2018年10月24日

帰る場所がない

フューネの本拠地のある豊田市はお盆とお正月には、多くの市民が

帰省をしてしまい街がガラガラになってしまうことが、

顕著な都市です。

自動車関連の工場が集積する為に日本中から人が集まってきている

からこそ、他の地方都市以上に帰省する人が多いのです。

ところが、最近はお盆やお正月に以前と比べて「街がガラガラ」に

なることが年々減っているのです。

豊田市で生まれ豊田市で育った市民が増えてきていることも理由の一つ

ですが、故郷に帰る家が存在をしていないという理由が多いのです。

親が亡くなって実家を処分として帰る場所がないという方が大半

ですが、両親が離婚をしてしまい、別の人と暮らしているので帰れない

という方まで。

現代の世情がそこに現れているのです。




生きている間にも帰る場所がない方が増えている現状ですが、自分自身

が亡くなってから「帰る場所がない」方はもっと増えています。

ひと昔は亡くなってからの帰る場所として「お墓」を建立して

おきましょうということを啓蒙していましたが、現代はそもそも

「帰る場所はいらない」

という方がとても多くなって来ています。

「人はどこから来てどこにいくのか」

という哲学的な命題については古代から多くの哲学者が答えを探って

きましたが、明確な答えが存在をすることはありません。

一つだけ明解なのは帰る場所があることは「心の安定」に

繋がることです。

旅行に出かけて楽しいのは帰る場所があるからこそであり、

帰る場所がなかったら「さすらいの旅」であり、難民になってしまい

数々の苦難を受けることになってしまいます。




帰る場所を定めて生きていくことは豊かな人生を送るには

絶対に必要なことであるのですが、それは亡くなってからの

自分自身にとってもとても大切なことなのです。




  

2018年08月24日

同居のほうが珍しい

「核家族」という言葉が誕生して随分な年月が経っていますが、

最近は親と同居をしているという方は本当に少なくなりました。

長年、同居はしていても、お亡くなりなる数年前から施設に入っている

という方も含めれば、親と同居をしている方を探すと10%も満たない

くらいの確率でしょう。

夫婦のカタチも単身赴任をしている方も含めて別居をしている方が

年々多くなり、「核家族」という単位よりも「個」が優先される時代と

なっており、一つ屋根の下に集うという日本的家族の姿はなかなか

希少なものになりつつあるのです。



お葬式は一見するとバラバラな家族を結集する力があります。

どこまでを家族と定義するかよってそこに集う人々は違ってしまい

ますが、家族の有難さを実感できるのも葬儀というもの醍醐味です。

そのことはこれまでに何度もこのブログで指摘をさせて頂いて

いますが、「仏縁」と呼ばれる縁であり、その縁がお正月やお盆に

家族で集まるきっかけを私たちに与えてくれるのです。



家族葬の形式が多くなっているのも、普段がバラバラな家族の大切な

時間を一般の弔問客への応対で損なわれることが嫌だという

ニーズがあるからなのです。

前述の通り、「家族」の範囲をどこまでかということを考えることが

家族葬の成功の秘訣なのです。

家族のという「絆」を再確認することができるのもお葬式の大切な

役目なのです。











  

Posted by フューネ三浦 at 09:51 │日々いろいろ終活の教科書

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2018年05月07日

墓じまい屋さん?

