2017年09月06日

お骨の行き先

2017年8月29日に放送されたNHKクローズアップ現代は

「あなたの遺骨はどこへ!?~広がる新たな“処分”~」

という特集でした。

番組の内容をくわしく知りたい方はコチラ↓
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4023/


お骨の処分に困った人たちが駅などのコインロッカーにわざと

捨てていく方がいたり、海に散骨をすることでお骨を処分することの

問題をクローズアップしていました。

また自治体も増え続けるお骨に困ってしまうケースを取り上げて

いました。


フューネでも海洋散骨「海に還りたい」を実施して

いますが、「死んだら海に骨を撒いて欲しい」というような動機では

なく、お骨の処分として散骨を希望される方がいらっしゃることも

事実なのです。



お骨の管理は何も現代に始まった問題ではありません。

江戸時代では実に国民の4割の方が野垂れ死にであり、お墓に

お骨を収めることが難しかったものです。

日本が近代化していくにつれて、庶民にもお墓を建てる余裕が生まれ

各家庭に先祖代々のお墓を持つようになってきました。

根本的にご遺骨は供養をしてくれる人がいてはじめて価値のあるもの

であり、供養をしてくれる人がいなければ処分にとても困る

物質なのです。




生活が豊かになった現代に「お骨の行き先」で困る人が増えているのは

本来おかしいものです。

お金で解決できるなら、供養をしないという選択をされる方が

多くなっているのも現代事情なのでしょうか。




  

Posted by フューネ三浦 at 11:05 │終活の教科書

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2017年09月02日

定年

公務員・企業などは、ほとんど「定年」を定めがあり、多くは65歳での

定年退職を求められているのが現状です。

また企業によっては役職定年というものがあり、優秀な人でも定年

に達すると役を降り、新しい働き方も求められるのです。

一般的に40歳くらいから気力・体力というものは衰え出すといわれて

いますが、統計上、人生90年といわれる現代において、65歳の定年も

まだまだ早すぎますし、40歳で衰えている場合ではないのです。

しかしながら、若い方みれば、衰えは確実に見抜かれますし、

衰えが顕著なのに、以前のような比較的横柄な態度で接するならば

確実に嫌われるものです。




私の著書「感動葬儀。心得箇条」の中でふれさせて

頂きましたが、人生は定年を迎えてから新たな人生を得られること。

「人生を二度生きる」

ことの推奨をさせて頂きましたが、今の時代人生を三度生きるくらいの

心持ちでないと、人生90年時代に充実した一生を貫くことはできないの

ではないでしょうか。




長く生きられるということは本来はありがたいものです。

様々な体験や感動や喜びが待っているからです。

反面、楽しくないこと。嫌なこと。辛いことに遭遇することもある

わけでそのバランスが老齢とともに楽しいことよりも辛いことの

ほうが多くなってしまうような生き方ではいけないのです。




人生を楽しくするには仕事に限らず何事も「定年」を定めて生きていく

ことが良いのです。小学生の定年は12歳ですし、中学生の定年は15歳

20歳や30歳で小学校に通っても面白いことはないですし、仮に通った

としても自分が良くても周りは嫌な訳です。

自分自身が自ら定年を定めることで、目標ができますし、メリハリも

つくはずです。

人生をいかに楽しく生きていくのか。

後悔をしない人生にやはり定年は必要なのです。







  

Posted by フューネ三浦 at 08:12 │日々いろいろ終活の教科書

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2017年08月19日

家の売却

現代の日本において、社会問題になっている一つに「空き家」問題

があります。人口減少による過疎化での空き家という問題のある

のですが、一世代で一つの家という核家族化が当たり前の現代では

親の世代がお亡くなりになれば、親の家が空いてしまうということが

頻繁におきます。加えて老人ホームなどの入所で、実質的に空き家

な家も多数存在するのです。




近年、葬儀後に家の売却をしたいので、不動産さんを紹介して

欲しいというお客様のご要望を頻繁に頂くことが多くなりました。

政府が進める空き家対策も影響しているのでしょうが、現実的に

相続税を支払う為に早めに家を現金化したいというニーズも

存在するのです。

家の売却も本来は生前に対策をしておくことがベストだと言えます。





  

