ブーログ › フューネ三浦直樹の「感動葬儀。」ブログ
2016年02月14日

小学生との触れ合い

フューネのある外交員の報告書から

 ○○町でチラシを配り終えて、地図を広げて、明日の行くところを確認していたら、背後から小学生6年生くらいの男子が「どうかされましたか?」と声をかけてくれました。「おばさんね。今仕事が終わって、明日行くところを見ていたのよ。ありがとうね。今日も寒かったけど、昨日より暖かいね。」と言ったら「小学校のプールが凍っていたよ」と返事をしてくれます。
 「寒中水泳はちょっとキツイね」と言ったら笑ってました。
そして、「インフルエンザが流行ってるから気を付けてね」と言ってくれました。そこで別れ道だったので私が「風邪をひかないでね。」と言って手を振って別れたら、すぐ近くのアパートに行き「風邪をひかないでね」と大きな声で(手と口のところに持って行き)手を振ってくれました。ほんの10mくらいの会話でしたが寒さも吹き飛んでいくくらいの暖かい気持ちになりました。
 笑顔と暖かい言葉がこんなに人をを幸せにするものかとつくづく、小学生の子供に教えられました。




最近の子供は挨拶が出来ないという人もいますが、このような気遣いの

できる優しい子供がいることに感動です。

そして、水が凍るほどの寒さの中、一件一件フューネの案内のチラシを

お客様のご自宅にお届けする仕事をしてくれるスタッフに

支えられています。




お葬式は人と人のご縁が繋がる仕事であり、地域に密着する仕事でも

あります。地域の皆様からの励ましやお声掛けは本当にうれしいもの

なのです。


  

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Posted by フューネ三浦 at 09:22 │フューネ(会社)のこと

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2016年02月10日

他人を自宅に入れたくない

病院から葬儀会館へ直接お越しなられるお客様の数は年々増えて

います。一昔前では葬儀会館でお葬式を施行するのですが、

通夜は自宅でというお客様が結構いましたが最早、皆無も言っても

良いでしょう。臨終を迎え、葬儀会館で初七日の食事まですべて

行うという一連の葬儀のスタイルは全国的に定番となりつつあります。



臨終を迎えたい場所は?というアンケートではいつも一位は「自宅」と

いう回答になるのに、病院から一度も自宅に帰らないといったことが

なぜ主流なのでしょう。

これは「他人を自宅に入れたくない」

という現代の私たちの多くの人が持つ感情です。

昔の家は親戚や近所の方が集う集会所的な役割を持っていました。

ふすまを外せば、隣の部屋と繋がり広々とした大広間が簡単にできる

構造の家が典型的な日本家屋でした。

現代では都会ではそのような構造の家が少なくなり、そもそも他人を

家に招き入れるということを想定をしていない家も多いのです。




葬儀会館での葬儀が一般的になったのは、葬儀そのもののニーズが

変化したというよりも「他人を自宅に入れたくない」といった私たちの

心の変化が大きいことは事実です。




葬儀会館でお葬式をされたお客様のご自宅に葬儀代金の集金に伺う

旨のアポイントメントを入れると拒否をされるお客様も増えて

きました。そのような場合は私たちの会社にお客様がお越しに

なられての精算になります。本来、お代を頂く私たちがお客様の

ご自宅に伺うことは当然のことなのですが、それを拒否される

お客様はとにかく、自宅に来て欲しくないということなのです。




結果的に私たち葬儀社の社員が一度もお客様のご自宅に伺わずに

すべてのことが終わってしまうケースもあります。

お客様ニーズがすべてとはいえ、お客様のご自宅に伺うことで

気づけることもご自宅に伺わないと解らないものです。

そのような場面に直面すると葬儀の担当者も何か違和感が残り

不完全燃焼になるのです。










  

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Posted by フューネ三浦 at 08:27 │お葬式の知識

