日々の出来事から葬儀に関するおはなしまで盛りだくさんの話題をお届けします!!
2014年06月19日
50代の終活
「終活」が盛んになっています。
各地で行われる終活フェアでは主催者が驚くほどの盛況ぶりであり、
フューネも例外なく、開催するエンディングノートセミナーや
家族葬セミナー遺言・信託セミナー・相続セミナーなどの終活に関する
セミナーには動員目標を超えるお客様にご参加いただいています。
昨年、出版した私の著書「感動葬儀。心得箇条」の
サブタイトルは「いま、なぜ終活か。
答えがここにあります。」です。
多くの読者から、なぜ終活をしなければならないかよくわかりましたと
言った内容の感想を多数いただき、著者としては本当にありがたい
限りです。
この本を執筆するにあたって「終活のターゲットは?」という
命題に対し、私は40代の方と60代の方に読んで頂くことを
意識して書き上げました。
なぜならば、40代というのはそろそろ自分の親を死を意識する世代で
あり、60代はそろそろ自分自身の死を意識する世代だからです。
ところが、今50代の方の終活がひそかなブームとなっています。
50代の方には団塊の世代の60代の方々とは違うその価値観が
新しい終末のトレンドさえも変えてしまうそんな力を秘めています。
日本の個人金融資産(預貯金・株・保険など)は400兆円あると
言われています。その内、55歳以上の方の保有はなんと90%
に達するということです。政府もここに目をつけ景気回復には
この資産を使って貰う為の政策を打ち出していますが、そうは簡単には
55歳以上の方はお金を使いません。使わない理由は明確です。
その理由は「将来に不安がある」ということです。
貰えるはずの年金も不安であり、年老いた時の生活を考えると
手元においておきたいと考えるのは当然の結果です。
しかし、平均年齢が90歳という現代では50代はまだまだ人生の
折り返し地点に達しただけなのです。言い換えればこれからの人生は
これまでの人生と同じ時間があり、しかも貯めこんだお金があると
いうのが平均的な50代の現状なのです。
50代の結婚(再婚)もあり、会社を起業するのも良し、大学で勉強する
のもいいでしょう。私の著書では伊能忠敬の例をあげて、
「人生を2度生きる」ことについて推奨をしています。
※2013年1月23日付ブログ記事「人生を2度生きる」でも
取り上げました。
50代の終活とは
残りの人生のお金を使い道を決める活動
だと私は考えます。50代の間は終活といってもまだまだ「死」を
直接に意識をしなくても良いのです。
むしろ大切なことは自分自身の宗教観をしっかり持つことでしょう。
つまり、自分の人生哲学を完成させることが大切です。
そして、自分の人生哲学が自身の死生観を確立させ、それから
はじめて「死」を意識すれば良いのです。
昔の50代は老人の一歩手前の感覚でしたが、今は若い元気な
50代が多数いらっしゃいます。これからも健康でアクティブに
活動する為に終活を始める50代が今、増えているのです。
各地で行われる終活フェアでは主催者が驚くほどの盛況ぶりであり、
フューネも例外なく、開催するエンディングノートセミナーや
家族葬セミナー遺言・信託セミナー・相続セミナーなどの終活に関する
セミナーには動員目標を超えるお客様にご参加いただいています。
昨年、出版した私の著書「感動葬儀。心得箇条」の
サブタイトルは「いま、なぜ終活か。
答えがここにあります。」です。
多くの読者から、なぜ終活をしなければならないかよくわかりましたと
言った内容の感想を多数いただき、著者としては本当にありがたい
限りです。
この本を執筆するにあたって「終活のターゲットは?」という
命題に対し、私は40代の方と60代の方に読んで頂くことを
意識して書き上げました。
なぜならば、40代というのはそろそろ自分の親を死を意識する世代で
あり、60代はそろそろ自分自身の死を意識する世代だからです。
ところが、今50代の方の終活がひそかなブームとなっています。
50代の方には団塊の世代の60代の方々とは違うその価値観が
新しい終末のトレンドさえも変えてしまうそんな力を秘めています。
日本の個人金融資産(預貯金・株・保険など)は400兆円あると
言われています。その内、55歳以上の方の保有はなんと90%
に達するということです。政府もここに目をつけ景気回復には
この資産を使って貰う為の政策を打ち出していますが、そうは簡単には
55歳以上の方はお金を使いません。使わない理由は明確です。
その理由は「将来に不安がある」ということです。
貰えるはずの年金も不安であり、年老いた時の生活を考えると
手元においておきたいと考えるのは当然の結果です。
しかし、平均年齢が90歳という現代では50代はまだまだ人生の
折り返し地点に達しただけなのです。言い換えればこれからの人生は
これまでの人生と同じ時間があり、しかも貯めこんだお金があると
いうのが平均的な50代の現状なのです。
50代の結婚(再婚)もあり、会社を起業するのも良し、大学で勉強する
のもいいでしょう。私の著書では伊能忠敬の例をあげて、
「人生を2度生きる」ことについて推奨をしています。
※2013年1月23日付ブログ記事「人生を2度生きる」でも
取り上げました。
50代の終活とは
残りの人生のお金を使い道を決める活動
だと私は考えます。50代の間は終活といってもまだまだ「死」を
直接に意識をしなくても良いのです。
むしろ大切なことは自分自身の宗教観をしっかり持つことでしょう。
つまり、自分の人生哲学を完成させることが大切です。
そして、自分の人生哲学が自身の死生観を確立させ、それから
はじめて「死」を意識すれば良いのです。
昔の50代は老人の一歩手前の感覚でしたが、今は若い元気な
50代が多数いらっしゃいます。これからも健康でアクティブに
活動する為に終活を始める50代が今、増えているのです。
Posted by フューネ三浦 at 09:11
│コメントをする・見る(0)
│終活の教科書
カテゴリ
テレビCM
- ▼あたたかい家族篇
- ▼紙飛行機編
-
FUNEホームページへ -
提携店ガイドを見る -
社長が書く
「フューネグループ」
最近の記事
年賀状の省略が始まっています。 (12/10)
感動葬儀。ブログ 引っ越しのご報告 (12/1)
青空納棺 (11/20)
火屋葬 (11/10)
10月29日 そうそうの森浄水で秋祭りを開催します。 (10/27)
火葬場も選べるほうがいい。 (10/20)
お線香を買い取って (10/10)
同居のほうが珍しい (9/20)
「死」が軽くなる (9/11)
病院から抜け出して (8/20)
過去記事
最近のコメント
成田由紀恵 / 助六は葬儀の寿司!?
WandaCloma / 花一のブログ
フューネ三浦 / 自ら命を絶つことが減らないのは
yohshik / 自ら命を絶つことが減らないのは
フューネ三浦 / 松坂屋 豊田店 オープン
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 |
ブログ内検索
QRコード
アクセスカウンタ
読者登録