Posted by フューネ三浦 at 08:30 │終活の教科書

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2017年08月15日

お盆の時期に考える

今年のお盆は例年になく、テレビ・雑誌・新聞などで終活の特集を

頻繁に目にすることができました。

この時期に自身の最期を考えることが「文化」として定着して

いくならば、葬儀という仕事をしている私にとってとても良いことだと

思ってします。




しかしながら、実際に目にする記事はお寺様の檀家離れに対する

苦境やお墓の閉じてします「墓じまい」の話や、葬儀を簡略化して

費用を抑えることを推奨するような供養業界にとってはネガティブな

記事が多く目につくのです。

現代の世情を報道していると言われればそれまでかもしれませんが、

まだまだ、多くの日本人にとってしっかりと供養をしたいと考えて

いらっしゃる方がほとんどである現状では、実態とかけ離れている

内容が多いのが気になるのです。




以前のブログ記事で何度も書かせて頂いていますが、

どんな時代がきても供養の方法が変わってもご先祖さまを大切にする

心が変わらないはずです。

普段の日常生活の中でなかなかお墓参りやお仏壇の前で手を合わせる

時間が無い方々が、お盆のこの時期にお参りをする方が昔より増えて

います。おそらく「お盆」という日本人の国民行事は今後ますます、

活発になっていくのではないかよ予測をしています。



ある住職さんのお話。

「昔よりお盆の時期にお寺にお参りにいらっしゃる人は増えてますよ」

おそらく、どんなに時代が進化しても、初詣の行事が無くなるどころか

活発になっているように、お盆はご先祖様の「供養」の時間という

メリハリが出来ていくはずです。

  

Posted by フューネ三浦 at 09:01 │終活の教科書

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2017年08月13日

葬儀後に故人のお金を銀行からおろすこと

ご承知の方も多いはずですが、基本的に人が亡くなると銀行の口座は

凍結され、自由に預金が引き出せなくなります。

フューネのお客様にアドバイスしているのは当面の資金として必要で

あれば、少しずつ預金を下ろしておくべきということですが、実際は

人の亡くなるのはどんな時も突然であり、実際にお亡くなりになって

すぐにATMに走っていかれるお客様もいらっしゃいます。

厳密には金融機関も亡くなったことを知った時からしか故人の

口座は凍結されませんから、お亡くなりになられてから、口座が

凍結されるまでの期間は法律的には非常にグレーなゾーンです。

実際に亡くなってから慌てて口座から預金を引き出しても相続の観点

から言えば、遡って追跡をさせるので何も意味はないのです。




葬儀後に故人のお金を銀行からおろすには相続人全員が同意した

遺産分割協議書が必要ですが、葬儀代等の支払いなどで急ぎで必要な

経費については証明書があれば、先に預金の一部を引き出すことは

大抵の金融機関が応じてくれます。

各金融機関によって対応は少しずつ違うので、まずは必要な書類を

相談してみることがとても大切です。



昨今は個人の財産をしっかりと保護するという風潮が強く

なっています。例え親・兄弟の財産であっても自由に

引き出すことが難しくなっているのが現状であり、

まして相続が絡むお金の流れには非常に慎重になって

います。

出来ることならば、「終活」のなかで早めの対策を心がける

ことをお勧めします。
  

Posted by フューネ三浦 at 20:24 │終活の教科書

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2017年06月09日

お仏壇の処分

近年、お墓がいらなくなり、「墓とじ」「墓じまい」と呼ばれている

ようなお墓の処分のご依頼が多くあります。

永代供養墓や樹木葬・散骨などの様々な供養の仕方が多様化する

中、従来のお墓を守ることが重荷になることが多々あるのです。





お仏壇も昔からあるお仏壇が家庭の事情などでいらなくなることが

往々にしてあります。

家の建て替えや引っ越しの時にお仏壇の買い替えということが

よくあるのですが、最近は一人暮らしになった独居老人が、

お仏壇を管理していくことが難しいケースも増えています。

さらに、老人ホームに入所してしまうようなことになれば、家にある

従来のお仏壇を施設に持っていくことはほとんど不可能なので、

お仏壇が不要になってしまうといったことにもなるのです。

結果的に処分することになっていくのですが、

どんなにコンパクトでも心の拠り所になる仏壇はやっぱり必要だと

思います。

なぜならば、お仏壇をご購入されるお客様は皆さまが笑顔だから

です。




  

