2011年09月16日

「間違える」お客様

「お葬式をお願いしたのですが。」

表現こそ違えど、お客様からのお葬式のご依頼はほとんどが電話からです。

早速、急いでフューネの営業マンが病院もしくは自宅等に訪問させて

頂くと・・・

「違う葬儀屋さんが来た」

と言われてしまうことが結構多くあるのです。

つまり、お客様が葬儀をご依頼しようと思っていた葬儀社ではなく、

フューネに間違えてご依頼してしまうのです。



こんな時の結論は2つ。

間違えて頼んでしまったフューネにお葬式のご依頼を頂けるか、

「申し訳ない」と言われ、断られるかのどちらかです。

もちろん、フューネの姿勢としてお客様が間違えてご依頼頂いたこと自体が

「ご縁」ですから、多少のおまけをしてでもお葬式の受注を

頂けるようにお願いします。

ほとんどの場合は間違えたお客様も

「せっかく来ていただいたのだから・・・」

と後ろめたさがあるので、そのままフューネでご依頼頂くことが常道です。




なぜ、このような間違いが起きるのか考えてみますとやはり、大切な方が

お亡くなりになられた直後に大変混乱していることが一番の原因でしょう。

長年、フューネのことを信頼して頂けている会員さまでも、

咄嗟に「フューネ」という名前が出てこなくなったよ

と多く方から言われるほどですから。




フューネの経営者として、他の葬儀社でお葬式を考えておられたお客様が

勘違いで当社にご依頼頂けるのは一瞬すごく得をしたように思えるのですが、

実はすごく怖いことなのです。

間違えて頂いたお葬式があるということは同じ数もしくはそれ以上に、

フューネでお葬式を依頼しようと考えていたお客様が他の葬儀社でお葬式の

ご依頼をしてしまうということなのです。

このようなことがなるべく起きないように、葬儀社の営業は普段から

名前を覚えてもらうことに全力を注ぎます。

テレビCMもチラシも電車やバスや吊り広告もすべて名前をお客様に覚えて

貰うためには必要不可欠なことなのです。




ところで、お葬式にお越しなられるお客様もよく「間違い」をされます。

気がつくと縁もゆかりもないお葬式に参列しているなんてことが・・・

ひとつの建物で2件以上のお葬式をしていたというような場合や

近くに葬儀会館が複数あるような立地には多くの「間違い」が発生します。

間違いの参列は間違えられた方も間違えた方も何とも言えないものです。

皆様、くれぐれも「間違い」のないよう今一度、

葬儀社のご確認をお願いします。



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