2022年01月20日

葬儀の担当者とフィーリング

考えて頂ければ解ることですが、葬儀社に勤める全社員が

お葬式の担当をするわけではなく、葬儀の担当者というのは

各社とも規定は違いますが、一定レベルの葬儀に対する知識と

スキルを身に着けた人だけが葬儀の担当者になります。

あたりまえですが、ド素人の担当者をお客様の担当にすることは

ありえません。しかしながら、葬儀の担当者のレベルや経歴、

年配者や若年者、男女の別などと一概に担当者といっても様々であり、

正直、当たり外れというものは存在します。

もちろん、葬儀社としては担当者のレベルに格差があり過ぎるのは

サービスの格差に繋がりますので良くないことです。

サービスを画一的にすることもあまりよくありませんが、

サービスの格差を限りなく小さくし、高いレベルで均一化を図ることが

サービス業にとってとても大切なことです。



お客様と担当者の間の人間関係はこちらが思うようには

なかなかいきません。ベテラン社員を付ければ満足してくれるという程

単純なものではなく、新人の担当者が一生懸命葬儀の担当者をする

ほうが、高評価に繋がることもありますし、例えば女性の担当者が

良い・悪いといったようなお客様からのリクエストをあります。

つまりは人間らしいフィーリングが最後には良い悪いの決定をして

しまうのです。



前回の葬儀のご依頼頂いたお客様からは前回の担当者をご指名頂く

ことが多々あります。ところが、こちらが早合点して、前回の葬儀の

担当者をつけたところ、クレームになることもあります。

前回のお葬式で特に落ち度が無かったとしても、やはりフィーリングが

合わなくてお客様が我慢をしていたということもあるのです。




葬儀の担当者を適切に配置することはいつも緊張の連続であることは

間違いありません。









  

Posted by フューネ三浦 at 11:04 │フューネ(会社)のこと

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2022年01月10日

自宅で葬儀がじわりと増えてきています。

コロナ禍でのお葬式は従前のお葬式の形態から大きく変化して

しまいました。密を避けるという名目の下、弔問の意思のある方なら

誰でも参列の出来るお葬式が大きく減少し、親族も含めて会葬者を

何らかの制限をかけたお葬式が大半を占めるようになって

しまいました。

結果的にお葬式の規模がコンパクトになってしまっており、

お葬式を行う会場も大規模なところが人気が無くなりました。



「家消費」・「巣ごもり需要」という言葉もメディアが頻繁に

取り上げる昨今ではお葬式の会場も自宅を選ばれる方が

実はじわじわと増えているのです。

葬儀会館でのお葬式が人気になったのは、自宅の

キャパシティーを超えるお客様の対応をしなくて良いということや

手間いらずといった理由もあるのですが、「プライバシーの確保」と

いう観点から葬儀会館を選ばれる方は潜在的にも

顕在的にも多いのです。

自宅でのお葬式が増えてきた理由としてこれまではプライバシーを

気にしていた方々がコロナ禍でお葬式にお客様を呼ばないので、

自宅でお葬式をやっても構わないと思われる方が増えている

と思われます。

元来、入院生活が長い患者さんは特に自宅に帰りたいと思いながら

お亡くなりになるということも前提としてあり、ご遺族の感情としても

出来れば自宅に連れて帰りたいと願望があるのです。



今後はコロナ禍での一過性のブームなのか、トレンドなのかは

見極めて行かなければなりませんが、葬儀が小規模化していく

中では一定レベルは今後もご自宅で葬儀を希望されるお客様は

増えていくと考えています。









  

Posted by フューネ三浦 at 13:34 │お葬式の知識

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2022年01月01日

2022年 明けましておめでとうございます。



新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

2007年から始めたブログも今年で何と15年。

思えばブログだけでない様々SNSが氾濫する中で、一貫して

続けることができていることは奇跡な領域ですね。

今年も葬儀にまつわる様々な情報を発信していきます。

「感動葬儀。」ブログをよろしくお願いします。  

Posted by フューネ三浦 at 08:56 │四季を愛でる

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