2015年02月25日

髪の毛の色

最近、モデルさんや女優さんの髪の色が黒髪な方が増えて来ている

ように感じます。髪の毛の色はファッションの流行とともに絶えず変化

をしているものですから、いつの時代も一緒では無いのですが、時代

の変化とともに価値観は変わってきているものです。

一昔前はいわゆる茶髪にするだけで「ヤンキー」というレッテルを

張られた時代もありましたが、今はある程度の茶髪は容認されて

います。

では、どこまでが黒髪でどこからか茶髪なのか?

容認できるレベルはどこなのか?

という基準があいまいではいけません。

髪の毛の色のレベルスケールというものをご存じですか?



日本ヘアカラー協会(JHCA)が提唱している、このレベルスケール

は多くの美容院が採用していますのでヘアカ ラーの明るさを選択する

時に例えばレベル6なら日本中の美容院でレベル6の色に

染めてくれます。



同時にヘアカラーの明確な基準を望んでいた企業からは大変

歓迎され、多くの企業がヘアカ ラーの明るさの基準として導入を

されています。

参考までに
・日本航空:6レベルまで認可
・ホテルオークラ:7レベルまで認可
・三越:7レベルまで認可
・コジマ:7レベルまで認可
・プランタン銀座:10レベルまで認可


ちなみに多くの日本人の場合、「レベル4」がいわゆる染めてない

状態の黒髪で、「レベル6」が少し、茶色が入った黒髪。

「レベル7」以降はいわゆる茶髪といえる髪の色でしょうか。

髪の毛のレベルスケールは「レベル1」から「レベル20」まであり、

「レベル1」は染めた状態の真っ黒な色、「レベル20」は染めた状態の

真っ白な状態です。


就職活動をされる学生さんの髪の毛の色は「レベル6」までが

一般的です。また銀行系などの固いイメージの企業も「レベル6」まで

としているところが多く、「レベル7」「レベル8」はホテルや

デパートなどの接客業が採用しているケースが多いのです。




お葬式という儀式に携わるフューネでは髪の毛の色は比較的

暗い色のほうが望ましいですが、茶髪の髪の毛が流行って

いた頃に女子社員に限って「レベル8」まで容認しました。

男性は「レベル6」のままです。

フューネの就職試験の際は「レベル9」以上の明るい髪の毛

では合格しませんし、現職の社員も「レベル9」以上の色の

場合は改善を要求します。




「揃える」為には公平な基準が必要ですが、このレベルスケールに

出会った時、漠然としていた基準が明確になり大変感激をしました。

そして公平に社員の髪の毛の色を指導することができるようになり、

揃えることが可能になりました。

髪の毛の色の「モノサシ」はとてもありがたい存在なのです。








  

Posted by フューネ三浦 at 08:33 │フューネ(会社)のこと

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