匂い
このブログでお葬式にまつわる知識や習慣、またフューネの実施している
様々な取り組みをご紹介させて頂いていますが、ブログでは表現するのが
とても難しいものがあります。それは
「匂い」です。
上の写真はフューネが最も得意とする伝統的な祭壇の飾り方です。
見た目は写真を通じてある程度はお伝えすることができるのですが、
見た目以上に素敵なのはお花の匂いなのです。
特にフューネが好んで用いる花の一つである
「カサブランカ」
は単純に白菊で祭壇を造営するよりも華やかさを増してくれますが、
何よりも素晴らしいのは花が周囲に放つ香りなのです。
さすがはユリの王様と言われるだけはあるのです。
万人から好かれる花というのは、見た目の美しさだけでなく、
香りもまた美しいものであるという共通点があると私は思います。
フューネの葬儀会館に広がる匂いは線香などのお香の香りもあるの
ですが、お花の持つ
「いい匂い」を上手に取り入れています。
特に女性のお客様からはよく
「お花の良い香りで心が安らぐ」
というありがたい評価を頂いています。
元来、仏教では食物や灯りと並べて
「香り」も供物のだという
考え方です。
日本中に葬儀会館は多数ありますが、正直「香り」まで気を配っている
ところはかなりの少数ではないでしょうか。
アロマを意図的に使用している葬儀会館の存在も知っていますが、
フューネは折角、生のお花を飾る以上、お花の持つ自然な「いい香り」に
これからも拘っていきたいのです。
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