Posted by フューネ三浦 at 08:36 │終活の教科書

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2017年04月20日

成年後見

人生の終わりを見つめる「終活」の活動の中で、「死」に対する様々な

備えを提唱してきましたが、近年は「死」に対する備えよりも前に、

「認知症」になったらどうしようというリスクを終活の専門家も盛んに

語るようになってきました。

法的には成年後見制度(せいねんこうけんせいど)があり、

民法に基づく法定後見と、任意後見契約に関する法律に基づく任意後見

は大きく2種類の方法があります。法定後見は家庭裁判所が指定をした

弁護士や司法書士が後見人となり、その人の財産等を守る役目が

あります。

これに対して任意後見制度は任意後見制度に基づき、一定の条件を

満たせば誰でも後見人になれる制度です。

法定後見の場合は実の息子や娘であっても、勝手に親の財産を処分

できなくなることになり、財産を守られることは良いのですが、

不便さを感じずにはいられない制度です。




2025年には認知症になる方が700万人を超えるとの予測を

厚生労働省が出しています。5人に1人が認知症を患う計算です。

これだけの人が認知症になり、正常な判断ができなくなることで、

備えをしておくことは非常に大切なことですが、ご年配の方は

結構聞き飽きている感があるのです。

所々で開催されるセミナーでも成年後見のお話が多いのですが、

本質は自分はボケないという根拠のない自信と死と同等に

自分にとって都合の悪いことは先送りしたいという心理が働くのです。

そして、一番の本質は制度そのものが難しいと感じる高齢者の方

が多いのも事実。いくら有効な制度でも利用がなければ意味が

ありません。




超高齢者社会の現代では老いも若きも他人事としないこと。

自分の周りにリスクはたくさんあります。

死に対する備え同様に、認知症対策も大切なことなのです。



  

Posted by フューネ三浦 at 08:55 │終活の教科書

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2017年01月26日

終活に前向き

平成29年1月12日付け
毎日新聞記事に以下の記事が掲載されていました。

シニアの73.6%が人生の最期に向けて準備する「終活」に前向き--。インターネット調査会社「マクロミル」(東京)が60~70代を対象に実施したアンケートでこんな結果が出た。終活に前向きな理由は「家族に迷惑を掛けたくない」が70.7%を占め、担当者は「実際に死に直面していない場合でも、お金の準備を考えるなど、終活への関心が急速に高まっている」と分析している。


 調査は2016年11月、60~79歳の男女1000人を対象にネットで実施した。

終活を「すでにしている」は8.9%、「近いうちに始める予定」が8.5%、「時期が来ればしたい」が56.2%で計73.6%が前向き。「するつもりはない」の26.4%を大きく上回った。

 「終活」という言葉を「知っている」は79.5%で、「聞いたことはあるが意味はよく分からない」が13.5%、「知らない」が7.0%だった。

 終活に前向きな回答をした人に理由を複数回答で聞くと、最多が「家族への迷惑」で、「寝たきりになった場合に備えて」(40.4%)、「人生の終わり方は自分で決めたい」(31.5%)、「今後の人生をよりよく生きたい」(20.2%)が続いた。

 終活の主な内容は、身の回りのものを片付ける「生前整理」▽葬儀費用などお金の準備▽終末期の医療や介護の希望をまとめる▽相続の準備▽携帯電話やパソコンのデータ整理--などだった。

 人生でやり残していることがあると答えた人は59.5%。内容を自由記述で尋ねたところ、旅行が目立ったほか、「子どもの結婚」や「孫の成長を見届けたい」など子どもや孫に関することも多かった。(共同)


シニア層と言われる60歳以上の方にとって最早、「終活」という

言葉を知らない人はいないという言葉になってきました。

そして、自分自身の終活に前向きな方がほとんどです。

「子や孫に迷惑をかけたくない」


そう思う家族への愛情が終活という活動をブームへの発展させて

きたのです。



自分自身の人生の後始末を自分自身ですることはこれまでの

人生を見直す絶対的に良い機会になっているはずです。

  

Posted by フューネ三浦 at 08:32 │終活の教科書

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2016年11月17日

お骨のゆくえ  2016

フューネでお葬式をご依頼頂くと初動の打ち合わせの時にお骨箱の

大きさの確認をします。

「お骨箱はどの大きさにいたしましょうか?」

という問いでは基本的に即答できる人はほとんどいません。

つまりはどうしてお骨箱の大きさを確認するかという説明が必要

なのです。




元来、お葬式の後にお骨をどのようにしたいかを決めておくことが

大切なのですが、目の前のお葬式のことだけでもいっぱいいっぱいで

あり、お骨をどうしたいのかということの結論に至っている人は

まだまだ少ないのです。

どうするかまだ決めていないのでたくさん収骨しておこうこという方も

いらっっしゃいますが、お骨が必要以上に余ったからといって簡単に

捨てられないものです。

そうかと言って、収骨をする量が少なくて、後からでは絶対に追加する

ことができないものです。




お骨は先祖代々のお墓に入るという選択しか無かった頃から考えると

本当にたくさんの選択肢があります。

選択する上で一番のポイントは誰がどのような方法でいつまで

お骨を守っていくのか?

