというものは無いものだと

思うのです。お亡くなりになられた方への弔意があればという前提で

弔問客は誰でも受け入れなければならないし、ご自宅が葬儀の会場

であれば、本来プライベートの空間にも他人が土足で入り込んでくる

ことは一定のレベルでは覚悟をしなければなりません。

その上、親族が集まれば親族の情報は表面化するし、皆様から頂く

供花や供物も看板名を見ればどのような人間関係で並び順を見れば

人間関係・お取引先とのパワーバランスまで解ってしまうのです。

そのようなプライバシーを侵害されることに違和感を抱く、お客様の

ニーズが葬儀会館という葬儀専用施設を流行らせ、人間的な付き合い

の煩雑化に対し家族葬という選択を多くのお客様が受け入れています。




葬儀会館内のサービスも、お客様のプライベートの空間である控室

には可能な限り立ち入らないことは現在はとても重要なこと

なのですが、葬儀という特性がゆえプライベートの空間に

弔問のお客様が入りトラブルになることもしばしばあるのです。

お客様との距離感はとても難しいのです。

「離れすぎず近すぎず」

お客様のプライベートを意識しすぎて、お声がけの回数を少なめにした

ところ、「何もしてくれない」「近くにいてくれなくて不安だった」

というお叱りを頂くこともあれば、

「細かいことまで確認されて鬱陶しい」「ちっとも落ちつけない」

というクレームを頂くこともあります。

つまり距離感の数値的な正解はなく、葬儀社の社員の肌感覚に

頼る他がないのです。

お客様が求めている距離感を保つことはサービス業としては

当然のことながら、しかし熟練の技術のいるとても

難しいことなのです。今後ともお客様が快適に思う

距離感を保つ為の技術を磨きをかけて参ります。






  

2021年10月10日

フューネの公式オンラインショップがオープンしました。

10月1日にフューネの公式オンラインショップを

オープンさせて頂きました。




お仏壇の購入はもちろん、ロウソク・お香・線香などの商品から

海洋散骨・ぬいぐるみ供養・人形供養・ふとん供養も

購入できます。

また、葬儀の相談に加えて永代供養・遺品整理・相続相談の

窓口としての役割もあります。

是非、一度覗いて頂ければ幸いです。

感動葬儀。フューネ葬儀仏事サロン
公式オンラインショップ↓
https://fune353535shop.com/  

Posted by フューネ三浦 at 11:38 │フューネ(会社)のこと

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2021年09月20日

変化する葬儀会館

葬儀社が自前で運営する民間の葬儀会館がこの世に誕生してまだまだ

半世紀の歴史しかありません。

悠久の歴史の中、人類が誕生した瞬間から「死」という事柄に対し、

何らかの葬法で死者を弔うことを我々の祖先が行っていたことから

比較すると本当に半世紀の歴史は短すぎです。

それでも誕生以来、葬儀会館は様々な進化を遂げてきました。

バブル期前の昭和の時代に建設された葬儀会館は大規模なものが

多く、中には1000人以上も収容できる大きなホールがありました。

平成に入り、自宅から概ね10KM圏内で居住する市町村内にある

ことがお客様の選択の基準となりました。

そして、15年前くらいから家族葬に特化した小規模の葬儀会館が

増えてきました。

そして、現在は葬儀の小規模化に伴い従来の家族葬の葬儀会館

よりもさらにコンパクトな葬儀会館の建設が主流となりつつあります。

葬儀会館がコンパクト化されたことで大きな土地を探す必要がなく、

例えば、コンビニエンスストアが撤退したような用地でも十分に

葬儀会館の出店が可能となったのです。




死亡者人口がまだまだ伸びていくことが約束をされている以上、

小規模で出店が可能となった葬儀会館はこれからしばらくの間に

建設ラッシュが続くと思われます。

政令指定都市・中核市においては気が付けばドラックストアのように

ご自宅から半径2キロ以内に複数の葬儀会館が存在し、

いざという時に選べるようになっている世の中になっていきそうです。




いつの時代になっても葬儀会館もお客様ニーズに対応するべく、

変化をしていきます。

なぜならば、お客様のニーズを無視した葬儀会館は支持を

されないからです。

フューネの葬儀会館もお客様の利便性を高める為に何度も

リニューアル工事をしています。

これからもフューネの葬儀会館の変化にもご注目ください。



  

