光と音(光のはなし)
前回のブログ記事
「光と音(音のはなし)」に続いて
フューネの
「感動葬儀。」で他の葬儀社と比べて特に
こだわっている
「光と音」の光について書かせて頂きます。
今は専門の葬儀会館で夜でも明るいライトの下で通夜を行うのが、
一般的ですが、昔は自宅で通夜・葬儀をするのが当たり前でした。
本来の自宅で行われている明るさと比べれば現在の葬儀会館の明るさは
明るすぎるように思います。
このことは
2011年5月13日付ブログ記事「明るいことは良いことか」
でも取り上げています。
厳粛な儀式の空間を醸し出すにはあえて式場内を暗くする演出が大切
なのだとフューネは考えています。理想的な暗さというのは
ロウソクの灯の
「ゆらぎ」が一番美しくみえる暗さだと
思います。このことは
2010年10月12日付ブログ記事「ゆらぎ」にて
くわしく書いています。
フューネのお葬式では光もお供え物の一つとして考え、ロウソクや
キャンドルを多数使います。
また、式場の明るさは開式時、焼香時、喪主挨拶時などと明るさを
あえて変えているのです。
暗くすることは厳粛な儀式をするという理由の他にもう一つ実用的な
理由があります。開式前のカヤガヤした弔問者同士のおしゃべりも
会場を暗くすることで
一瞬に静かになるのです。
光は上手に使うことで、私たちにとって安らぎも刺激も与えてくれる
貴重な道具になり得るのです。
関連記事