この設問に答えられない方は実はお骨箱選びが出来ないのです。




お骨のゆくえから考えていかないとお葬式そのものも間違ったプランを

選んでしまう危険性もあるのです。





  

Posted by フューネ三浦 at 09:10 │終活の教科書

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2016年09月03日

大切な人への手紙

「自分にとって大切な人に手紙を書くと死ぬのが怖くなくなる」

そうです。飛行機でトラブルがあり、死との恐怖と戦っている時に

手帳などに遺書に近い手紙を大切な人に残すのはその典型でしょう。

末期のガンに冒された人にとって、大切な人に手紙を書くことで

心が落ち着くならば、積極的に書くべきでしょう。




そのような手紙が自身の死を迎えた後のお葬式の中でしばしば披露を

されます。

いかに大切な人を愛していたか。

自分が先に逝くことの後悔。

様々な想いを託した内容のこと。

多くの弔問者が泣いてしまうこともしばしばです。




エンディングノートを実際に手にとった人がエンディングノートを

書く人の割合はわずか1.6%という衝撃的な低い数字なのは、

エンディングノートを書くことで「死ぬのが怖くなくなる」という

効果が得られにくいのも一つの原因ではないでしょうか。

確かに書くことで自分自身のもしもの時に大切な人に想いを託せる

と思うのですが、手紙とは違うのです。

伝えたいことを形式に拘らずに伝えることが、大切なことであり、

それが安心に繋がるのではないでしょうか。




大切な人に手紙を書くことで安心するのならば、日頃から書いて

いくことを大切にしていきたいものです。






  

Posted by フューネ三浦 at 09:03 │お葬式の知識終活の教科書

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2016年06月29日

あなたが死んだ時のことを考えてみる

終活とはこれまでに何度も述べてきたように、これまでの人生を

振り返り、これからの残りの人生を豊かにしていくことの為に、

行う各種の活動だと定義をしても良いのですが、ストレートに考えて

いけば、「死んだ時のことを考えてみる」ことが

大切です。

いきなり、死んだ時のことを考えろと唐突に言われても、多くの人が

混乱してしまうものでしょうが、「何歳まで自分は生きなければ

ならないのか」と考えれば、抵抗なく考えることができるはずです。

「生きなければならない」

という問いは命の使い方のこと聞いているのであり、即ち、

「使命」に繋がるのです。


人それぞれに使命は違うはずです。

妻より一日でも長く生きたい。借金を綺麗にしたい。

娘の結婚式に立ち会いたい。などなど。。。

人生において最低限、達成したいと思うことが使命であり、

使命を達成した先が「死んだ時」という時であるのです。

もちろん、想定をしたからと言って想定通り生きられる訳では

ありません。

しかしながら、想定をしていたほうが、間違いなくこれからの人生が

豊かになることは間違いないですし、それが大切だから、終活が

存在するのです。



  

Posted by フューネ三浦 at 08:18 │終活の教科書

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2016年03月20日

終活の範囲

「週刊朝日」の記事のタイトルであった「終活」という言葉は

誕生して5年以上の年月が経ちました。

今ではすっかり言葉として定着をして、辞書にも「終活」

という言葉が掲載されています。

そもそも「終活」の定義は

「人生の最期の過ごし方や葬儀の種類など

生前のうちに決めておくこと」

だったのですが、この解釈から派生した関連の分野まで含めると

言葉が生まれた当時よりかなりの広範囲になっています。

それに伴い、様々な分野の方々が「終活の専門家」を名乗り、

活動をしています。

これからもまだまだ、「終活」の範囲は広がっていくでしょう。




昨年、私は「間違いだらけの終活」という本を

発表させて頂きました。

読んでいただければ幸いですが、著書の中で「終活」の範囲が

広がると共に、様々な解釈が生まれ、それが結果的に間違っていると

いうような事例が生まれてきていることを指摘しています。

間違いではなくても、その人にとっては「終活」というカテゴリーに

しばると不適切なものも増えてきています。

範囲が広がっているからこそ、自分自身にとって大切なことが

解りにくくなっていることも事実です。




迷ったら原点に戻る。

「人生の最期の過ごし方や葬儀の種類など生前のうちに

決めておくこと」が終活の定義ならば、是非ここから終活は

スタートして頂きたいのです。






  

