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2022年06月20日

自ら命を絶つことが減らないのは

ここのところ、有名人・芸能人の自殺の報道が後は絶ちません。

誰もが知っている人の自殺での死はやはり影響力が大きく

尊い命を守る立場からすると本当に止めて頂きたいと思うばかりです。

フューネのお客様でもテレビドラマから影響を受け、小学生が複数で

一緒になって命を絶ったという痛ましいお葬式を過去に担当させて

頂いたこともあり、本当にメディアの影響力は馬鹿に出来ないのです。

そのような影響力はメディアも理解をしており、テレビの報道も昔と

比べてソフトになり、また命を守る為の相談窓口の案内を報道と

併せて実施するようになってきましたが、果たしてどこまで効果が

あるのでしょうか。



残念ながら命を絶つ人はゼロにはなりませんが、実は最近では

平成15年の34000人台から20000人台まで徐々に減ってきて

いたのです。自殺者が減少に転じたのは心のケアをする活動が

機能している証です。そして命の大切さを啓蒙する活動が

社会全体で行われてきたという時代背景にあります。

ところが、せっかく減少傾向にあった自殺者数の推移がコロナ禍に

入り、やや増加に転じているのです。

時代の閉塞感からくる経済の打撃や孤独感、先の見えない世の中で

精神的に参ってしまう方が増えていることは間違いのない現実です。



自ら命を絶つ方は何らかの精神的な疾患を抱えています。

私の私見ですが、正常の精神状態では自らの手で命を絶つ恐怖には

勝てないと思いますが、精神の病気が命を絶たせることは

フューネが葬儀を担当するお客様の動向をみていても間違いのない

事実です。そして、自ら命を絶たれた方の死に顔は誰もが

「苦しそう」な表情をしています。

誰もが必ず迎える「死」はせめて、安らかなお顔であの世に

旅だって欲しいと葬儀の仕事を通じて数えきれないほどの

自殺者の死に顔を見てきた私の想いなのです。





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この記事へのコメント
今まではメンタルヘルスを軽視する流れがあった気がします。
有名人で精神面の不調で休業する方も増えていますが、とりあえず公表できる流れになったことは第一歩かもしれません。
コロナの感染よりも、感染したことへの誹謗中傷や、感染したらどうしようという恐れが強いので、精神面での安定が大事という報道が少なかったことも、閉塞感があるのではないでしょうか?
芸能人ならば外での仕事が減ったり、仕事そのものが延期や中止になるので、生活面で悩むことが多いのは当然なので、いかに支えてあげるかが大事かと思います。
ただ精神科や心療内科を受診することへのハードルが低くなっているのは評価するべきかと思います。
しかし、生まれたときから競争ばかりで、求められるものも多くて、余裕がない社会はどうなのかと思います。
Posted by yohshik at 2022年06月21日 13:52
yohshikさま
コメントありがとうございます。

精神の安定は現代社会では大切ですね。コロナ禍の中では同調圧力も結構、精神的に参ってしまう要素ですね。
心も身体もいつも健康であり続けたいものですね。
Posted by フューネ三浦フューネ三浦 at 2022年06月24日 15:17
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