2013年03月17日

食と文化

これまでに1000本以上の記事を書いてきて、最も登場することの多い

キーワードは「葬儀」ですが、次に多いのが「食」に関することでした。

気がつけば、私はらーめんを食べたという記事から冠婚葬祭における

食の有り方まで本当に幅広い食の分野をブログの記事として

書いているのです。

改めて述べるまでもなく「食」は私達にとって最も身近な存在であり、

生きて行く為には絶対に必要なものです。。

食事とは、基本的には栄養、すなわち人間が生命を維持し活動し

成長をするために必要な栄養素を摂る行為だからです。

しかしながら、単に栄養を取るだけに食は存在していません。

味を楽しむためなど、様々な目的や意味を込めつつ食事をしている

ことは誰もが理解していることと思います。

これが食にまつわる「文化」なのです。

食事の時刻、回数、食事の種類、調理法、食べ方には、

食事をする人の文化や宗教が反映されます

冠婚葬祭での食事の作法はまさに日本の文化そのものであり、

外国においても同様に、食事の作法がその国の文化になるのです。




戦後、戦敗国である日本は戦勝国アメリカのGHQに占領中において

徹底的な国体破壊工作が施されました。

GHQの破壊工作は食文化にまで及んでいたのです。

相手国の文化を破壊するには

一番身近な食文化を壊してしまえばいい

ということで、ハンバーガーに代表されるファーストフードを導入したのです。

学校の給食で米だけでなく、パンが出てくるようになったのも、GHQの

占領政策以降なのです。

本来日本人の生活や身体にあった食べ物とは違う食文化に触れることに

より欧米型の食文化に触れることになりました。

もちろん、欧米型の食文化の良さもありますが、結果的に日本の食文化が

GHQの狙い通り、忘れ去られようとした時期がありました。

ちょっと恐ろしいお話でした。




これからも大切な日本の文化を守る為には

食と文化が密接に関係している

ことを私たちは再認識しなければいけません。









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