2009年12月21日

おくりびと その後

今年、一番の葬儀業界の話題はやはり映画「おくりびと」

第81回米アカデミー賞外国語映画賞に輝いたことでしょう。

日本映画初の快挙の反響は葬儀に携わるものにとっては何らかの

影響を受けたことは間違いありません。

フューネにおいても就職希望者が殺到し、「おくりびと」の影響は

大きかったと思います。

また、「おくりびと」を意識した「おくりぐるま」「おくりばな」

ような商品名の商品が多数の葬儀関連会社から発売されました。


また、「納棺師」「湯灌(ゆかん)師」と呼ばれる職業の方に

スポットライトがあたり、実際には

圧倒的に女性の方が多い職業なのですが、

映画の本木雅弘さんのイメージが強い為か、

納棺にお客様のご自宅に訪問するとお客様から

「女性なのですか!」

とお客様が驚かれることが多くなったと聞いています。

なぜ、女性の方が多いかというとたとえお亡くなりなった後でも

女性は女性であり、「男性に裸体を見られたくない」という

気持ちを配慮すると納棺師はともかく亡くなられた方の体をお風呂で洗う

「湯灌師」は女性の方がいいのです。



おくりびと その後

さて、来年は映画「おくりびと」が舞台化されます

映画で主演の本木雅弘さんが演じた「納棺師」を中村勘太郎さん、

広末涼子さんが演じた妻を田中麗奈さんが演じるそうです。

来年5月28日から6月6日まで東京・赤坂ACTシアター、

6月16日から24日まで名古屋の御園座で上演予定です。

映画はどのように舞台化されるのか楽しみです。

名古屋公演は是非、見に行きたいですね。


同じカテゴリー(お葬式の知識)の記事画像
火屋葬
ペットのお仏壇
葬儀の備え
死を想え!(メメント・モリ)
最高の人生の見つけ方
伝統文化 「伝え」の重要性
同じカテゴリー(お葬式の知識)の記事
 青空納棺 (2022-11-20 08:28)
 火屋葬 (2022-11-10 14:43)
 火葬場も選べるほうがいい。 (2022-10-20 12:11)
 お線香を買い取って (2022-10-10 08:24)
 同居のほうが珍しい (2022-09-20 12:40)
 「死」が軽くなる (2022-09-11 10:38)

「お葬式の知識」カテゴリーを一覧で見る

Posted by フューネ三浦 at 09:01 │コメントをする・見る(0)お葬式の知識
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
おくりびと その後
    コメント(0)