フェルメール 地理学者

フューネ三浦

2011年08月01日 08:30





フューネの本社から徒歩5分、実家からわずか徒歩1分のところに

ある豊田市美術館は近いのに普段なかなかいけないところですが

今回は豊田市市制60周年を記念して、フェルメールの名画

「地理学者」が豊田に来ているということで行ってきました。



フェルメールといえば現存する絵画がわずか30数点という

希少性と光を巧みに表現した作品の数々が大変有名な巨匠です。

今回は貴重な絵画をじっくり見ることができました。

今回の展示会は8月28日[日]まで

今回展示されている作品全95点のうちなんと90点が日本初公開

いうことで、今回見逃したらもう日本で見ることが出来ないかも

しれないというチャンスです。




豊田市美術館は建築家・谷口吉生氏の代表作のひとつとなった

建物で美術館の建物自体がアートです。

私が行った日もまるで空までも作品にしてしまうような外観は

とても素敵です。







さて、豊田市美術館は私にとって特別の感情を持っています。

なぜならば、ここは私の通った小学校の母校の跡地だからです。

下の写真の美術館の美しい庭もちょうど私が小学校低学年の頃に

学んだ校舎のあったところです。

この美しい庭を見ていると子供の頃に遊んだ思い出や数々の

記憶が鮮明に蘇ってきます。




私の通っていた小学校は美術館ができるということで近くに移転に

なりましたが、やはり姿・形はすっかり無くなってしまいましたが

この地にくると思い出すのは小学校6年間の思い出が自分のとって

大切なものだからでしょう。

今、こうして多くの方に来ていただける施設に変わったのは

小学校が取り壊される時は涙が出るほど悲しかったのですが、

今になっては良かったのかなと思えるようになりました。

今回、何年か振りにじっくり全館を回ることができ、

何か大切なものを見つけることができたような気がした休日でした。


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