Posted by フューネ三浦 at 08:25 │フューネ(会社)のこと

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2021年09月10日

葬儀の経験が志望動機に。

葬儀社の求人募集は伝統的に苦労をするものです。

他の業種と比較をしても、集まりにくいものです。

葬儀社に勤めるということは、定休日がなく365日営業で

しかも24時間ずっと誰かが働いている職場環境です。

必然的に夜勤の勤務も要求され、毎週土日に休みが

取れないだけでなくお正月やお盆などの長期休暇もなし。

しかしここまではサービス業に従事する職業を選択した方に

とっては当たり前の職場環境です。

葬儀社独特の環境として、ご遺体に触れる仕事があることです。

実際はご遺体に触れることの抵抗は入社した時くらいで良い意味で

すぐに慣れるものですが私自身でさえ、入社する前までは恐怖でした。

いわゆる3K(キツイ・キタナイ・キケン)に分類されることも

時としてある葬儀の仕事を志す人をたくさん集めるのは

本当に大変なことです。

特に最近では大型ショッピングセンターの中の仏壇店や託児所を

運営するようになったので、これらの求人は非常に簡単にできることが

わかり、改めて葬儀の求人の難しさを実感しているところです。




フューネに入社されてイキイキと働いている多くの社員の入社時の

志望動機はもちろん人それぞれですが、一番多くの人が口にする

志望動機は「自分自身の葬儀の体験」という理由がすごく多いのです。

特に若い社員は葬儀の体験からこの仕事に興味を持って頂き

入社をされることが多いのです。

愛する人を無くした人の心の痛みを経験している社員はお客様から

の評価も高く、自身の葬儀の体験は助けを必要とされているお客様に

必ず役に立つのです。

どんな仕事でも人の役に立つから存在します。だからこそ、自分の

やりたい仕事を選択することは大切なことですが、どんな仕事に

出会えるかはその人の人生を大きく変える力となります。

お葬式のお仕事を選んだ人の人生が豊かになる為の活動を

今後も続けて参ります。
















  

Posted by フューネ三浦 at 08:08 │フューネ(会社)のこと

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2021年08月20日

お葬式のご依頼が4回目・5回目のお客様

昭和48年に三浦生花店の葬祭部として発足したフューネは

葬祭業としてまもなく半世紀を迎えます。

半世紀近く、葬祭業を営んでこれたのは創業時より今日まで

本当に多くのお客様に恵まれてきました。

お葬式という商品はその「家」にとっては平均すると20年に一度の

お買い物です。ところが、均等に20年に一度というお客様は

まずいらっしゃらないのが現状であり、数年の間に2度目・3度目と

お葬式のご依頼を頂くお客様は結構多く存在ます。

元来、夫婦というものはほぼ同世代の人同士というのが基本であり、

同世代が故にお亡くなりになられる時期が重なるのは

自然な成り行きです。

ですから、数年の間に葬儀のリピーターとして再度ご依頼頂くことは

普通のことです。しかしながら、数年の間に2度目・3度目のご依頼は

あってもさすがに4度目・5度目というリピーターのお客様は

数年間という期間では圧倒的に珍しいことなのです。




最近はフューネにお葬式を依頼するのが4度目・5度目という

お客様によく遭遇します。

「30年前からウチはフューネさんだよ。」

「三浦生花店の頃から何かあったらお願いしている」

というありがたいお言葉を頂くお客様が増えてきているのです。

このようなお客様が増えて来ているのはやはり、フューネが

半世紀近く、葬祭業として同一場所で営業しているということの

賜物だと自負しています。

但し、ただ漠然と葬儀という商品を提供していても、お客様は

4回も5回も頼んでは頂けません。

葬儀というサービスがお客様がお客様の期待値以上であり、

常に前回を上回るサービスを提供し続けなければ、お客様は

ファンにはなってくれないのです。

これからますます増えるであろう4回目・5回目のお客様を

裏切ることのない「感動葬儀。」を提供していく所存です。
















  

