孤独
自ら命を絶つ人は減るどころか、増えていく一方です。
普通の精神状態で自らの手で命を絶つという行為は余程の勇気がないと
できないと思いますが、自殺という道を選ばれる方の多くは
うつ病と
診断される方が多いのも実態なのです。
目まぐるしく変わる現代社会の中では誰もが多くのストレスを抱えて
生きていく運命にありますが、
「孤独感」がストレスに
繋がることもまた事実です。
ところで世の中の
社長さんは「孤独」と言われています。
私自身も重要な決断をする時や業績不振の時に味わうストレスは
確かに「孤独」だなと思う瞬間はありますが、幸い私は孤独に対してあまり
ストレスは感じません。
おそらく、私の周りの多くの経営者の仲間や友人に恵まれているからでしょう。
このことは大変ありがたいことであり、私の財産でもあります。
雑誌「日経トップリーダー8月号」に掲載されていた
「中小企業の社長300人アンケート」では
孤独を感じると答えている社長が9割もいます。
年代別に見ると私と同じ30代が孤独を感じる人が最も少なく、
逆に40代が最も孤独を感じる人が多いという結果です。
これから仕事をしていく中で私自身の孤独感は強まっていくのでしょうか。
雑誌に掲載されていたインタビューの中に素敵な言葉がありました。
「孤独は社長の宿命であり、特権だと思っている」
孤独感というマイナスの気持ちを見事に克服しできる先輩経営者の金言を
大切しにしていきたいものです。
葬儀業界では今、問題となっているのが
「孤独死」の問題です。
これまでに何度もブログで取り上げてきましたが、「孤独」という宿命は
必ずしも社長さんだけの特権ではなく、誰も体験できてしまう現代人の悩み
なのかもしれません。
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