2014年04月21日

財布の値段の200倍が年収!?

私が今、愛用している財布は小学生の頃に使っていた財布を除いて、

生涯の最安値の2980円

しかもボロボロ(笑)

確か中学生の時でも5,000円はする財布を使っていたのですから、

2,980円の財布は安物です。しかし、愛用するだけあって使いやすい

財布です。

ある雑誌の記事に話題になった法則で

「使う財布の値段」の200倍がその人の年収

という目安があるそうです。

年収600万円の人は30,000円相当、年収1000万円の人は

50,000円相当の財布となり、まあこの法則はあながち的外れとは

ならないでしょう。

ただこの法則に従えば、私の年収はわずか596,000円と

なってしまう訳で法則はかなりの的外れでなってしまいます。





財布に限らず、こういった法則はどこかしらあるものです。

葬儀社がお客様を判断する時も喪主様の会社での肩書

住んでいる、乗っているをみることによっていくらの予算の

お葬式が獲得できるという値踏みをする一定のルールは存在するのです。

しかし、それはひと昔までの常識でした。

現在のお葬式の事情では会社の肩書や乗っている車などとお葬式に

かける葬儀費用は正比例はしなくなっています。

なぜ、そうなってしまったかというとお客様が葬儀に対して

世間体を気にしなくなってしまったということです。

つまり、見栄を張らなくなってしまっているのです。

世間体や見栄を張らなくて良いからこそ、家族葬を選択するといった

顧客の購買パターンがいつしか出来あがってしまったのです。

ベンツやBMWなどの高級車が葬儀会館の駐車場に並ぶような家族の

お葬式はフューネの葬儀プランの中では最安値いうケースは昔は

異様な光景でしたが、今ではよくあることになってしまっているのです。

現在はお客様の持つ価値観がそのまま価格の決定権に繋がるのです。





高校生や大学生が高級ブランドの財布を持ちたがるのは「見栄」

の要素が大きいです。場合によっては財布の値段より中のお金の

合計が少ないといったことは見栄からくる笑い話です。

反面、見栄が全く無くなると見栄よりも本来財布の持つ「機能」

などの本質を重視するからこそ、私の財布は2,980円でも

平気なのです。

お葬式も本来の弔いの形である、

「悲しみを共有出来る家族だけで送りましょう」

という本質を重視するお客様が多くなったからこそ、

「家族葬」が増えているのは当然の理なのです。














  

Posted by フューネ三浦 at 09:03 │お葬式の知識日々いろいろ

コメントをする・見る(0)