Posted by フューネ三浦 at 10:04 │フューネ(会社)のこと

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2021年05月20日

レジが怖い

キャッシュレス決済の推進が叫ばれてから随分と経ちますが、日本は

まだまだ現金主義です。諸外国と比べて現金に対する信頼性が

通貨や紙幣にあることの裏付けでもあることなので良いことで

あることは間違いなのですが、キャッシュレス決済の推進が遅れる

要因になっていることも事実です。

これまでに現金主義者であった人でもキャッシュレスの機能の決済を

一度使ってみると、その便利さに現金を使う回数が少なくって

いくことは間違いのないことであり、決済の正確性やスピードは

現金以上の魅力はあるのです。

現金主義とキャッシュレス決済の優劣を論じると単純にキャッシュレス

決済の方が便利であることだけは間違いないのです。



しかしながら、使うほうは便利でも扱うほうは現金だけ取り扱うよりも

複雑で大変です。フューネの仏壇店が入居しているショッピングモール

においても現金以外に使える商品券だけでも50種類以上もあり、

それに加えてクレジットカード・ICカード・プリペイドカード・

QRコード決済と様々です。

とてもとても覚えきれない種類です。

毎日レジを取り扱っている社員ならまだしも、たまにヘルプで入る社員

にとっては使える決済方法の多様化は恐怖でしかないのです。

「レジが怖い」という感情が支配してしまうのです。



怖いのは単純にレジの操作が解らないということだけではなくて、

キャッシュレス決済の中で使えるものと使えないものが混在をしている

ことで、間違ってお客さまに「使えます」と言ってしまって実際は

使えないという事態を招いたり、その逆のこともあり、結果的に

お客様から信用を失うことに繋がったり、お叱りを受けたりする

ことが発生するからです。

また隣の店舗は使えるのになぜ使えないのだと突然怒り出すお客様

もいらっしゃるから、恐怖に繋がっていくのです。

さらに、単純な決済なら難なく操作が出来ても、現金とICカードの

合わせ技でお支払いを希望される方の操作などはさらに複雑に

なります。また商品の返品などで返金する時の操作方法などは

通常の業務の中であまり実施しないので、お客様の前では緊張が

走る行為なのです。




お客様の「便利」を提供する為に増え続けた各種の決済方法ですが、

なんとかどこかのタイミングで統一が出来ないものでしょうか。












  

Posted by フューネ三浦 at 08:13 │フューネ(会社)のこと

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2021年04月20日

制服

会社内で制服を着ることはその組織に属していることを

一目で表すことが出来、お客様に統制の取れていることを

PRすることのできる、とても便利な服装です。

同時に制服は憧れを抱く対象物であり、男子は警察や消防・

自衛隊の制服に憧れる人々も多く、

女子はCA(キャビンアテンダント)さんやレストランのウエイトレス

などのかわいい制服に憧れることがあります。

また、同じ組織でも階級や職種によって制服を変えることで制服が

組織に所属する人にとってステータスになり、やる気やスキルアップを

促す効果もあります。

フューネでも制服は職種や役職、有資格者かどうかということであえて

制服を変えています。

一定レベルに達しないと着ることの出来ない制服はフューネの従業員に

とって目標であり、憧れにもなっているのです。

最も、お客様には気づいて貰えない自己満足かもしれませんが、

制服を着ることの意味をしっかりと理解してこれからもフューネの

従業員として誇りの持てる制服を着させて業務にあたるように

していきます。




昨今では経費削減、個性尊重の名目の下に、制服を廃止する企業が

増えています。私にとってもとても残念なことだと思いますが、

かつて中学校や高校で着用していた制服に思い入れがあるように

フューネの社員がフューネを卒業してもフューネの制服に思いを馳せる

ような誇りと伝統と品格を兼ね備えた制服を今後も維持をしていきたい

と思っています。








  