Posted by フューネ三浦 at 08:17 │終活の教科書

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2016年01月15日

一般社団法人日本HappyEnding協会




わたしが理事に就任した

一般社団法人日本HappyEnding協会

が活動をスタートしました。

日本初「HappyEndinngカード」の普及を

目的にしています。

くわしくはコチラ→http://happyending.jp/


この協会が目指すハッピーエンディングを迎える為の10こと
以下の通り

1. 人生の整理整頓をしよう。
2. もっと自分を知ろう。
3. 最期の時を想像してみよう。
4. 一緒にいて幸せになれる人をみつけよう。
5. 信頼できる病院、先生をみつけよう。
6. 葬式や墓について考えよう。
7. 誰に何を遺せるか考えよう。
8. 最期の願いを実現してくれる人を見つけよう。
9. 今この時を、もっと楽しもう。
10. ありがとうを言おう。



終活という活動がブームを迎えている中で、活動が広がってくれば

くるほど、活動する皆様の勘違いや終活関連業者の利益を優先した

「間違いだらけの終活」が行われているのが現状です。

何が間違いなのかは私の著書「間違いだらけの終活」

是非ご確認ください。


「自分の死を見つめることは残りの人生を豊かにすること」

これが私の考える終活の定義であり、この協会の活動を通じて

日本中で正しい終活が行われることのサポートが出来れば幸いです。

是非とも皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。






  

Posted by フューネ三浦 at 08:15 │日々いろいろ終活の教科書

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2016年01月07日

介護をするために。

昭和50年代の未来の予測では2015年頃には日本で年間150万人

もの人が亡くなると予測されているのですが、実際は130万人弱

です。予測よりも約20万人も少ない理由は明快で、亡くなると

思っていた人々が長生きをしているから。

予測よりも寿命は延びているのです。

現代でも2040年頃に170万人の人が亡くなるという予測データが

厚生労働省から発表されているのですが、実際には長生きの方が

増えて170万人に達しないかもしれません。




長寿そのものはめでたいことであり、喜ばしいのですが、裏での問題に

介護があります。親が長生きして、介護をする為に仕事を辞めなければ

ならない人々が年々増えてきており、2020年・2030年と今後も増加の

一途となりそうです。しかも若者の労働者人口の減る2030年に、

介護で仕事を辞めなければならない人がピークになり、

労働者不足が社会問題の一番手になり、それを解決しなければ

国が滅びるという大変厳しい予測もあるのです。




近年、社員の確保が年々難しくなってきていると感じています。

景況感が好調であるのに、若者の人口が減っていることは特に新卒の

採用を難しくしています。では中高年の人を採用すればというと介護を

しながら働かなければならないような方々が本当に多くいるのです。

フューネでも介護をしながら働いてくれている社員さんがいます。

さらに、親の介護をする為に泣く泣く仕事を辞められた

元社員もいます。

企業経営者としては優秀な社員が介護の為に働けなくなるのは

本当に辛いことです。ならば、やはり、企業や社会のあと押しが必要な

時だと思うのです。




葬儀の現場で長年の介護疲れからか悲しいのにどこか晴れやかな

お顔をされている多くのお客様に遭遇します。

死が介護苦の解放になることは現実ですが、事実にしたくない

なんともストレスの溜まる問題点なのです。












  

Posted by フューネ三浦 at 09:25 │終活の教科書

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2015年12月29日

自筆証書遺言の簡略化

12月27日中日新聞朝刊の一面に

「自筆遺言の簡略化検討 押印必須、厳格な書式から」

という記事が大きく掲載されていました。

記事の内容は以下の通り

自筆遺言の簡略化検討 押印必須、厳格な書式から

 生前に自分一人で作成できる「自筆証書遺言」の書式について、法務省が見直しに向けた検討を始めた。民法が定める書式はあまりにも厳格との指摘があり、緩和を求める声が出ていた。現在、法制審議会(法相の諮問機関)が議論を進めており、法務省は二〇一六年度内にも見直し策を取りまとめたい考えだ。

