2010年03月10日

「感動葬儀。」誕生秘話

「感動葬儀。」フューネ

フューネのテレビCMでも訴えているキャッチコピーです。

今ではフューネのお葬式を一言で表わす名文句として使わせて

頂いています。

先日もあるフューネの葬儀会館で私が偶然耳にしたお客様同士の

会話の中でも

「ここは感動葬儀だから色々な演出をして

いいお葬式をしてくれる」


とありがたい言葉でフューネを宣伝して頂いていました。

お客様に浸透してこその名キャッチコピーであり、

フューネが「感動葬儀。」というキャッチコピーを裏切らない感動ある

お葬式を提供出来ているからここまで多く方に認知して貰えたと

信じています。




さて、実はこの「感動葬儀。」というキャッチコピーは当初から

現在のようにフューネの商品名として考えた訳ではなく、

苦肉策で生み出したキャッチコピーなのです。

以前のブログ記事「社名変更大失敗」で書きましたように、

フューネが旧社名である㈱ミウラ葬祭センターから

現在の社名に変更したのが2005年4月

フューネとは英語で〝葬儀〟という意味の英単語

「フューネラル」から商標登録をして採用した名前です。

同時にフューネを当社の商品名〔葬儀ブランド〕にする

予定でした。

葬儀を提供する会社が「葬儀」という意味の社名にする訳ですから

他の葬儀社からは

うらやましがれるほどの貴重な名前なのですが、

実際はそう簡単には行かなかったのです。

社名変更した月は何と売り上げが4割もダウンしてしまいました。

その後も半年間は売上が低迷し、経営的には大打撃でした。

なんとか、売上を元に戻そうととにかく必死であの手この手を考え、

「なぜ、フューネではダメなのか?」

多くのお客様に協力を依頼しご意見を頂きました。

その中で一番多かったご指摘は「フューネでは発音しにくい

し、第一何屋さんなのかわからない。」
ということでした。

確かに旧社名である㈱ミウラ葬祭センターは誰でも葬儀社だとわかりますが、

まだまだ日本では「フューネラル」という英単語がマイナーな為に

せっかく「葬儀」という意味の社名に変更したにも関わらず、

葬儀社だと判って貰えないという現実に直面した悲しさでした。

そこで、葬儀社だと判って貰う為には「葬儀」という単語を社名に

つけるしかない。

でも従前のように社名を「〇〇葬祭」に戻しては何の為の社名変更

だったのかということになります。

ということでフューネという社名の前につけたコピーが

「感動葬儀。」

フューネが葬儀社であるという認知がやっとできました。



苦肉の策で考えた「感動葬儀。」というキャッチコピーが徐々に

お客様に認知されて、今ではフューネを象徴する代名詞

なりました。

いつまでも「感動葬儀。」を提供し続ける企業でありたいと改めて思います。






















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