先日、石材店の方とお話しをする機会があった時に、

「最近は建てるより閉じる仕事が多くなってきた」

という嘆きに近いことを言われました。

建てるとは墓石の建立の仕事であり、閉じるとは

墓石を取り除き、墓地を更地の状態にする仕事です。

一般的に「墓じまい」とか「墓閉じ」とか呼ばれている

撤去の仕事のご依頼は年々増えています。ご依頼まで

とはいかなくても「墓じまい」の相談は本当に多くなっています。

多くの場合は墓地の管理を息子や娘の世代まで引継ぎたくない

というお考えの方が多いのですが、メンテナンスフリーの供養が

注目されている現状では、今後ますますこのようなニーズが拡大して

いくことは誰の目にも明らかです。


現在のところ、お墓がない家庭において、新たにお墓を建立する

というニーズは全体の2割を切っています。

反面、永代供養墓・樹木葬・海洋散骨のニーズはそれぞれが

2割を超えており、メンテナンスフリーの供養を選ばれるお客様の

割合は8割近くになっています。

葬儀のご依頼の際に、永代供養墓のあるお寺様を紹介して欲しいと

言われるお客様は年々増えているのが現況なのです。



石屋さんが石だけを売っていることが最早、成り立たない世の中に

なってしまっています。

石屋さんが「墓じまい屋さん」になってしまっている事例は全国の

至るところに存在しています。



どんな時代になっても「供養」する心は変わりません。

供養そのものは無くならないのですが、変わりゆく供養に対応する

ことは供養産業に生きる我々の責務なのです。


  

Posted by フューネ三浦 at 06:53 │終活の教科書

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2018年02月21日

何歳まで生きるのか?

最近、終活に関する講演のご依頼を受ける時に、聴講者の皆さまに必ず

聞く質問があります。それは

「何歳まで生きますか?」

相手が老人会の講演でも、小学校で行う講演でも同じ質問をします。

質問と同時に笑いが起きます。

「5年後生きていると思う人」

「100歳まで生きていると思う人」

とだんだんとハードルをあげていくと手を挙げて頂く人の数が

少なくなっていくのですが、最後まで手を挙げる人はしっかりと生きる

意志をお持ちの方々ばかりです。

この質問をするときに笑いが起きるのは聴講者のほとんどの方が自分が

何歳で亡くなるのかという想定をしていないからです。

人は必ず亡くなるという事実は頭では理解をしていても、どこか

他人事です。




平均寿命が長くなっている現代では現役を引退する年齢の設定も非常に

重要になってきます。

実際のところは仕事を辞めたくても経済的な理由で辞められない

シニア層の人々が多いのも事実です。

経済的な話になれば、何歳まで生きるのかという想定が非常に

重要になってきます。

少なくとも想定した年齢までの金銭的な不安を排除することが人生の

計画になっていくのですから。



何歳まで生きるのか。是非明確な答えをもっておいて

頂きたいものです。

  

Posted by フューネ三浦 at 09:14 │終活の教科書終活セミナー

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2017年12月28日

デジタル遺産と死後離婚

近年、「デジタル遺産」という新しい言葉が生まれました。

デジタル遺産とは自身の死後に残るパソコンやスマホ、

デジタルカメラなどの写真の記録などなど・・・・

いわゆる記録媒体に保存してある各種の記録データのことです。

特にスマートフォンの中の記録などはその人の脳内と同じであり、

他人は本来は絶対に見られたくないものです。

また、月々の会費がかかるものもあり、スマートフォンのパスワード

が解らないばかりに余計な費用がかかってしまうことがあり、

何かと厄介なものです。

自分の配偶者が亡くなり、パスワードが解らなくても、一定の条件が

揃えば、管理する業者はパスワードを開示してくれますが、パスワード

を入れてアクセスしたデータを見ることによって結果的に衝撃的な

事実が判明してしまうことがあるのです。

知らないなら知らないことに越したことのない衝撃的な事実を

知ることによって、死後に離婚をしたいという相談がフューネでも先日

お客様から寄せられました。

相手はすでに亡くなっているのに、離婚をしたいということは

相当なことだと思うのですが、そのような気持ちになるということは

その人にとって知らないほうが良かった事実なのでしょうか。



自分が亡くなったら自動的に記録が消去されるような仕組みの開発は

今のところ難しく、まだまだ不完全なものでしょう。

しかしながら、今後ますます増えていくデジタル遺産についての

対応はとても大切なことになっていくはずです。

遺品整理の中にデジタル遺品も入れていくことが大切です。









  