◆終活ブーム受け

生前に身の回りを整理する「終活」がブームとなる中、財産の分配方法を記す遺言を利用しやすくするのが狙い。だが、簡略化すれば不正をしやすくなるというマイナス面もあり、慎重な検討が必要となりそうだ。

民法は自筆証書遺言の書式を「全文、日付、氏名を本人が書き、これに押印が必要」と規定。内容に変更がある場合は「本人が場所を示し、変更した旨を付記して署名し、変更箇所に押印が必要」としている。

作成者が思いを込めても要件を満たさず無効となることがあり「日付や氏名のほかに押印までは必要ないのでは」と実務家から見直しを求める声も出ていた。

 最高裁も十一月、赤のボールペンで用紙の左上から右下に線が書かれた遺言を無効とした判決で「斜線を引く行為は、効力を失わせる意思の表れだ」と、作成者の思いを重んじる判断を示した。

法制審議の部会では「偽造や作成者の意思に反した内容の改ざんを防ぐには、見直しは限定的にしたほうがいい」との意見も出ており、今後一年以上かけて議論を続ける見通し。

最高裁の司法統計によると、自筆証書遺言の内容を家庭裁判所で確認する「検認」手続きの申立件数は、〇五年は約一万二千三百件だったが、昨年は約一万六千八百件に増加した。


 <遺言> 民法が書式や訂正方法を規定、内容は法定相続よりも優先される。代表的なのは自筆証書遺言と公正証書遺言の2種類。自筆証書は1人で作成できるが書式が厳格で、死亡後は家庭裁判所での「検認」手続きが必要。公正証書は、法律専門家の公証人が遺言をする人から内容を聞いて作成、原本を公証役場で保管する。公正証書の作成件数は、2005年は約6万9000件だったが、昨年は約10万4000件に増えた。



終活ブームの中で遺言書を書く人が多くなっていることはとても

良いことです。遺言書が無かったばかりに相続で揉めてそれまで

兄弟姉妹の仲が良かったのが、絶縁状態になってしまっている

お客様の事例を見ている私にとってはやはり、自分自身の死後を

元気な間に考えておくことは権利というより義務だと思うのです。

最近ではいわゆる富裕層といわれる方々が遺言や信託という方法で

自分の死後の事務を指図することの啓蒙が浸透したこともあり、

かなりの確率で遺言等を作成されています。

今、問題が起きているのは比較的、財産が多くない人々の相続争い

なのです。相続税が発生しない程度の財産ですが、親族間で骨肉の

争いをする・・・

1000万の現金をどう配分するのかで争ってしまうのです。

これを防ぐ手立てとしての遺言書は効用は絶大です。

しかし、自筆で書いた遺言というのはフューネの提携弁護士に確認する

と8割くらいが無効という判定を受けているということです。

記事にある通り、法律で定められた書式をたった一箇所でも逸脱すると

無効という判定になりますし、筆跡鑑定をするケースが大半だとか。

本当に自筆証書遺言を現実的に成立させるのは至難の業なのです。

もちろん、法律的に無効とされても、故人の遺志を尊重して相続人が

遺言に従って相続をすれば何も問題は起きないのですが、そもそも

問題が起きそうだから遺言を生前に作成しているのであって、現実には

円満解決になるケースは少数なのです。




自筆証書の法律的な要件が緩和されて、これまで無効とされた遺言が

少しでも有効になることが希望であるのですが、やはり、現実的な

効力を考えると公正証書遺言が一番の死後の近道なのです。



  

Posted by フューネ三浦 at 08:21 │終活の教科書

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2015年12月27日

バケットリスト

バケットリストというものをご存じですか。

直訳的に捉えると「棺桶リスト」ということになります。

自分が死ぬときにお棺に入れてあの世の持っていきたい

リストということなのですが、転じて

「死ぬまでにしたい事リスト」

なのです。



「終活」という自分自身の人生の終わりを見つめる活動の中で、

バケットリストを作成することが終活だと言い切っても間違いでは

ありません。バケットリストを作成し、残りの人生を有意義な時間に

することこそ、終活の醍醐味であるし、意味のあるものです。



では、バケットリストをどうやって作るかという手順ですが

以下の通りです。

①やりたいことを書き出してみる。
②カテゴリー別に分類し、整理する
③優先順位・実現可能な順序に並べる
④自分のスケジュールに落として実行する


是非、作ってみて、そして必ず実行してみてください。



お棺の中に持って行くということはあの世まで持って行くことです。

あの世には形ある「モノ」は絶対に持っていけませんが、形の無い

「思い出」は持って行けるのです。







  