2019年07月09日

三浦さん ミウラさん



おかげさまで今年、フューネは創業65年を迎えることになります。

私のひいおばあさんが始めた「三浦生花店」という小さな花屋や

商売の原点です。

今から65年前からのお客様も存在する訳で65年の年月を考える

と本当に多くのお客様の支えによって今日まで、企業が存続して

いることに感謝でいっぱいです。




「花屋さん」「葬儀屋さん」とお客様に言われることは多々

ありますが、それ以上に「フューネさん」と企業名で呼んで

頂けるお客様が数多く存在します。

固有名詞を使って呼んで頂けることはとても嬉しいことであり、同時に

お客様からの信頼の証だと思うのです。

「フューネさん」と呼ばすに「三浦さん」「ミウラさん」と呼んで

頂けるお客様も未だに多く存在します。

「三浦さん」「ミウラさん」は何が違うのかというと、「三浦さん」と

呼んで頂けるのは「三浦生花店」時代からの馴染みのお客様であり、

「ミウラさん」と呼んで頂けるのは「ミウラ葬祭センター」の頃の

お客様です。私の個人のことを指す「三浦さん」と含めると

同じ「みうら」でも3種類の意味合いがあり、確かに「三浦」は

私の苗字ではありますが、多くのお客様にとってなじみのある

企業名になっていることを実感します。



株式会社ミウラ葬祭センターから株式会社フューネに社名変更

したのはもうすでに14年前のことです。

いまだに多くのお客様が「ミウラさん」と親しみを込めて呼んで

頂けるのは本当に有難いことです。

しかしながら、未だに「フューネ」と言っても解ってもらえずに

「ミウラ葬祭」と言い換えると解って頂けるお客様は本当に

多くいらっしゃり、まだまだ私自身の努力が足りないことを

思い知らされます。

創業65年を超えてこれからも地域の皆様に「葬儀屋さん」ではなくて

企業名で呼んで頂けるような会社を築いていく所存です。

これからもよろしくお願いします。























  

Posted by フューネ三浦 at 08:16 │フューネ(会社)のこと

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2019年05月30日

6月2日 そうそうの森浄水 大謝恩祭を開催します。




6月2日の日曜日、午前10時より午後3時まで

そうそうの森フューネ浄水において大謝恩祭を開催します。

そうそうの森フューネ浄水は、おかげさまでまもなく

15周年になります。

地元の皆さまをはじめ、多くのご依頼、ご愛顧をいただきまして、

誠にありがとうございます。

今回の『大謝恩祭』は3年ぶりに開催です。

屋台も今までにない数の店舗数で大変にぎやかに!

その他にも、葬儀に関するセミナーの開催や、

事前相談も承っております。


詳しくはコチラ↓
https://www.fune.ne.jp/news/entry-301.html












  

2019年05月09日

真夜中のお客様

葬儀社である以上宿命はなのは24時間営業ということです。

しかしながら、正しくは「24時間体制」という言葉で表現をしたほうが

正確です。なぜならば、フューネの本社はじめ一部の葬儀会館を除き、

深夜の時間はお客様が自由に出入り出来ない状態になっているから

です。施錠をする理由としては防犯上の理由が一番ですが、朝まで

勤務するフューネのスタッフも深夜の時間帯でおいては仮眠を取る

為です。

そもそも、なぜ葬儀社が24時間体制でお客様に対応をするかというと

「お客様の緊急に対応する為」

なのです。人の死は昼夜を関係なくやってきます。そして、身内の死は

ご遺族に皆さまにとっては一大事件であり、多くの方が正常な精神状態

でなくなるのです。お客様の不安や戸惑いをいち早く解決する為に

葬儀社は24時間いつでもお客様のところに駆け付けるのです。




上記のことから、葬儀社は基本的に深夜は緊急対応以外の業務は

基本的に実施しません。

しかしながら、深夜の時間で葬儀会館までの道案内のお問合せや

供花の注文、そして施錠している葬儀会館に突然のお客様の

ご訪問等々・・・。

現実には相手はお客様ですから、可能な限り深夜でも親切・丁寧な

接客を実施しています。

残念なことに一部のお客様は「葬儀社は24時間営業なんで

時間は関係ない」という趣旨の発言をされ、緊急性のない事柄を

平気で要求をされます。

昨今コンビニエンスストアのストアの24時間営業の是非が問われて

いますが、消費者にとって24時間対応することは「あたりまえ」と

いう考えが支配をしています。便利さをお客様に提供することを

重要と考えていた私たち業者側の責任もありますが、「働き方改革」

の中で深夜の対応は一考しても良い時代の転換点にたどり着いて

いると思います。

とはいえ、葬儀社の24時間対応はすでに社会インフラの一部です。

お客様にとっても私たち葬儀社にとってもハッピーになる答えは

見つけだすこと出来るのでしょうか。













  