Posted by フューネ三浦 at 09:18 │日々いろいろ終活の教科書

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2017年11月22日

納骨堂を希望する

従来のお墓を作らずに納骨堂にお骨を収める方が年々増えています。

それに伴い、納骨堂の新規の建設も増えているのです。

従来のお墓と比べて、費用の面では約半分の値段であることと、

お墓を維持していく後継者の不足という観点から考えると従来のお墓

よりも人気が出るのは当然の成り行きであり、フューネのお客さまにも

積極的にお勧めをしているのが現状です。




人気が出ていることの裏側ではやはり、トラブルも多くなっています。

まずは納骨堂を運営する母体の信用性です。

納骨堂にお骨を収めるということは相当の長い時間、そこに安置をする

訳ですから、経営母体がしっかりしていなかれば、ある日突然、納骨堂

の運営ができなくなり、お骨のゆくえが解らなくなってしまうという

リスクが発生するのです。特に屋内型の納骨堂はリスクが

高いのです。

そして、以前にもブログでも取り上げましたが、多くの人の勘違い

によるトラブルです。それは、「永代供養」です。

「永代供養」は「永久供養」ではないのです。

多くの場合、20年・30年・33年などと期限が明記されており、

その期間は責任をもって預かるのですが、それ以降の

保障はあります。

その時がきたら再契約か別の場所にお骨を移し替えなければならない

のですが、「永代」という言葉の響きから、契約時にお骨を永久に

預かってくれると勘違いをされる方が多くいらっしゃいます。




今後のお骨の供養の仕方の中では「納骨堂」は最もポピュラーな

供養の仕方にもなっていくはずです。

いくら人気があっても、何事も、メリットデメリットがありますから、

ご検討を頂く際には、よく私たちの説明を聞いて理解してから

購入をして欲しいのです。






  

Posted by フューネ三浦 at 16:10 │終活の教科書

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2017年10月15日

一日という時間

地球の自転は約24時間であり、自転するからこそ生まれる

昼と夜の時間があり、結果的に24時間という時間は一日としては

長すぎず短ぎない絶妙な時間の配分なのです。

そう思うのは知らず知らずの間に私たちは自然に生かされている

という結果なのでしょう。




子どもの頃は今日一日に起きた楽しかったこと・嬉しかったことを

誰かに伝えたくて仕方なかったのですが、大人になると一日の

振り返りをすることがほとんど無くなっているように思います。

子どもの頃、今日一日の出来事を親に聞いて貰えることで

心が満たされたし、今日の出来事を日記に書き学校で担任の

先生が赤ペンでコメントをくれたことがとても嬉しかったものです。




最近、終活の活動とは「一日」という単位でするものではないかと

ふと思うのです。

終活は人生の終末期にしていては遅いですが、現実は50代くらいから

いわゆるシニアと言われる世代の方が中心です。

これまでの人生を振り返るのに、充分な人生の経験をされた方ばかり。

これまでの人生をまとめて振り返るのは終活の活動の中で

とても重要なことです。

そして、大切なのはこれからの人生を語るのは子供の頃に感じた

一日一日を振り返る習慣だと思います。




人は終末期に7割の方が

「こんな人生ではなかった」

と後悔をして死んでいくという統計がありますが、終末期であっても

一日という時間を有意義に使うことで後悔のない人生に変換を

するのではないかと思うのです。

24時間という時間は使い方によって、とても有意義な時間に代わるはず

です。逆に何も考えなければ一瞬で終わってしまう短い時間でも

あるのです。

「人生は一日一日の積み重ね」

ということを言われますが、一日の振り返りが楽しければ、

楽しい人生になることは間違いないのです。








  

Posted by フューネ三浦 at 09:06 │日々いろいろ終活の教科書

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2017年09月27日

個人賠償責任保険

先日、信号で停車中のゼロナイントヨタ所有のマイクロバスの

窓ガラスが突然、割れてしまいました。

回送中の車輛であったことで、幸いケガ人もいなくて大きな事故

にはなりませんでした。

原因は飛び石でした。しかも道路脇で草刈り機で草を刈っていた

ご年配の方が、運悪く飛ばした本当に小さな石がガラスを割って

しまいました。

運悪く加害者になった方がガラス代を弁償してくれることに

なりましたが、自動車同士の事故ではないので、自動車保険は使えず

に相手方の実費負担となりました。被害額は4万円程度で済みましたが

ボランティアに近いような労働での過失でも加害者になれば損害額を

弁償する結果になってしまうのです。





こちらも事情はわかりますので、何とか保険が適用できないか

検討しました。

個人賠償責任保険に加入していませんか?

