同じことを2回もしたくない
お客様から最近頂くことが多くなってなってきたご質問にこのようなものが
あります。
「通夜とお葬式でなぜ2回もお葬式をしないといけないのですか?」
このようなご質問をされるお客様は同じことを2回もしなければならない
ことにご不満をお持ちなのです。
お葬式のプロから言わせるとこのような質問がお客様から頂くことに
ショックを受けるのです。
本来、通夜の由来や意味、お葬式の由来や意味を知っているならば
このような質問は絶対にないのですが・・・・
通夜・葬儀の意味は過去のブログ記事でご確認ください。
2008年5月21日「お通夜」
http://fune.boo-log.com/e13486.html
2008年11月17日「日が短くなりました」
http://fune.boo-log.com/e33544.html
2009年5月8日「葬儀と告別式 その1」
http://fune.boo-log.com/e51495.html
2009年5月10日「葬儀と告別式 その2」
http://fune.boo-log.com/e51513.html
本来、お通夜は自宅で行うのが言ってみれば正しい作法なのですが、
葬儀会館でお通夜を行うことで、多くの人々にとってお通夜とお葬式の違いが
解らなくなってきているのはもはや仕方のないことだと思うのです。
その結果が
同じことを2回もするというお客様の不満なのです。
たとえ本来の意味から外れてしまってもお客様の不満を取り除くことは
プロとしては当たり前のこと。
お通夜を不要というお客様には無理にお通夜を行うことをオススメして
いません。
「ワンデーセレモニー」というお葬式だけを行う式典プランを
発売して5年が経ちましたが、最近本当に「一日葬」を選ばれるお客様が
多くなってきています。
お客様自身が「お葬式のみ」という式典を選択されるのは自由なのですが、
願わくば、本来の通夜と葬儀の意味を知って頂いた上で
選択をしてほしいのです。
そうしないとお客様自身が後から後悔の念に駆られることになって
しまうのですから。
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