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2016年02月08日

らーめん 6連ちゃん プラス1

先週、今年も恒例となっているギフトショーに「永田や仏壇店の

永田社長」と焼肉「勢」の伊勢社長
と一緒に東京に行き、

これまた、このメンバーでは恒例となっているらーめん巡りを

してきました。今回も6杯

ほとんどの食べ物はらーめんでした。

過去のらーめん連ちゃん記事はコチラ↓
らーめん4連ちゃん 2014年9月http://fune.boo-log.com/e284817.html
らーめん4連ちゃんhttp://fune.boo-log.com/e220111.html
らーめん同行会  http://fune.boo-log.com/e156707.html
らーめん三兄弟  http://fune.boo-log.com/e147054.html
今年もラーメン4連ちゃん  http://fune.boo-log.com/e121802.html
らーめん4連ちゃん  http://fune.boo-log.com/e79624.html
恒例らーめん5連ちゃん  http://fune.boo-log.com/e195373.html
らーめん6連ちゃん 2015年2月 http://fune.boo-log.com/e303214.html




まずは新幹線で東京に着いたら八重洲口の地下街

東京ラーメンストリートへ。



東京駅斑鳩のしおラーメン。

魚介の効いたスープはくどくなくまとまっていました。






2杯目は 「銀座梵天」の中華そば。

素朴でスープも飲み干せるあっさり味でした。


ちなみに、らーめん以外食べていないのではと言われますが、意外に

ハンバーグステーキとかも食べてます。








3杯目はこれまた銀座「松富」であさりらーめん。

銀座の路地裏にある穴場のらーめん屋さんですが、このあさりらーめん

は限定メニューで売り切れ続出なので、今回食べられてラッキー

でした。あさりのスープとあさりが結構らーめんの中に入っていて

本当に美味しいのです。いつも行くお店ですがどれを食べても

とても美味しい裏切らないお店です。




4杯目は翌日、早起きして東京ラーメンストリートに戻り

六厘舎の朝つけめん。

つけめんでは超有名店の六厘舎で普段は行列必至ですが、

朝は空いています。

7時30分~9時45分までの朝しか食べれないつけ麺です。





5杯目は新横浜ラーメン博物館へ行き、 「支那そばや」

のしょうゆらーめん。

中華そばの類でしたら、これが私の中では日本一です。




6杯目は新横浜ラーメン博物館で「こむらさき」

王様らーめん。

熊本らーめんの名店です。


今回は6杯でしたが、おまけが。。。。



名古屋に帰り、一人で「天下一品」の中華そば。

京都発祥の全国的に有名ならーめんチェーンですが、最近名古屋にも

進出して気軽に食べられるようになりました。


久しぶりのらーめん集中の出張でしたが、まだまだ食べられる

ものです。










  

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Posted by フューネ三浦 at 08:35 │社長のプライベート