と相手にお聞きしたところ、残念ながら家族を含めてその保険には

加入していませんでした。

個人賠償責任保険とは、自転車で事故を起こしたり子供が

モノを壊したり、 飼っている犬や猫が他人をケガさせたりしたとき

など、損害賠償金を負担する必要があるときに補償してくれる保険

のことです。 契約者本人に加えて、配偶者や子供などの家族も

対象になります。

年間の保険料は2000円~6000円位で加入することが出来、

1億円・2億円の補償が付くものが多いのです。

火災保険や自動車保険、クレジットカードの保険に特約として

つけることが多いのですが、是非加入をしておくことをお勧めします。





自転車を運転中に誤って人をケガをさせ、死亡もしくは後遺障害が

残り、1億円近い損害賠償を要求されたときに助けてくれます。

フューネの終活セミナーにおいても、個人賠償責任保険の加入を

お客様に伝えています。

家族の中で認知症を患い、他人のモノを壊してしまうことや

列車などを止めてしまい、高額な営業補償を求められるケースが

近年多発しています。

そのような「備え」に対して、年間わずかな掛け金で保障をして

くれるので必ず加入すべき保険であるのです。



自治体などで、自転車を運転する際に個人賠償責任保険に

入っていないと運転できなくなるという条例を制定する動きが

あります。これからの時代は個人賠償が強く求められる時代です。

終活に関するセミナーで「安心して亡くなる為に」ということで

個人賠償責任保険をご紹介していますが、本当に入っていないと

草刈りすらできない世の中です。

安心して豊かな老後を過ごす為には他人事ではないのです。


  

Posted by フューネ三浦 at 08:20 │終活の教科書

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2017年09月06日

お骨の行き先

2017年8月29日に放送されたNHKクローズアップ現代は

「あなたの遺骨はどこへ!?~広がる新たな“処分”~」

という特集でした。

番組の内容をくわしく知りたい方はコチラ↓
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4023/


お骨の処分に困った人たちが駅などのコインロッカーにわざと

捨てていく方がいたり、海に散骨をすることでお骨を処分することの

問題をクローズアップしていました。

また自治体も増え続けるお骨に困ってしまうケースを取り上げて

いました。


フューネでも海洋散骨「海に還りたい」を実施して

いますが、「死んだら海に骨を撒いて欲しい」というような動機では

なく、お骨の処分として散骨を希望される方がいらっしゃることも

事実なのです。



お骨の管理は何も現代に始まった問題ではありません。

江戸時代では実に国民の4割の方が野垂れ死にであり、お墓に

お骨を収めることが難しかったものです。

日本が近代化していくにつれて、庶民にもお墓を建てる余裕が生まれ

各家庭に先祖代々のお墓を持つようになってきました。

根本的にご遺骨は供養をしてくれる人がいてはじめて価値のあるもの

であり、供養をしてくれる人がいなければ処分にとても困る

物質なのです。




生活が豊かになった現代に「お骨の行き先」で困る人が増えているのは

本来おかしいものです。

お金で解決できるなら、供養をしないという選択をされる方が

多くなっているのも現代事情なのでしょうか。




  

