元旦の通夜

フューネ三浦

2013年01月05日 09:02

今年のお正月はカレンダーの都合により、地元豊田市の火葬場は

元日の通夜が出来る年になりました。

通常は1日・2日が火葬場が休みの為に豊田市では元日に通夜をする

という文化が定着していません。

よってお客様も敬遠されますが、お寺さまも元日に通夜をすることに

抵抗を感じる方も多いのです。

実際に昨年30日にお亡くなりになられたお客様は元日にお通夜をすることに

強く抵抗され、大晦日のお通夜・1月2日のお葬式

いうかなり変則的なお葬式となりました。

実際に元日の通夜というのは会葬にお越しになられる人も少なく、

会社関係者やご近所さんにお手伝いをお願いすることも

厳しいのが現実です。

その点を配慮して過去に元日の通夜をすることになったお客様は

昼間の2時からのお通夜を選択された方もいらっしゃいます。





お客様のお声を聞いていると

「なんで元日に葬式なんだ」

という愚痴が聞こえてきます。

しかし、「亡くなる人に罪はない」

とすぐに訂正が入るのです。

そうなんです。頭ではわかっているのですが、心がついて来ないのは

年末年始のお葬式をすることになられたご遺族様の本音なのでしょう。





実際にお葬式が始まってしまえば、いつもと変わらぬ通常のお葬式。

家族にとって最愛の方が亡くなられたという事実はいつも同じなのです。







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