2009年08月16日

直葬

若い独身の一人暮らしの方が突然亡くなることが結構頻繁にあります。

このような「死」に立ち会う時にいつも思うのは

「生死に歳は関係ない」ということです。

20代・30代の方でもある日突然、心臓が止まってしまうなんてことは現実には

結構多くあるのです。

豊田市は自動車関連企業が多い為に特に若い世代の一人暮らしの

多い街です。

会社の寮や単身者マンションに住んでいる方も多く、

このような「死」を向かる方は県外出身者がほとんどです。

大抵の場合、豊田市で火葬してふるさとでお葬式をすることが多いのです。

若い独身者の場合、豊田市では職場関係の一部の人としか交流がなく

やはり、親戚や友人・知人が多いふるさとでのお葬式が一番の供養に

なるのでしょう。

このような場合、フューネではお葬式のお手伝いはできませんので、

ご遺体の処置だけのお手伝いとなります。

すなわち、一旦フューネの霊安室へお越し頂き、

納棺してすぐに火葬場へ出発

「直葬」(ちょくそう)と呼ばれている形態です。

現在、東京では死亡者の3割が「直葬」という形態をとります。

豊田市以上に独身者や身寄りの無い方が多い大都会ならではの

事情があります。

直葬の場合、参列される方は2~3人というケースがほとんどです。

明らかにフューネのスタッフのほうが多いということばかりです。

それでも、亡くなった方に敬意を表し、

ご出棺の際は全従業員整列して見送ります。

「人生の最期のお見送り」

そこに立ち会った者の最低限の責務です。

直葬





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Posted by フューネ三浦 at 08:52 │コメントをする・見る(2)お葬式の知識
この記事へのコメント
直葬・・・・・
事情はともあれ淋しいことです。
Posted by きたのその家 at 2009年08月16日 15:13
直葬は悲しい現実。
出来るならば阻止したい葬送の方法です。
Posted by フューネ三浦 at 2009年08月17日 08:30
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    コメント(2)