Posted by フューネ三浦 at 11:05 │終活の教科書

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2017年09月02日

定年

公務員・企業などは、ほとんど「定年」を定めがあり、多くは65歳での

定年退職を求められているのが現状です。

また企業によっては役職定年というものがあり、優秀な人でも定年

に達すると役を降り、新しい働き方も求められるのです。

一般的に40歳くらいから気力・体力というものは衰え出すといわれて

いますが、統計上、人生90年といわれる現代において、65歳の定年も

まだまだ早すぎますし、40歳で衰えている場合ではないのです。

しかしながら、若い方みれば、衰えは確実に見抜かれますし、

衰えが顕著なのに、以前のような比較的横柄な態度で接するならば

確実に嫌われるものです。




私の著書「感動葬儀。心得箇条」の中でふれさせて

頂きましたが、人生は定年を迎えてから新たな人生を得られること。

「人生を二度生きる」

ことの推奨をさせて頂きましたが、今の時代人生を三度生きるくらいの

心持ちでないと、人生90年時代に充実した一生を貫くことはできないの

ではないでしょうか。




長く生きられるということは本来はありがたいものです。

様々な体験や感動や喜びが待っているからです。

反面、楽しくないこと。嫌なこと。辛いことに遭遇することもある

わけでそのバランスが老齢とともに楽しいことよりも辛いことの

ほうが多くなってしまうような生き方ではいけないのです。




人生を楽しくするには仕事に限らず何事も「定年」を定めて生きていく

ことが良いのです。小学生の定年は12歳ですし、中学生の定年は15歳

20歳や30歳で小学校に通っても面白いことはないですし、仮に通った

としても自分が良くても周りは嫌な訳です。

自分自身が自ら定年を定めることで、目標ができますし、メリハリも

つくはずです。

人生をいかに楽しく生きていくのか。

後悔をしない人生にやはり定年は必要なのです。







  

Posted by フューネ三浦 at 08:12 │日々いろいろ終活の教科書

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2017年08月19日

家の売却

現代の日本において、社会問題になっている一つに「空き家」問題

があります。人口減少による過疎化での空き家という問題のある

のですが、一世代で一つの家という核家族化が当たり前の現代では

親の世代がお亡くなりになれば、親の家が空いてしまうということが

頻繁におきます。加えて老人ホームなどの入所で、実質的に空き家

な家も多数存在するのです。




近年、葬儀後に家の売却をしたいので、不動産さんを紹介して

欲しいというお客様のご要望を頻繁に頂くことが多くなりました。

政府が進める空き家対策も影響しているのでしょうが、現実的に

相続税を支払う為に早めに家を現金化したいというニーズも

存在するのです。

家の売却も本来は生前に対策をしておくことがベストだと言えます。





  

Posted by フューネ三浦 at 08:30 │終活の教科書

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2017年08月15日

お盆の時期に考える

今年のお盆は例年になく、テレビ・雑誌・新聞などで終活の特集を

頻繁に目にすることができました。

この時期に自身の最期を考えることが「文化」として定着して

いくならば、葬儀という仕事をしている私にとってとても良いことだと

思ってします。




しかしながら、実際に目にする記事はお寺様の檀家離れに対する

苦境やお墓の閉じてします「墓じまい」の話や、葬儀を簡略化して

費用を抑えることを推奨するような供養業界にとってはネガティブな

記事が多く目につくのです。

現代の世情を報道していると言われればそれまでかもしれませんが、

まだまだ、多くの日本人にとってしっかりと供養をしたいと考えて

いらっしゃる方がほとんどである現状では、実態とかけ離れている

内容が多いのが気になるのです。




以前のブログ記事で何度も書かせて頂いていますが、

どんな時代がきても供養の方法が変わってもご先祖さまを大切にする

心が変わらないはずです。

普段の日常生活の中でなかなかお墓参りやお仏壇の前で手を合わせる

時間が無い方々が、お盆のこの時期にお参りをする方が昔より増えて

います。おそらく「お盆」という日本人の国民行事は今後ますます、

活発になっていくのではないかよ予測をしています。



ある住職さんのお話。

「昔よりお盆の時期にお寺にお参りにいらっしゃる人は増えてますよ」

おそらく、どんなに時代が進化しても、初詣の行事が無くなるどころか

活発になっているように、お盆はご先祖様の「供養」の時間という

メリハリが出来ていくはずです。

  