Posted by フューネ三浦 at 13:01 │フューネ(会社)のこと

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2019年01月25日

怖さの克服

「見えないもの」に怖いと感じる感情があります。

お化けなどの存在が代表的なものですが、見えないから

「何が起きるのかわからない」ので怖いと感じてしまうのです。

反対に人間が「怖い」と感じるのは「見える」からこそというもの

があります。

これまでの人生において様々な失敗や体験によって怖さを覚える

からこそ、年齢を重ねることにより怖さが増してきて、人は防衛本能が

働き保守的になるのです。



「死」というもに対する恐怖は前述のお化けのように見えないから

こそ、生まれる恐怖心が支配します。

つまり、死んだらどうなるのかということが見えないから怖いわけで、

すなわち、「あの世」を「見える化」することが各種の宗教の

役割です。良いか悪いかは別にして特定の宗教に信じることで

「あの世」がはっきりと見えることが出来れば、死に対する恐怖は

消えてしまうのです。



社長業をしているといつも感じている怖さに「明日、売上が止まったら

どうしよう」というものがあります。経営計画や各種の予算はあくまで

予定であって売上そのものを確定できることはどんなに優秀な経営者

でも不可能なことなのです。

社長業をしている間には絶対に克服されない恐怖だといえます。

トップはトップしか感じることができない恐怖というものもこの他にも

たくさんあるのです。



フューネの社員も葬儀という仕事をしていく上で様々な恐怖と

戦っています。自分がやったことがないことに挑戦する恐怖は

日々の仕事の中で多くの社員が感じています。やってみると

大したことのないことでも怖いと思ってしまうのはやはり、

その人にとって結果がやる前に見えないからでしょうか。

それとも、うまくいかない自分自身の姿が見えるからでしょうか。

それでも、怖さに立ち向かう勇気がなければ何も良い結果は

生まれません。

怖さの克服は自分自身の成長には絶対に必要なことなのです。

お客様からご依頼頂いたやり直しの効かないたった一度の葬儀を

失敗させないというプロとしての責任感からくるものは「怖さ」

であり、「怖さ」から生まれる程よい緊張感はプロとして

とても大切です。

この怖さを克服しなければ「感動葬儀。」は生まれないのです。











  

2018年10月24日

帰る場所がない

フューネの本拠地のある豊田市はお盆とお正月には、多くの市民が

帰省をしてしまい街がガラガラになってしまうことが、

顕著な都市です。

自動車関連の工場が集積する為に日本中から人が集まってきている

からこそ、他の地方都市以上に帰省する人が多いのです。

ところが、最近はお盆やお正月に以前と比べて「街がガラガラ」に

なることが年々減っているのです。

豊田市で生まれ豊田市で育った市民が増えてきていることも理由の一つ

ですが、故郷に帰る家が存在をしていないという理由が多いのです。

親が亡くなって実家を処分として帰る場所がないという方が大半

ですが、両親が離婚をしてしまい、別の人と暮らしているので帰れない

という方まで。

現代の世情がそこに現れているのです。




生きている間にも帰る場所がない方が増えている現状ですが、自分自身

が亡くなってから「帰る場所がない」方はもっと増えています。

ひと昔は亡くなってからの帰る場所として「お墓」を建立して

おきましょうということを啓蒙していましたが、現代はそもそも

「帰る場所はいらない」

という方がとても多くなって来ています。

「人はどこから来てどこにいくのか」

という哲学的な命題については古代から多くの哲学者が答えを探って

きましたが、明確な答えが存在をすることはありません。

一つだけ明解なのは帰る場所があることは「心の安定」に

繋がることです。

旅行に出かけて楽しいのは帰る場所があるからこそであり、

帰る場所がなかったら「さすらいの旅」であり、難民になってしまい

数々の苦難を受けることになってしまいます。




帰る場所を定めて生きていくことは豊かな人生を送るには

絶対に必要なことであるのですが、それは亡くなってからの

自分自身にとってもとても大切なことなのです。




  

