2019年01月25日

怖さの克服

「見えないもの」に怖いと感じる感情があります。

お化けなどの存在が代表的なものですが、見えないから

「何が起きるのかわからない」ので怖いと感じてしまうのです。

反対に人間が「怖い」と感じるのは「見える」からこそというもの

があります。

これまでの人生において様々な失敗や体験によって怖さを覚える

からこそ、年齢を重ねることにより怖さが増してきて、人は防衛本能が

働き保守的になるのです。



「死」というもに対する恐怖は前述のお化けのように見えないから

こそ、生まれる恐怖心が支配します。

つまり、死んだらどうなるのかということが見えないから怖いわけで、

すなわち、「あの世」を「見える化」することが各種の宗教の

役割です。良いか悪いかは別にして特定の宗教に信じることで

「あの世」がはっきりと見えることが出来れば、死に対する恐怖は

消えてしまうのです。



社長業をしているといつも感じている怖さに「明日、売上が止まったら

どうしよう」というものがあります。経営計画や各種の予算はあくまで

予定であって売上そのものを確定できることはどんなに優秀な経営者

でも不可能なことなのです。

社長業をしている間には絶対に克服されない恐怖だといえます。

トップはトップしか感じることができない恐怖というものもこの他にも

たくさんあるのです。



フューネの社員も葬儀という仕事をしていく上で様々な恐怖と

戦っています。自分がやったことがないことに挑戦する恐怖は

日々の仕事の中で多くの社員が感じています。やってみると

大したことのないことでも怖いと思ってしまうのはやはり、

その人にとって結果がやる前に見えないからでしょうか。

それとも、うまくいかない自分自身の姿が見えるからでしょうか。

それでも、怖さに立ち向かう勇気がなければ何も良い結果は

生まれません。

怖さの克服は自分自身の成長には絶対に必要なことなのです。

お客様からご依頼頂いたやり直しの効かないたった一度の葬儀を

失敗させないというプロとしての責任感からくるものは「怖さ」

であり、「怖さ」から生まれる程よい緊張感はプロとして

とても大切です。

この怖さを克服しなければ「感動葬儀。」は生まれないのです。













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