Posted by フューネ三浦 at 09:06 │終活の教科書

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2015年10月21日

長生きの先に

最新、2014年の日本人の平均寿命は男性は80.50歳

(13年80.21歳)、女性は86.83歳

(同86.61歳)でいずれも過去最高を更新しました。

女性の平均寿命は3年連続世界一であり、これからも平均寿命

は延びていくと推測されています。

平均寿命が延びるということは長生きを出来るということであり、

この世にいられる時間が増えることは本来多くの方にとってうれしい

ものです。

しかしながら、多くの方が口にしているのは長生き出来ることの

うれしさよりも「不安」が募る気持ちです。

まずは長生きするが上で一番心配するのは金銭のことでは

ないでしょうか。およそ、65歳で定年を迎え、平均寿命まで生きた

としてまあ平均的な日本人の暮らしをしていく仮定するとおよそ

6000万円必要と言われています。夫婦2人で単純に倍とは

言いませんが1億円はかかると見ていいでしょう。

当然のことながら、年金の受給だけでは賄える金額ではなく、定年時の

退職金を含めてもこれだけの用意が出来ない方がほとんどです。

結局のところ、65歳を過ぎても働くことが要求されるのが実態なのに、

働ける場所が限定される。そしてそれはあくまで健康であるという

想定での議論です。不安になるということは当たり前の話でしょう。




備えとしての保険が今、売上を伸ばしています。65歳を超えても

加入できる葬儀代を賄う少額短期保険や現役の時に年金のように

老後に受け取れる年金保険などなど・・・

フューネのお客様にご提案すること、多くのお客様が興味を持って

話を聞いて頂けます。

さらに資産があるからと言って保険は関係ないかというとそうでは

なく、今後も増えていくであろう自分の死後の相続税の支払い

の為に生命保険に加入されるお客様も増えています。




人間が長生きすることで発生するこれまではあまり考えなかった

金銭的なリスクは残念ながら、平均寿命が延びていく限り、

今後もますます増え続けることでしょう。

自分の死に対して全く資産を持たず生活保護の恩恵で淋しい

お葬式をされるお客様はただただ右肩上がりの現状を直面してして

いることを葬儀の現場で見ている私から言えば、若いからと言って

老後のことは関係ないという考えは全くの間違いであると強く

ここに断言しておきます。



お客様の「不安」を取り除くことが今、葬儀社の役割であると自覚

しています。豊かな人生を歩んで頂く為にも自分自身の

エンディングプランを早く考えて欲しいのです。


  

Posted by フューネ三浦 at 08:54 │お葬式の知識終活の教科書

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2015年09月09日

永代供養

お客様の動向として新たにお墓を建立することを希望されるお客様は

年々減少しており、墓じまいといわれるお墓の整理を私たちに

依頼をされるお客様は年々増えてきているのです。

そして、今一番多くのお客様から問い合わせがあるのが

「永代供養」なのです。

ここで永代供養の定義を確認してみますと永代供養墓とはお墓参り

できない人に代わって、あるいはお墓参りしてくれる人がいなくても、

代わりにお寺が責任持って永代にわたって供養と管理をしてもらえる

お墓のことです。

しかしながらお墓としてはここに多くの人が勘違いをしている落とし穴

が存在するのです。永代という意味は永遠という意味があり、多くの

方は永代供養墓が永遠に守られるという解釈をしていますが、現実的

に多いのは33回忌までといった期日が定められており、期日は無限では

なく有限になっているのです。これは永代供養墓を申込みをする時に

必ず契約書に明記されていることなので、是非確認しておいて欲しい

ことなのですが、33回忌以降はどうなるのかというとこれも墓地の

管理者によってすべて違います。一般的に多いのが他の人と一緒の

墓に移動されます。いわゆる納骨室(棚)や合祀(ごうし)墓などが

移動先のお墓なのです。




間違いなく、お墓の管理を子や孫の世代に負担をかけさせたくない

という考え方の方が増えており、お墓の管理が不要の永代供養を

希望されるお客様が増えていますが、果たして子や孫はお墓の管理を

本当に嫌がっているのでしょうか。

フューネのお客様の中でも親が子に相談をせずに従来のお墓を閉じて

しまい永代供養墓にしたところ、

「なんでお墓を無くしちゃったの」

ということで大ゲンカになったケースもあるのです。

私たちが一番怖いのはこのような家族間でコニュミケーションが取れて

いないケースです。

お互いがお互いの為を想ってしたことが裏目に・・・

こんなことにならないように供養のこともよくご家族で相談される

ことをお勧めします。






  

