2020年02月27日

接客業とマスク

新型コロナウィルスの対策として、多くの人々がマスクを着用する

光景は、平時の時の常識では異様に見えるのですが、マスクを

着用しなければ、鉄道やバスの乗車拒否・入店拒否を中国でして

いる現況では「マスクを着用する」ことが常識なのでしょう。



しかしながら、接客業では長年マスクを着用して接客することは

タブーと言われてきました。多少発熱があっても、咳が出来ても

マスクを着用することは認められませんでしたが、今回の新型

コロナウィルスの蔓延では、これまでに「マスク着用」は原則

あり得なかったホテルや百貨店もも従業員にマスクを着用を

解禁しました。

マスクを着用して接客するということはまずは声がこもって

効きにくいということ、そして接客するときに笑顔でのサービスが

できないことが着用しない理由の大きな要因です。

加えて言えば、マスクを着用するということは自分自身をお客様

の前でさらけ出していないということになりお客様が不快に思う

原因となるのです。




葬儀の現場でもこれまではマスクの着用は基本的NGでした。

接客サービス業であるということが一番の理由です。

また、葬儀社の担いとして、時には腐乱状態のとんでもなく

悪臭を放つご遺体を処置するときもマスクを着用することを

許されなった時代もあるのですが、逆にこれからは公衆衛生の

観点からNGになっていくと思います。

「接客業はマスクをしてはならない」

という常識がこれからは変化していくでしょう。








  

Posted by フューネ三浦 at 10:17 │日々いろいろ

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2020年02月03日

新型コロナウィルスの裏で

中国、武漢から発生した新型コロナウィルスの猛威が世界中の人々を

恐怖に落としいれています。

罹患しても、完全に治す方法が解らないということは本当に恐ろしい

ことです。不安と恐怖の違いは対象物が見えるか見えないかと

いうことです。

ここでは治療法が解れば「不安」に変わりますが、現状のままでは

治療法が解っていないので「恐怖」となります。

「恐怖」から「不安」に、そして「安心」を一刻も早く全世界の人々に

提供をして頂きたいものです。



さて、連日報道される新型コロナウィルスの感染者の増大や死亡者の

増大を見ているとそればかりに意識が偏ってしまうのですが、私たちが

生活をしている日常では毎日、多くの方が様々な理由でお亡くなりに

なられています。

特にこの時期はインフルエンザから症状が重篤し、お亡くなりに

なられるというようなケースもあり、注意が必要です。

実際にインフルエンザで毎年日本で約1万人の方が亡くなっています。

連日報道されている武漢市でも新型コロナウィルス以外の原因で

お亡くなりになられる方が毎日多くいるはずですが、お葬式も

ウィルスを警戒して満足に出来ていないということです。

人間にはひとりひとり尊厳があり、その尊厳を守ることが人格を

認めることに繋がりますが、お葬式は人間の尊厳を守る為には絶対に

必要なものです。虫などの動物が死ぬのと人の死は同列に扱うことは

絶対にできないのです。

尊厳の無い葬儀が行われてしまう現況は非常事態です。

尊厳のあるお葬式が出来るということは言い換えれば平和であるとも

いえるのです。

一刻も早く平穏な日々になることを願ってやみません。




  

Posted by フューネ三浦 at 09:31 │お葬式の知識日々いろいろ

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