2021年12月31日

2021年今年もお世話になりました。

本日大晦日。

今年も大変お世話になりました。

2007年から続けたブログは今年14年目になりました。

今年こそマスクが取れると願いましたが、願いは叶わずでした。

来年こそはコロナ禍前の日常が取り戻せることを願っています。

今年は保育園の開業とイオン八事店のお仏壇店の開業が

出来ました。

来年も私も企業も成長できることを願っています。




皆さまにとってもよい年越しを

お迎えください。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。





  

Posted by フューネ三浦 at 09:34 │四季を愛でる

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2021年12月20日

鉄板焼

鉄板焼と称される、ステーキや焼肉、お好み焼きや焼きそば

などは熱々のうちに食べることでさらに美味しさを味わうことが

できます。また小さな鉄板の上に提供されるナポリタンスパゲティーや

ハンバーグなどは、熱々の鉄板により、時間とともに味が変化して

いきそれを味わうことのできる楽しさを感じる料理となります。

反面、鉄板であるが故に美味しいものを頬張っている時はあまり

感じないのですが、衣服に臭いが付いてしまうというデメリットも

あります。焼肉屋さんやお好み焼屋さんに行くときはあまり

良い服を着ている時には入りにくいものです。



フューネではステーキハウス等で使用している鉄板を用意して

います。お亡くなりになられた方が好物であったお肉やお好み焼など

を熱々の鉄板の上にのせてお供えとして祭壇の前にご遺族の皆様の

手によって捧げます。

葬儀会館においてまさかの鉄板料理の提供かと思いますが、

お客様はとても喜んで頂けます。

そして、通夜、葬儀の間に鉄板にやけた美味しい匂いが式場内に

漂うことも。

匂いの管理という観点からは服に臭いが付いてしまう以上、時として

不適切なことかもしれませんが、熱々の鉄板料理が好きな方は

たくさんいらっしゃいます。

「熱いものは熱いうちに。冷たいものは冷たく」が

料理をお客様に提供するときの基本ですが、そのことをお葬式の

空間で実践をすることで人の心に感動を与えることもあるのです。

非常識というラインを超えることはいけませんが、常識・非常識の

壁のギリギリまで挑戦しなければ、お客様に感動を与えることは

難しいのです。

皆様からの鉄板焼のリクエストをお待ち申し上げております。














  

2021年12月10日

子を看取る

自分の子供が亡くなるという現実は親にとってとても受け入れがたい

ことです。特に幼い子供を失うことは耐え難い悲劇です。

ある日突然、事件や事故でお亡くなりなることは昨日までの元気な

姿からのあまりにも変わり果てた姿に只々、悲しみしかありません。

葬儀という仕事を通じて悲しみの現場に何度も立ち会ってきましたが、

あのなんともいえない重苦しい空気は決して慣れることの無い、

独特の緊張感が張り詰めているのです。



長い闘病生活の上に子供を看取るというケースもたくさん存在します。

白血病やガンなどで数年の闘病生活の上に死を迎えるケースや

10年、20年という長きに渡っての闘病生活の上で死を迎えるケース

も存在します。

事件や事故で突然に命を落とすことの衝撃がない代わりに、

子供の死を受け入れるという覚悟の上の死はどこか死を俯瞰的に

見ている親の姿が悲しみの中にあり、「看取る」という行為に

親の愛情がたっぷりと入っているという通常の死とはどこか違う

空気に支配されるのです。




子を亡くした親が放つ独特の空気感は参列する周りの人たちも

感じ、普段のお葬式ではあたり前の雑談や笑いも全く出ない状態

になるのです。だからこそ独特の緊張感が生まれ重苦しい空気に

なるのです。




子供にとって最大の親孝行は「親より先に死なないこと」。

このことは長年葬儀という仕事を通じて多くの「さかさごと」に

立ち会って気づいた絶対的な方程式です。

親を看取るのは元来子の役割であり、願わくば決して子を看取るという

ことにならないようにしたいのです。











  

Posted by フューネ三浦 at 13:43 │お葬式の知識

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