2015年07月11日

作り手の心意気

意外に知られていないことですが、フューネでは葬儀の祭壇を

自社で制作しています。グループ会社に花一という花屋さんが

あるのですが、主に供物としてお供えをする生花・果物籠などは

花一の担当になりますが、葬儀のメインの飾りとなる祭壇はフューネの

社員が制作をします。一般的に葬儀社は祭壇の部分は花屋さんと

共同制作というところが多く、花だけで創る総生花祭壇に至っては

花屋さん任せというところが多いのです。なぜそのような方式になる

のかというと葬儀社に花を扱うノウハウがないからです。

フューネは花屋出身の葬儀社ですから、そもそも葬儀のノウハウが

確立される以前よりずっと前から花を扱うノウハウがあり、

生花店創業から60年経った今でも脈々と技術の伝承が受け継がれて

きています。

作り手の心意気

作り手の心意気


葬儀社として花を扱う会社も全国的に多数ありますが、多くの場合、

祭壇を設営する生花部が祭壇を施行を司る施行部が葬儀の担当をと

仕事が分離していますが、フューネの最大の特色としては葬儀の

担当者が直接祭壇の制作することにあるのではないでしょうか。

上の写真の両名はフューネを代表する葬儀担当者であり、

厚生労働省認定1級葬祭ディレクターの資格保有者です。

自身の葬儀の担当のお客様を自らの手で祭壇を設営するのです。

自分の担当するお客様の細かいリクエストやお亡くなりになられた

人となりを自身の手で表現できることは花屋さん任せの葬儀社では

絶対に出来ない芸当です。作り手の心意気をストレートに表すことが

可能なのです。




どんなものでもモノをモノとして捉えるのではなく、モノに気持ちを

込めることが大切なおもてなしの要素です。

フューネの祭壇は花屋出身の葬儀社としてのアイデンティと

葬儀の担当者が故人の為に使う花の色はカタチはと真剣に考えた

心のこもった祭壇です。

祭壇はただ大きければ良いということでもありませんし、贅を尽くして

高級な花材を使用すれば良いというものではありません。

茶の世界のように亭主が客人をもてなす時のように、客に合わせて

花を活けるような感覚が必要なのです。しかしながら、プラン内の

画一的な花を提供している葬儀社は残念ながら多いのも事実です。

フューネの祭壇の作り手たちはお客様からの予算は守りつつ、

ひとつひとつ手作りで世界に一つしかない祭壇を作りあげて

いくのです。












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