働く
「働く」ことは「傍(はた)を楽にすること」だと学生時代恩師の先生に
教えられたことがあります。
実際に誰かの為に役に立つ何かをすることが働くことでしょうし、
他人の役に立つことはそもそも大切なことです。
人間は神様から「働く」ことを本能的に出来るように遺伝子に
組み込まれているそうです。
つまりは「働く」ことは人の人生そのものです。
働きこそが最上の喜びであり、喜びの自分史を作成できる
ことが人生の成功者と言えるのです。
さて、お葬式は人生の卒業式と表現される方も多くいらっしゃいます。
確かにその通りなのですが、「働く」ことの終わりにはなりません。
人はこの世に生が亡くなっても、霊魂として子孫を繁栄を見守ることの
働きが用意されているとも言われます。
あの世の先祖とこの世の子孫たちと「繋がっている」ことを
実感することが各種の年忌法要であり、お墓参りであり、
毎日の仏壇前でのお参りなのです。
ところで、その人らしいお葬式を演出し「感動葬儀。」をお客様に
提供するにはお亡くなりになられた人の生前に「働き」を的確に
捉えることが要点です。
働くことは単に職場に働くことだけにとどまりません。
家庭での働き、地域での働きも当然に含まれますし、産まれたての
赤ちゃんも周囲の人々に笑顔を癒しを与える立派な働きをしています。
ですから、不幸にしてお亡くなりの赤ちゃんでも「働き」を
クローズアップすれば、「感動葬儀。」が成立するのです。
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