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2016年02月06日

行き過ぎた安売り

先日、マスコミを賑わしたニュースでスキーのバスツアーでは

多くの若い命が失われました。また、廃棄されたビーフカツが

不正に転売されていたという事実に多くの国民が驚愕したことだと

思います。私たちの命をも脅かす恐れがある事件に触れる度に

「安全」はタダで買うことは難しいと思うのです。



お客様の安全を守る為の「安全コスト」は年々上昇の

一途です。フューネグループでも貸切マイクロバスの運行を

していますが、重大な事故が起きる度に法律が厳しくなり、

お客様の安全に運行する為のコストが上がってきます。

葬儀会館においても火災事故が起きる度に厳しくなっていく

消防法に対応する為のコストも年々上昇しています。

食の安全においての衛生管理も少なからずコストがかかり、杜撰な

管理の下では命さえ奪ってしまうような重大な事故に繋がります。

お客様の安全を守る為には仕方のない支出とはいえ、結局のところ、

安全のコストを支払うのはお客様であることは事実であり、これは

お客様に理解をして頂く他なりません。




自由競争の現代では企業間の価格競争は激しいものです。

消費者にとっても出来るならば「安ければ良い」と考えるのは当然の

成り行きですが、必要以上に安いものはやはり「ワケ」

あるものです。

行き過ぎた安売りの果てに安全性を無視したり、法が守られていない

という商品は本来はNGのはずですが、これがまかり通ってしまう。

そもそも安さの上で粗悪品に当たる確率は極めて高いのです。



葬儀という商品もインターネットを中心に行き過ぎた安売りだと

思わざる得ない商品が多数出回っています。

当然消費者にとって価格は魅力ですが、その価格では本来お客様が

期待するサービスが含まれていなかったりするのです。

つまり、安い「ワケ」がそこにあるのです。

最近の傾向として、だだ安さに飛びついていたお客様が一時期よりも

減っているように思います。

安い価格の葬祭サービスを選ばれるお客様はもちろんいらっしゃるの

ですが、以前はとにかく安いものとサービスの中身を検討されないで

決定されたお客様が、今はサービスの中身をしっかりと吟味され、

納得がいった上で安い価格帯の葬祭サービスを選ばれるように

なりました。仮に納得がいかなければ追加料金を払ってでも納得のいく

サービスを受けるべきでしょう。

本来の消費者の消費活動なのです。

結局のところ、葬儀という商品も必要以上に安いものは無いということ

なのです。




行き過ぎた安売りの果てに消費者が最終的に損をすると

いうことが無いようによりわかりやすい商品の説明と価格の明瞭性が

私たちに求められています。何事もバランスが重要なのです。













  

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Posted by フューネ三浦 at 09:42 │お葬式の知識

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2016年02月04日

大型のお棺



お棺にはサイズはサイズあります。

標準的なサイズのお棺だけでなく、大柄の方用の大型棺、

子供用の子供棺、赤ちゃん用の赤ちゃん棺まで様々なサイズのお棺が

あるのですが、各葬儀社によって扱うサイズはまちまちであり、

大・中・小もしくはL・M・Sといった独自のサイズの規格をつくり

対応しています。お棺のサイズは単純に大きければ良いと

いうことではなく、近隣の火葬場の炉のサイズよりは絶対に

小さくなければなりませんし、お棺を運ぶ霊柩車もそれに

対応しなければならないのです。




最近、これまでの標準のお棺に入らない方の割合が増えてきています。

お亡くなりになられる方も時代と共に少しずつ大型化してきています。

おそらく、近い将来には現在の大型棺が標準のサイズになり、

さらにワンサイズ上の大型棺が必要になってくるでしょう。

その為に火葬炉や霊柩車のサイズも変えなければなりません。



豊田市のお隣、岡崎市の大樹寺には徳川将軍家の歴代の位牌が

あります。

「遺体は駿河久能山に葬る事、葬礼は江戸増上寺で行うこと、

位牌は三河大樹寺に立てること、一周忌が過ぎたら下野日光山に

小堂を建てて勧請せよこれにて関八州の鎮守とせよ」


と家康が遺言を残した為です。

この位牌は将軍の身長に合わせて作られていると言われています。
 
それぞれの位牌の大きさは155cm前後です。

ということは江戸時代の成人男性の身長は160cmに満たない方が

ほとんどであったのです。

現代では日本人の成人男子の平均身長が170cmを超えているの

ですから400年の間にこれだけ大きくなったのです。



人体の大型化の波はじわりじわりと来ているのですが、普段の生活の

中ではなかなか気づくことはできません。しかしながら、葬儀の現場で

大柄の人が間違いなく増えてきていることに気付いてしまう素敵な仕事

でもあるのです。

  

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Posted by フューネ三浦 at 08:11 │お葬式の知識

