最期のメッセージ
フューネのお客様の話を総合をすると、人は亡くなる日の3日から
7日前頃に、遺される者たちに、
遺言を伝えるというのです。
その方法は様々で口を使う、手を使う、目や体を使って…
その人の状況によって伝える方法は異なっています。
生きてきたことへの感謝の念・物との別れ・故郷との別れ・
そして、何よりも大切な家族・恋人・友人・知人との別れ・
あらゆるものすべてとの別れに、おそらく逝く者にしか解らない
心持ちの中で行うメッセージであり、最期に残す別れの言葉であるのです。
これは死を受け入れることのできた者が、力をふりしぼって伝えようとする
終焉の行為であるのです。
これを受け取る家族にとっても、てもとても重要なメッセージです。
お亡くなりの後に受け取った家族にとっては一生忘れられない大切な
指標になることが多いのですから。
では、こちらが伝えるにはどうしたら良いのでしょうか。
それは最後まで
耳元で伝えたいことを話続けることに
尽きるのです。
仮にしゃべることができなくても、昏睡状態でも耳は最後まで聞こえて
いるケースが多いのですから。
残される私たちも最後のメッセージを臨終の前に伝えなければ
後悔という念に駆られてしまいますから。
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