お葬式は民間の葬儀社各社の努力により、現在は様々な葬儀会館が
余程の田舎や離島を除けば、数件の葬儀会館の中から自分自身が
気に入った葬儀会館を選ぶことができる環境が全国的に
整備されました。
やはり競争原理は必要で、葬儀社各社がお客様からお依頼を頂く為に
より良いサービスを追求することはお客様にとって利益になります。
フューネでもお客様からのご依頼を頂く為に日々、葬儀のクオリティー
を磨く努力をしています。刻一刻変わるお客様のニーズに対応していく
ことはもちろんのこと、お客様が安心してご利用頂けるように葬儀会館
のメンテナンスにも費用をかけています。
葬儀会館をお客様が自由に選べることができる反面、火葬場を選ぶこと
は多くの地域では難しいのは今も昔も変わっていません。
東京都内の一部の民間が経営をしている火葬場を除けば、日本中の
火葬場は地方公共団体が運営する火葬場です。
住民サービスが充実しているところは非常に格安で利用できる反面、
その地域に一つしか無いところが多く、火葬場をお客様自身が
選ぶことが出来ない場合がほとんどです。
火葬場によって設備や職員のサービスの品質は当然違う訳で、より良い
サービスが提供できる施設が人気になるのが世の中の倣いだと思うの
ですが、お客様が選択する余地の無い場合は、サービスや職員の対応が
悪くても仕方なく利用をするしか無いのです。
いってみればエリア内独占の事業な訳で、競争原理の無い所では
どうしてもサービスの品質の向上が見込めないのが残念なことです。
少なくとも大都市圏においては2か所以上の火葬場が選べる環境に
なければ民間の葬儀会館のような品質向上は難しいのです。