2010年12月15日

終活がブーム

終活(しゅうかつ)という言葉を知っていますか?

という内容のブログ記事を書いたのは今年の5月24日。

ブログ記事はコチラ→http://fune.boo-log.com/e85778.html

ブログ記事を書いた5月では私は「ひそかなブーム」という

表現をしましたが、半年経った現在ではひそかなブームどころか

「ブーム」になってしまったような現状です。





ちょうど一年前に生まれたこの新しい言葉はなんと今年の

新語・流行語大賞 のノミネート60語に選ばれたのです。

先日ご紹介した「無縁社会」に続き、「終活」もベスト10には

選ばれなかったのですが葬儀に関連する流行語が流行語大賞に加えられた

ことはまさに今年一年お葬式に関連する情報に世間が注目したことを

象徴している出来事です。



「終活」とは人生の最期の過ごし方や葬儀の種類

など生前のうちに決めておくこと


なのですが、この終活をする上で最も役立つと言われているのが

エンディングノートと呼ばれるものです。

エンディングノートとは自分の死について 意思や想いを書き記し

家族や友人達に伝えるためのものでお葬式の形式の希望 遺影の希望 

BGMの希望 延命治療の希望 埋葬 お墓の希望などの他

家計図や自分史なども記入できるものなのです。

今年のこのエンディングノートが爆発的にヒットした年でした。

もちろん人気小説や人気漫画本みたいに100万部も売れるようなことは

ありませんが、エンディングノートと呼ばれるものがこの世に生まれて

これまでの売れ行きとは比較にならないくらいよく売れた年になったのです。

大手書店では数々のエンディングノートを店頭の目立つところに専門の

コーナーを設けたところもあり、長年エンディングノートの普及を推奨してきた

私にとっては驚きです。




フューネでは10年前の2000年にフューネの役員が執筆・出版した

「人生ファイル」をオリジナルのエンディングノートとして

現在も活用しています。

まだ、エンディングノートという言葉すらこの世の中に無かった頃より皆様に

オススメしており、これまで幾度となくテレビ・新聞などで取り上げて

頂きました。

ブログでも何度もご紹介したようにエンディングノートの活用セミナーとして

「人生ファイル教室」を何度も開催してきました。

終活がブーム

終活がブーム


ブームの先取りをやってきたフューネですが、今後エンディングノートの普及

とともに新しい活用法を提案していきたいと思っています。

「終活」が一過性の流行ではなく日本人の文化としてこの国に根付いて

いくことを願ってやみません。












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Posted by フューネ三浦 at 08:59 │コメントをする・見る(0)お葬式の知識
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