Posted by フューネ三浦 at 09:01 │終活の教科書

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2017年08月13日

葬儀後に故人のお金を銀行からおろすこと

ご承知の方も多いはずですが、基本的に人が亡くなると銀行の口座は

凍結され、自由に預金が引き出せなくなります。

フューネのお客様にアドバイスしているのは当面の資金として必要で

あれば、少しずつ預金を下ろしておくべきということですが、実際は

人の亡くなるのはどんな時も突然であり、実際にお亡くなりになって

すぐにATMに走っていかれるお客様もいらっしゃいます。

厳密には金融機関も亡くなったことを知った時からしか故人の

口座は凍結されませんから、お亡くなりになられてから、口座が

凍結されるまでの期間は法律的には非常にグレーなゾーンです。

実際に亡くなってから慌てて口座から預金を引き出しても相続の観点

から言えば、遡って追跡をさせるので何も意味はないのです。




葬儀後に故人のお金を銀行からおろすには相続人全員が同意した

遺産分割協議書が必要ですが、葬儀代等の支払いなどで急ぎで必要な

経費については証明書があれば、先に預金の一部を引き出すことは

大抵の金融機関が応じてくれます。

各金融機関によって対応は少しずつ違うので、まずは必要な書類を

相談してみることがとても大切です。



昨今は個人の財産をしっかりと保護するという風潮が強く

なっています。例え親・兄弟の財産であっても自由に

引き出すことが難しくなっているのが現状であり、

まして相続が絡むお金の流れには非常に慎重になって

います。

出来ることならば、「終活」のなかで早めの対策を心がける

ことをお勧めします。
  

Posted by フューネ三浦 at 20:24 │終活の教科書

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2017年06月09日

お仏壇の処分

近年、お墓がいらなくなり、「墓とじ」「墓じまい」と呼ばれている

ようなお墓の処分のご依頼が多くあります。

永代供養墓や樹木葬・散骨などの様々な供養の仕方が多様化する

中、従来のお墓を守ることが重荷になることが多々あるのです。





お仏壇も昔からあるお仏壇が家庭の事情などでいらなくなることが

往々にしてあります。

家の建て替えや引っ越しの時にお仏壇の買い替えということが

よくあるのですが、最近は一人暮らしになった独居老人が、

お仏壇を管理していくことが難しいケースも増えています。

さらに、老人ホームに入所してしまうようなことになれば、家にある

従来のお仏壇を施設に持っていくことはほとんど不可能なので、

お仏壇が不要になってしまうといったことにもなるのです。

結果的に処分することになっていくのですが、

どんなにコンパクトでも心の拠り所になる仏壇はやっぱり必要だと

思います。

なぜならば、お仏壇をご購入されるお客様は皆さまが笑顔だから

です。




  

Posted by フューネ三浦 at 08:36 │終活の教科書

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2017年04月20日

成年後見

人生の終わりを見つめる「終活」の活動の中で、「死」に対する様々な

備えを提唱してきましたが、近年は「死」に対する備えよりも前に、

「認知症」になったらどうしようというリスクを終活の専門家も盛んに

語るようになってきました。

法的には成年後見制度(せいねんこうけんせいど)があり、

民法に基づく法定後見と、任意後見契約に関する法律に基づく任意後見

は大きく2種類の方法があります。法定後見は家庭裁判所が指定をした

弁護士や司法書士が後見人となり、その人の財産等を守る役目が

あります。

これに対して任意後見制度は任意後見制度に基づき、一定の条件を

満たせば誰でも後見人になれる制度です。

法定後見の場合は実の息子や娘であっても、勝手に親の財産を処分

できなくなることになり、財産を守られることは良いのですが、

不便さを感じずにはいられない制度です。




2025年には認知症になる方が700万人を超えるとの予測を

厚生労働省が出しています。5人に1人が認知症を患う計算です。

これだけの人が認知症になり、正常な判断ができなくなることで、

備えをしておくことは非常に大切なことですが、ご年配の方は

結構聞き飽きている感があるのです。

所々で開催されるセミナーでも成年後見のお話が多いのですが、

本質は自分はボケないという根拠のない自信と死と同等に

自分にとって都合の悪いことは先送りしたいという心理が働くのです。

そして、一番の本質は制度そのものが難しいと感じる高齢者の方

が多いのも事実。いくら有効な制度でも利用がなければ意味が

ありません。




超高齢者社会の現代では老いも若きも他人事としないこと。

自分の周りにリスクはたくさんあります。

死に対する備え同様に、認知症対策も大切なことなのです。



  