Posted by フューネ三浦 at 08:54 │お葬式の知識終活の教科書

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2015年07月23日

供養の期間

「あなたの最後の親孝行
一緒に考えてみませんか。」


これはフューネのテレビCMのナレーションですが、お葬式は

最後の親孝行であることの啓蒙活動は今後も続けていきます。

本来親孝行は親が生きている間にしなくてはならないものなのですが、

親が亡くなって初めて後悔する方がほとんどなのです。

その為、葬儀が終わり、お棺の蓋を開けて最後のお別れをする時には

大抵の場合、「懺悔」「感謝」の言葉に埋め尽くされます。

子にとって親の存在は当たり前であり、失って初めてその大切さに

気づくものです。幸い私の両親はまだ健在ですので、私自身も

本当の意味で親の有難さを理解していないものだと思うのです。

生前に親孝行が出来なかった後悔はお葬式をすることで、後悔と

いう気持ちを薄れさせることができます。

そして、本当の意味での親孝行は死後の供養をするということ

なのかもしれません。

年忌法要には一周忌・三回忌・七回忌 ・十三回忌 ・十七回忌

・二十三回忌二十五回忌 ・二十七回忌 ・三十三回忌
とあります。

今では3回忌くらいまでしか親戚を呼んで法要をすることをしない家が

増えてきましたが、年忌法要をいつまでやるのかという質問に今でも

一番多い答えが33回忌なのです。もちろん年忌法要は33回忌で

終わりではなくて50回忌・100回忌とあるのですが、なぜ33回忌で

多く方が一定の区切りをつけるのかという疑問が湧いてきます。

諸説あるのですが、33回忌というのは

子が亡くなるタイミングだからです。

実際に親の50回忌を子が施主で行うケースは極めて稀ですし、

100回忌に至っては孫・ひ孫の代でも怪しいものです。

つまり、子は生きている間の期間がおよそ、親の死から33年くらい

であり、親の供養は子は生きている間に行う親孝行なのです。



近年、お葬式に簡素化に伴い年忌法要までもが、簡素化の傾向です。

法要の大小は関係ありませんが、自身の元気な内はお墓参りや

朝晩の仏壇のお参りなど、自分自身のペースで供養することが、

一番の親孝行なのかもしれません。










  

Posted by フューネ三浦 at 08:26 │終活の教科書

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2015年06月25日

目標

目標とは「行動を進めるにあたって、実現・達成をめざす水準」

という定義が辞書に書いてあります。目標を達成するということは

最終的なゴールという意味合いもありますが、大方の場合は

ゴールの向こうにまた新たな目標があるものです。

私が考える目標とは頑張って、頑張って、頑張って

必ず達成できるゴールが目標であって、頑張って、

頑張って、頑張って達成できないのならそれは夢であると

思っています。人は頑張った先に必ず達成できるから目標を

目指して頑張れるのであって目標までの山が険しいければ途中で

嫌になってしまうことも充分にあり得るのです。

ですから、目標は単にそこから外れないように目印とするものでは

なく、達成感が味わうことが出来なければ目標ではないと思うのです。



フューネでは社長以下、全社員が期の初めに

「3つの目標」を策定します。

言わば、内外に向けた公約であり、達成するべきものです。

毎年、この時期に中間の査定と検証を社員、ひとりひとりと面談を

行います。どうしてできなかったのか、また何がそうさせたのかと

いったことを自分自身が理解し修正する後押しを周りがして

あげなければならないものです。




自身の人生においても

「何歳まで生きるのか」

という明確な目標を持っていなければなりません。

目標があるからこそ、生きがいに繋がりますし、目標がなければ

そもそも長生きをしたのかという検証すらできません。

終活のセミナーをしていてビックリするくらい多くの人が何歳まで

いきるのか、また生きたいのかという目標対し、明確に回答が

返ってこないのが現状です。言い換えれば「終活」とは自分が何歳

まで生きるのかという目標を作ることなのかもしれません。