2018年06月23日

ギフト力

葬儀の世界も時代とともに流行があり、形式が変わっていきます。

ご承知のとおり、近年の葬儀の形式は小規模化の波に巻き込まれて

います。家族葬・直葬という言葉を聞いても誰もが解説を必要としなく

なっている現状には「変化」に対応していくことがお客様から支持を

される唯一の手法だといつも考えています。




葬儀の小規模化に伴い葬儀社として売上が激減しているのが

「ギフトの部門」です。

葬儀に多くの参列客がお越しになられることが当たり前の時代では

葬儀の返礼品で大きな収益をあげていた葬儀社も多数あり、ギフト部門

の売上に頼っていた葬儀社は時代の変化に対応するのに大変な苦労が

あったのです。

冠婚葬祭において「贈り物」必須アイテムであり、どんな贈り物をする

のかでその人のセンスが問われるものでした。




冠婚葬祭のギフトに限らず、お中元・お歳暮などの季節の挨拶も

省略される方が多くなっている昨今、日本人の「ギフト力」は

落ちています。

突然ですが、「プレゼント」と「ギフト」の違いはご存知でしょうか?

どちちも日本語に訳すと「贈り物」と訳すことができるのですが、

「プレゼント」という言葉には「親しい人への贈り物」という意味が

あり、「ギフト」には「才能」という意味があります。

つまり、ギフトには贈る側の「才能」が試されるということです。

「ギフト力」が落ちるということは商品を選ぶ才能が落ちる

ということです。

現実に葬儀や結婚式のギフトに「カタログギフト」を選んでしまうのは

ギフト力が低下している証拠なのです。

親しい人に贈るプレゼントにカタログギフトを贈る人はまずいません

から、いかにカタログギフトを安易に選ぶことがギフト力の低下なのか

ご理解頂けると思います。

もっとも、カタログギフトがすべて悪い訳ではありません。近年は

目的や嗜好にあった様々な商品が発売されているので、贈る人に

あわせてチョイスすることはギフト力が無ければできませんし、

相手が喜ぶ、カタログギフトを選ぶことはまさに「才能」なのです。



家族葬での贈り物は親しい方々に贈るのでどちらかというと

「プレゼント」であり、一般的なお葬式での贈り物は特定多数の

方に贈る贈り物ですから「ギフト」と定義するのがよいでしょう。

つまり、家族葬と一般的なお葬式に贈る葬儀の返礼品は同じ

ものではいけないのです。






  

Posted by フューネ三浦 at 09:56 │フューネ(会社)のこと

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2018年01月09日

サービス料

昨年はヤマト運輸をはじめとする運送会社各社が増え続ける荷物と

人員不足により値上げをし、多くの配送料が上昇しました。

お店で商品を購入しても「配送代無料」と掲げてきたお店も

配送代をお客様から頂く方針に切り替えるところも出てきました。

銀行などの金融機関においても、ATMの手数料や窓口業務・

両替などの手数料を値上げもしくはこれまで無料で行っていた

サービスを有償化する方向で検討をしています。

私たちは頭では「世の中にタダのものは無い」と解っていても

実際に商品の購入などをする時にとくに付帯サービスにおいて

「無料」を要求してしまいがちです。



長年日本という国では「サービスは無料」というという間違った概念

が浸透していた結果です。

サービスが無料で提供できたのは商品などにしっかりとした利潤が

確保できていた時代だったから、サービス料を本体価格に組み

入れることが出来ただけのことです。

現在はネット上で検索すれば物の原価は簡単に解ってしまう時代

ですから、本体価格は薄利になってしまうのは必定でしょう。

本体価格に吸収していたサービスの部分はサービス料という価格

を設定して頂くことが自然な成り行きです。



葬儀の値段も古くは祭壇価格もしくは葬儀セットなかにサービスに

かかる費用は含まれていましたが、現在祭壇価格の減少などで

サービス料はサービス料としてお客様から頂く方式の価格表示が

主流になりつつあります。

フューネでは古くから「サービス料」はサービス料としてお客様に

明示していましたが、これからはもっと明確にサービス料を提示して

行く時代になっていくはずです。

「お客様が気づいて初めてサービス」

という格言がありますが、お客様がなかなか気づいて貰えない見えない

気遣いの部分をどのようにしてもられえ嫌味なく気づいて貰えるのかが

サービス料の価格に正当性に繋がります。


  

