弔辞

フューネ三浦

2008年08月24日 08:52

先日、漫画家の赤塚不二夫先生のお葬式の時、

タモリさんが読んだ弔辞

「白紙だった」というニュースが流れ、およそ8分間の心のこもった弔辞が

アドリブというか、原稿なしというのは驚きと感動を覚えました。

タモリさんと赤塚不二夫先生の絆を感じた出来事でした。

お葬式には「弔辞」というものがつきものですが、

最近のお葬式では「弔辞」をあることがだんだん少なくなってきています。

たしかに「弔辞」を読むことに慣れている方というのは大変少なく、

また、お葬式という緊張した空間の中ではなかなか普段どおり

言葉がででこなかったりするものです。

時には弔辞を読まれる方が途中で泣き崩れてしまい、

何がなんだかわからないなんて状態になることも。

まぁ「弔辞」なんてものはうまくないほうが味があるものです。

弔辞は、故人に贈るお別れの言葉です。

形式ばかり気にして心のこもってない文章を作るより、

素直に「気持ち」を表現したほうが「感動」します。

「弔辞」を読む時に使わないほうがいい言葉はありますが、

一番大事なのは「時間」です。

およそ3分間程度が望ましく、あまりに長いといくら良い内容でも

「聞き手」にはつらいものです。

フューネでは「弔辞」より友達や家族が捧げる

「お別れの言葉」を是非「お別れ式」の中でして頂くことを

ご提案しています。

特にお孫さんが亡くなったおじいさん・おばあさんに贈る

「お別れの言葉」はたいてい「感動」の涙を誘います。

おじいさん・おばあさんと孫の関係は親と子の絆とは違い

「優しく、暖かい関係なんだよ」という思いが

「お別れの言葉」にぴったりなのです。

「弔辞」ほど固く考えずに気持ちを込めた「お別れの言葉」

是非、大切な人のお葬式で贈ってあげてほしいものです。




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