心づけ オマケ篇

フューネ三浦

2009年06月07日 08:59

前回の記事「心づけ」に続き今回はオマケ篇です。

前回記事で説明したように時代の流れの中で心づけを渡すという習慣が

徐々に無くなってきました。

心づけは支払う側にとっては不明瞭なところが多く、いくら包めが良いのか

わかりにくいものです。いくら「お気持ちで」といったところでも

世間相場から外れているのは「恥ずかしい」という気持ちが働くようです。

昨今の消費者の観点からすれば、「心づけ」の習慣は

不明瞭な料金体系を形成する代表選手であり、

お客様はこうした不明瞭な部分を完全に排除した

明朗会計を望まれているのです。

さて、「心づけ」の習慣が無くなってきているといっても

心づけから生まれた良い文化もあるのです。

例えば、結婚式の花嫁行列の車

対向車がくるとすれ違えないような狭い道で花嫁行列が

後ろに下がると「縁起が悪い」ということで、先導役の方が

相手の車に「心づけ」を渡して道を譲って貰うという文化。

現代ではほとんど花嫁行列を見かけることがありませんので、この習慣も

無くなりつつあります。

特にお祝い事に於いて「心づけ」というのは幸せの一部を関係する皆様に

「おすそ分け」をする要素もあります。

幸せの「おすそ分け」

心づけの習慣から生まれた良い文化です。













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