Posted by フューネ三浦 at 11:14 │フューネ(会社)のこと

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2017年12月06日

喪中見舞いのお線香

「喪中はがきが届いたらお線香を送りませんか。」

と日本香堂さんがテレビCMで啓蒙活動をしているおかげで

年末に友人・知人などから届いた喪中はがきを持参のうえ

ご来店頂き、進物用のお線香をお買い求めになられるお客様が

年々増えています。




フューネでは本社とイオンモール長久手店内にある

ギャラリーメモリアでの2か所にて進物用のお線香を販売しています。




近年は家族葬でのお葬儀が大変多くなっており、年末に訃報を知ると

いうことが増えています。

弔意を表すという気持ちをカタチにする「お線香を送る」という行為は

今後も増えていくはずです。

喪中はがきが届いたら、是非一度お線香を送ってみてください。







  

2017年11月27日

ポイントとスタンプカード

お客様を囲い込む為の古典的な手法として「スタンプカード」が

あります。

一回のご来店毎もしくはお買い上げ金額に応じてスタンプを

押していき規定のスタンプが溜まると何かしらの特典が頂ける

仕組みはおなじみだと思います。

実際にスタンプが溜まること意識して、「どうせ行くなら」と

自分自身の贔屓のお店に繰り返し足を運ぶことはよくあることだと

言えます。

クレジットカードや電子マネーが多く使われ出したのは「ポイント」が

大きな役割を果たしていると思います。実際に私たちの生活の中で

クレジットカードや電子マネーが急速に普及したのは、「ポイント」が

現金同様に使えることが大きな要因です。

貯めたカードのポイントを他のカードに移行できる仕組みはまさに

現金と同じ扱いが出来るはずです。このことはスタンプカードでは

なかなか実現出来なかったポイントの特長だと言えます。



葬儀の業界でもポイント還元というもが知らず知らずの間に

顧客サービスとして広まっています。

元来、短期間の間に葬儀のリピーターになることが少ない性質である


が故、スタンプカードというものは葬儀とは相性が悪いものでした。

葬儀一回につきスタンプ1個というものは不謹慎でありますし、

仮に葬儀会館にご来館でスタンプ一個というものも、葬儀の参列を

促進する点において不謹慎であるのです。

ところが、クレジットカードで葬儀代の支払いでポイントの付与が

お客様への実質上の値引きサービスになりますし、Tポイントカード

などでのポイント付与は値引きサービス並びにそのポイントを他店で

使用することにより、相互的な顧客の囲い込みに繋がるのです。



フューネではイオンモールの店内に現代の仏壇店を運営している

関係上WAONポイントをお客様に還元するサービスを実施しています。

イオンモール長久手店での葬儀代の支払いではWAONのポイントが

付くということでわざわざ、長久手店までお支払いにご来店頂ける

お客様がいらっしゃいます。

是非、お仏壇店にも足を運んで頂きたく、WAONポイントの

付与サービスは今後も続けて参ります。

お客様にとって葬儀代・法事代は一気にポイントを稼ぐチャンス

なのです。




  

2017年10月31日

お稚児行列



10月29日の日曜日、フューネが日頃お世話になっているご寺院様の

住職が交代する晋山式(しんざんしき)に合わせて、600人のお稚児行列

が開催され、私も朝早くからお手伝いに行ってきました。

あいにく、当日の天気は台風の接近により、大雨の予想でしたが、

お稚児行列の時間は雨も止み、台風の接近で開催さえも危ぶまれていた

のですが、本当奇跡的なことでした。

行列は父兄の方々も入れると2000人を超える長さであり、主催者側

としては本当によかったと言う結果でした。









さて、お稚児行列をするのは親が子供の無病息災を願い、

成長して欲しいと願うものです。

「稚児」という呼び方は平安時代にお寺に預けられた子供たち

のことを指します。お稚児行列はお寺様の修行なのです。

加えて、きらびやかな衣装を着ることが出来、子供の成長を

願う親にとってはとても貴重な行事ではないかと思います。

近年、お寺離れが叫ばれていますが、お稚児さんの時の

お寺の盛況ぶりをみますと、それが嘘のようです。

本来はお寺の役割は人を集めることです。

そういった意味ではお稚児行列はどんどんやるべきです。

そうはいっても、檀信徒の皆さまの協力がなければ絶対に

運営出来ないくらい設営側は大変なことは間違いありません。

言いかえれば、お寺の実力が解ってしまうのです。



小さいお子様がいらっしゃる皆さまは是非、機会があれば

参加してみて頂きたいものです。