2010年11月17日

折り紙

先月、名古屋で開催された国際会議COP10

(生物多様性条約第10回締結国会議)は一定の成果のうちに閉会しました。

地元「名古屋」という名前が明記された「名古屋議定書」

合意がなされたことはのちのちに大きな意味をもってくるものと思います。




下の写真は世界各国より約8000名の参加者と関係者に会議場で

配られた記念の折り紙です。

縁あって私も入手することができました。

折り紙

今回のCOP10のロゴマークは良く見ると折り紙で折られた

人間を中心に動物や草木が折り紙で表現されています

もっとも私は会議前にロゴマークを見る機会があっても折り紙で折られた

動物たちだとは気づきませんでしたが。



会場で配られた折り紙のセットは3種類あり、それぞれ初級・中級・上級編

に分かれています。


折り紙

折り紙

折り紙

折り紙セットの中には折り方が書いた説明文が入っているのですが、

外国人の方が果たして上手に折ることが出来るのでしょうか?

どちらにしても外国からお越しなられた方に「日本」を知って貰う

にはとても素敵なお土産になったことと思います。



ところで、折り紙は日本人ならではの文化です。

そもそも折り紙は「制約」の上に成り立っているから面白く、

また完成した時の喜びも大きいのです。

では制約とはまず「正方形の紙」「糊」と「はさみ」を

使わずに「折る」
という行為だけで形を作っていくということです。

おそらく外国人は紙で何かを製作しようとしたら「折り紙」の制約に耐えられず

に糊やはさみを使ってしまうでしょう。

日本人だからこそ、紙を折るという行為だけで形を表現をするという文化を

創りだしたと思います。

そして、折るという行為に日本人は「祈り」を込めるのです。

それも折る回数が多ければ多いほうが思いが込められるのです。

「千羽鶴」はまさにその象徴でしょう。




フューネでは通夜の夜、ご遺族さまの控え室に「折り紙」をご用意します。

亡くなられた方のことを想い、これまでの思い出を「折る」という行為で

記憶を呼び戻すことができる。まさに最愛の人と過ごす最後の夜には

ぴったりのアイテムだと思っています。

そして、この想いが形になった折り紙の数々はお棺の中に納められ、

翌日一緒に旅立っていくのです。







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