2013年03月15日

義理

女性500人を対象にしたあるアンケート調査で

バレンタインの義理チョコ、
実は面倒くさいですか?


という質問に

面倒くさい   348票(69.6%)
面倒くさくない 152票(30.4%)


という回答が集まりました。

驚くことに、義理チョコを面倒だと感じている女性がかなり多くいることが

判明しました。作るのも面倒、買うのも面倒、出費も痛い、渡すのも面倒、

いろいろと理由はありそうですね。

義理チョコを渡す人と渡さない人を選別するのも大変という声も

聞こえてきます。



昨今の日本では「義理」に対して面倒だと感じる方が

以前よりもかなり多くなってきています。

そもそも、義理とは「物事の正しい筋道、

人として守るべき正しい道」
なのです。

ですから、義理を欠いた行為というものは人間として絶対に間違った行い

なのです。

他の意味合いとして「付き合い上しかたなしにする行為」

という意味もあります。前述の義理チョコが面倒と思っている多くの女性は

まさにこれに該当するのです。




冠婚葬祭において「義理」という定義を否定してしまうと、全く持って

それ自体が成立しなくなります。

結婚式の列席もお葬式の参列もある程度「義理」の部分が参加する人の

動機になっていることは事実です。

しかしながら、近年、結婚式にも義理で参加する人を排除した

小規模な挙式・披露宴が主流になりつつありますし、お葬式においても

家族葬というお葬式の形態で義理で参列する

弔問客を排除する傾向にあります。




そもそも人間が生きていくことは面倒なことの連続です。

なぜならば、人は絶対に一人で生きていくことができないからです。

ですから、助け合って生きていくのですが、その助け会いの行為が

「義理」なのです。

面倒でも義理を果たすことが生きていくということであり、

義理が「面倒くさい」と思うのは助け合いの精神を否定していることを

相違ないのです。

義理とは面倒くさいものです。

面倒くさくても人として守るべき正しい道だけは外さないように

私たちは心がけなければいけません。






同じカテゴリー(日々いろいろ)の記事画像
助かる命と助からない命
最高の人生の見つけ方
ドアラ様来店で発売開始
明治が消える
祖父のお葬式
2018年 新年あけましておめでとうございます。
同じカテゴリー(日々いろいろ)の記事
 年賀状の省略が始まっています。 (2022-12-10 08:41)
 感動葬儀。ブログ 引っ越しのご報告 (2022-12-01 08:41)
 お線香を買い取って (2022-10-10 08:24)
 同居のほうが珍しい (2022-09-20 12:40)
 スーツ (2021-08-12 08:30)
 法事(法要)を省略したいのですが。 (2021-07-20 08:33)

「日々いろいろ」カテゴリーを一覧で見る

Posted by フューネ三浦 at 09:00 │コメントをする・見る(0)日々いろいろ
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
義理
    コメント(0)