2月14日はバレンタインデーでした。今年はチョコレートのプレゼントでは
なく、空からの
雪のプレゼントでした。東京方面では記録的な
大雪を2週連続で記録するという温暖化が嘘のような珍事に大騒ぎです。
フューネの本社前の坂道は勾配が比較的急な坂道で、大雪が降ると
タイヤがスリップして登れなくなる難所です。今回はギリギリに
登れることが出来ていました。しかし、ほとんどがノーマルタイヤ
しか履いていない車ばかりですから、ノロノロ運転は仕方ありません。
今回の大雪でも予期せぬハプニングはいろいろと発生しました。
朝一番の雪の激しい時の出棺のお客様は雪の為に火葬場行きのタクシーが
手配することが出来ませんでした。急遽フューネの担当者が火葬場まで
社用車で送迎することで事無きを得ましたが、
2014年1月24日にブログ
「火葬場へはバスで行こう」に書いたばかりの理由でパプニングが
起きてしまいました。
その他、同じくタクシーが捕まらないという理由でお寺様が枕経に来ることが
出来なかったりしました。さらに、こういう時に限って霊柩車の長距離搬送の
依頼があり、大阪まで搬送することになりました。幸い道路の雪がほとんど
溶け一部の高速道路のみ通行止めという状態でしたから対応も簡便に
済みましたが、あと少しでぞっとする結果になっていたかもしれません。
いつも思うのですが本当に人の生死は待ってくれません。
「たとえ火の中、水の中」という格言がありますが、
葬儀の仕事は
「たとえ暴風雨の中、大雪の中」といった
感じです。私たちは仮に東日本大震災並みの災害に見舞われても
仕事を中止する訳にいかないという社会的使命を持っています。
大変な時こそ、真価が問われる葬儀社の役割なのです。
とはいえもう今年は大雪は勘弁願いたいものです。
せめて、一年に一回。2回目は嫌ですね。