Posted by フューネ三浦 at 08:55 │終活の教科書

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2017年01月26日

終活に前向き

平成29年1月12日付け
毎日新聞記事に以下の記事が掲載されていました。

シニアの73.6%が人生の最期に向けて準備する「終活」に前向き--。インターネット調査会社「マクロミル」(東京)が60~70代を対象に実施したアンケートでこんな結果が出た。終活に前向きな理由は「家族に迷惑を掛けたくない」が70.7%を占め、担当者は「実際に死に直面していない場合でも、お金の準備を考えるなど、終活への関心が急速に高まっている」と分析している。


 調査は2016年11月、60~79歳の男女1000人を対象にネットで実施した。

終活を「すでにしている」は8.9%、「近いうちに始める予定」が8.5%、「時期が来ればしたい」が56.2%で計73.6%が前向き。「するつもりはない」の26.4%を大きく上回った。

 「終活」という言葉を「知っている」は79.5%で、「聞いたことはあるが意味はよく分からない」が13.5%、「知らない」が7.0%だった。

 終活に前向きな回答をした人に理由を複数回答で聞くと、最多が「家族への迷惑」で、「寝たきりになった場合に備えて」(40.4%)、「人生の終わり方は自分で決めたい」(31.5%)、「今後の人生をよりよく生きたい」(20.2%)が続いた。

 終活の主な内容は、身の回りのものを片付ける「生前整理」▽葬儀費用などお金の準備▽終末期の医療や介護の希望をまとめる▽相続の準備▽携帯電話やパソコンのデータ整理--などだった。

 人生でやり残していることがあると答えた人は59.5%。内容を自由記述で尋ねたところ、旅行が目立ったほか、「子どもの結婚」や「孫の成長を見届けたい」など子どもや孫に関することも多かった。(共同)


シニア層と言われる60歳以上の方にとって最早、「終活」という

言葉を知らない人はいないという言葉になってきました。

そして、自分自身の終活に前向きな方がほとんどです。

「子や孫に迷惑をかけたくない」


そう思う家族への愛情が終活という活動をブームへの発展させて

きたのです。



自分自身の人生の後始末を自分自身ですることはこれまでの

人生を見直す絶対的に良い機会になっているはずです。

  

Posted by フューネ三浦 at 08:32 │終活の教科書

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2016年11月17日

お骨のゆくえ  2016

フューネでお葬式をご依頼頂くと初動の打ち合わせの時にお骨箱の

大きさの確認をします。

「お骨箱はどの大きさにいたしましょうか?」

という問いでは基本的に即答できる人はほとんどいません。

つまりはどうしてお骨箱の大きさを確認するかという説明が必要

なのです。




元来、お葬式の後にお骨をどのようにしたいかを決めておくことが

大切なのですが、目の前のお葬式のことだけでもいっぱいいっぱいで

あり、お骨をどうしたいのかということの結論に至っている人は

まだまだ少ないのです。

どうするかまだ決めていないのでたくさん収骨しておこうこという方も

いらっっしゃいますが、お骨が必要以上に余ったからといって簡単に

捨てられないものです。

そうかと言って、収骨をする量が少なくて、後からでは絶対に追加する

ことができないものです。




お骨は先祖代々のお墓に入るという選択しか無かった頃から考えると

本当にたくさんの選択肢があります。

選択する上で一番のポイントは誰がどのような方法でいつまで

お骨を守っていくのか?

