2016年10月29日

タバコの分煙が世間の常識になって久しいですが、タバコを吸わない人

にとってタバコの煙による匂いがつかない環境というものは逆に敏感

になってきたように思います。

葬儀会館においてのホールやロビーが禁煙でなかった頃は、会葬者に

とって葬儀の読経が終わり、ロビーにて出棺までの待ち時間の間に

一斉にタバコを吸いだし、煙で真っ白なんてことが当たり前でした。

現代は葬儀会館も公共の場所であるということで、全館禁煙になって

います。

2020年までに飲食できるレストラン等が法律によりすべて禁煙になる

そうですが、ますますタバコの煙というものは「悪」であるという

風潮になっていくでしょう。




葬儀会館において、煙はつきものです。

線香や焼香の時使用する抹香からは煙は大量で出てしまいます。

特に多くの方が焼香をされるお葬式においては空気が真っ白に

なってしまうくらいのことです。

これを少しでも防ぐ為に、フューネの葬儀会館では香りのよいお香を

使用するよりも煙の少ないお香を使用しています。

さらに、祭壇前と焼香所前の天井には換気扇を設置しています。




お葬式においてお香の香りは死臭を緩和する役割があり、煙は

獣から襲われることを守る役割があります。

しかし現代においてその役割はほとんど機能として果たしていない

中、煙はただ単純に煙たいものになってしまっているのです。



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Posted by フューネ三浦 at 08:28 │コメントをする・見る(0)お葬式の知識
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