助かる命と助からない命
12月18日付中日新聞豊田板に9月30日フューネの紫雲閣で
心肺停止した男性を救助したということで、弊社社員斉藤と
偶然現場に居合わせた弔問のお客様の2名が豊田消防署から
感謝状を授与された様子が記事として掲載されました。
式場の警備をしていた男性でしたので、弊社が手配した協力会社の
社員さんでしたが、心肺停止状態から蘇生して社会復帰されるまで
回復したことは本当によかったです。
「九死に一生を得る」ということはこのようなことだと思うのですが、
たまたま居合わせた3人の連携はプロの救急隊からも完璧な処置と
言われたほどでした。
倒れた場所が少しでも違ったら、この方はもうこの世にはいないという
結果であったと思うのです。
実は私もこの時に通夜の会場にいたのです。
この日の通夜の喪主は弊社の社員。
交通事故で5歳の息子さんが亡くなるというとても言葉にならない
悲しいお通夜でした。
この悲しいお通夜にとても多くの人が集まっていました。
今回表彰された女性のお二人もこども園勤務の看護師さんと亡くなった
5歳の同級生のお母さんでした。
私が外で倒れた人がいることに気づいたのは救急車のサイレンが
聞こえた時でした。
この日は助かる命と助からない命の表裏一体の2つ事象に自分自身の
心がついていかない一日となりました。
とはいえ、急病人が発生した時の弊社社員の的確な行動は社長として
とても誇りに思います。
助かる命を助けていくことは「命の大切さ」を伝える重要な葬儀社と
しての使命です。
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