この設問に答えられない方は実はお骨箱選びが出来ないのです。




お骨のゆくえから考えていかないとお葬式そのものも間違ったプランを

選んでしまう危険性もあるのです。





  

Posted by フューネ三浦 at 09:10 │終活の教科書

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2016年09月03日

大切な人への手紙

「自分にとって大切な人に手紙を書くと死ぬのが怖くなくなる」

そうです。飛行機でトラブルがあり、死との恐怖と戦っている時に

手帳などに遺書に近い手紙を大切な人に残すのはその典型でしょう。

末期のガンに冒された人にとって、大切な人に手紙を書くことで

心が落ち着くならば、積極的に書くべきでしょう。




そのような手紙が自身の死を迎えた後のお葬式の中でしばしば披露を

されます。

いかに大切な人を愛していたか。

自分が先に逝くことの後悔。

様々な想いを託した内容のこと。

多くの弔問者が泣いてしまうこともしばしばです。




エンディングノートを実際に手にとった人がエンディングノートを

書く人の割合はわずか1.6%という衝撃的な低い数字なのは、

エンディングノートを書くことで「死ぬのが怖くなくなる」という

効果が得られにくいのも一つの原因ではないでしょうか。

確かに書くことで自分自身のもしもの時に大切な人に想いを託せる

と思うのですが、手紙とは違うのです。

伝えたいことを形式に拘らずに伝えることが、大切なことであり、

それが安心に繋がるのではないでしょうか。




大切な人に手紙を書くことで安心するのならば、日頃から書いて

いくことを大切にしていきたいものです。






  

Posted by フューネ三浦 at 09:03 │お葬式の知識終活の教科書

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2016年06月29日

あなたが死んだ時のことを考えてみる

終活とはこれまでに何度も述べてきたように、これまでの人生を

振り返り、これからの残りの人生を豊かにしていくことの為に、

行う各種の活動だと定義をしても良いのですが、ストレートに考えて

いけば、「死んだ時のことを考えてみる」ことが

大切です。

いきなり、死んだ時のことを考えろと唐突に言われても、多くの人が

混乱してしまうものでしょうが、「何歳まで自分は生きなければ

ならないのか」と考えれば、抵抗なく考えることができるはずです。

「生きなければならない」

という問いは命の使い方のこと聞いているのであり、即ち、

「使命」に繋がるのです。


人それぞれに使命は違うはずです。

妻より一日でも長く生きたい。借金を綺麗にしたい。

娘の結婚式に立ち会いたい。などなど。。。

人生において最低限、達成したいと思うことが使命であり、

使命を達成した先が「死んだ時」という時であるのです。

もちろん、想定をしたからと言って想定通り生きられる訳では

ありません。

しかしながら、想定をしていたほうが、間違いなくこれからの人生が

豊かになることは間違いないですし、それが大切だから、終活が

存在するのです。



  

Posted by フューネ三浦 at 08:18 │終活の教科書

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2016年03月20日

終活の範囲

「週刊朝日」の記事のタイトルであった「終活」という言葉は

誕生して5年以上の年月が経ちました。

今ではすっかり言葉として定着をして、辞書にも「終活」

という言葉が掲載されています。

そもそも「終活」の定義は

「人生の最期の過ごし方や葬儀の種類など

生前のうちに決めておくこと」

だったのですが、この解釈から派生した関連の分野まで含めると

言葉が生まれた当時よりかなりの広範囲になっています。

それに伴い、様々な分野の方々が「終活の専門家」を名乗り、

活動をしています。

これからもまだまだ、「終活」の範囲は広がっていくでしょう。




昨年、私は「間違いだらけの終活」という本を

発表させて頂きました。

読んでいただければ幸いですが、著書の中で「終活」の範囲が

広がると共に、様々な解釈が生まれ、それが結果的に間違っていると

いうような事例が生まれてきていることを指摘しています。

間違いではなくても、その人にとっては「終活」というカテゴリーに

しばると不適切なものも増えてきています。

範囲が広がっているからこそ、自分自身にとって大切なことが

解りにくくなっていることも事実です。




迷ったら原点に戻る。

「人生の最期の過ごし方や葬儀の種類など生前のうちに

決めておくこと」が終活の定義ならば、是非ここから終活は

スタートして頂きたいのです。






  

Posted by フューネ三浦 at 08:17 │終活の教科書

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