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2016年01月31日

他人事

他人事と書いて正しくは「ひとごと」と読みます。

本来は「人事」という漢字で良いのですが、これだと多くの方が

「じんじ」と読んでしまう為に「他」という漢字を付け加えた

のだとか。

そはそれで「たにんごと」と読めてしまう為に本来の読み方の

「ひとごと」と読むことを知らない方が多いのです。




さて、人間は元来、自分にとってマイナスになるような事象に対しては

想定をしたくないという防衛本能が働きます。

災害、盗難、事故、そして「死」・・・

すべては基本的に「他人事」なのです。

多くの人々にとって、身内の誰かが直面した時に初めて他人事から

自分事に変わるものです。

正直、これまでこの「感動葬儀。ブログ」において

「死」に対するリスクを8年以上も読者の皆様に注意喚起をして

きましたが、結局は「他人事」でした。とブログの読者からコメントを

頂くことがあります。

もちろん、すべてを自分事に置き換えていたら、精神的に持たなく

なってしまうと思うのですが、少しでも自分事として考え、行動する

ことが「備え」です。

万一の災害に備えて、備蓄の食料を買っておくことや保険の加入を

している人としていない人。これが自分事と他人事の差なのです。



葬儀の備えというものは遺言・信託・事前相談・生前見積り・

葬儀セミナーと様々な方法がありますが、まずは方法を知って頂くこと

さえも備えへの第一歩なのです。

そして、友人・知人の葬儀の参列する機会をどうか、他人事と捉えずに

自分のこととして頂くことが大切です。

結局のところ「他人事」ではいざという時に慌てるだけなのです。






  

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Posted by フューネ三浦 at 08:42 │お葬式の知識

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2016年01月29日

トリセツ

西野カナさんの「トリセツ」という曲に同世代の女性から

多くの共感が寄せられています。

歌詞に中にあるトリセツには

「急に不機嫌になることがあります」
「定期的に誉めると長持ちします」
「爪がキレイとか 小さな変化にも気づいてあげましょう」
「でも太ったとか 余計なことは気付かなくていい」

などと、女性の取り扱い方が綴られています。

トリセツとは「取扱説明書」の略であり、この曲の歌詞は女性

のワガママを世の男性が正しく取り扱う為の説明書になっています。



さて、最近は分厚いページの取扱説明書というものは本当に少なく

なってきました。紙での説明書が無くなっていく代わりにネット上から

ダウンロードするケースやそもそも必要な部分だけネットで検索する

スタイルの変化をしているのです。物の扱い方の取扱説明書は

今後もそのようなスタイルが継承されていくのでしょう。




ところで、「葬儀」という商品においては近年、取扱説明書の必要性が

重要ではないかと思うようになってきました。

それは何故かと言いますと、昔と比べてお客様が葬儀のことを

知らないのです。

家族葬の増加により、そもそも参列する葬儀の機会は減っていますし、

隣近所の方のお葬式を会社を休んでお手伝いすると言ったことが

無くなってきたのが一番の原因です。

昔は各地域に長老と呼ばれるリーダーいて地域の人々は葬儀を

手伝うことで地域のしきたりや宗教の理解、また葬儀のマナーや

たしなみを学んでいったのです。

ところが、今ではそのような経験をほとんどしないで親の死に

直面した時にいきなり喪主をしなければならない方が多く

いらっしゃり、そのような方に葬儀の取扱説明書が必要になってきた

と思うのです。

葬儀の際のお寺様の読経も子供の頃から仏壇の前で毎日唱えている方は

どんなお経か解っているのですが、そのような方が少なくなって

きたのですから、お経の解説さえも説明書が必要な葬儀の現状です。



確かに現在は簡単に解らないことをネットで検索できるのですが、

必ずしも正しい情報に辿りつける訳ではありません。

ですから、提供する葬儀というサービスにサービスを提供する会社と

して責任を持った「取扱説明書」を発行する必要が生まれて

きたのです。






  

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Posted by フューネ三浦 at 08:36 │お葬式の知識

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2016年01月27日

想定外を想定する

一時期「想定外」という言葉が流行りました。

人が驚くレベルの事件や事故というのはほとんどの場合「想定外」の

ことであり、想定を超えたところにインパクトがあることは事実です。

よく人を感動させたり、喜ばせる手法として「サプライズ」

いうものがありますが、受け手側の想定内のことであるのならば、

心が震えることにはつながりません。このような場合、相手の想定外を

狙っていくことは大切なことかもしれません。




しかしながら、プロの仕事というレベルにおいて元来「想定外」と

いうことは絶対にあってはならないのです。お客様が想定していた

使い方をしてケガをしたなんてことはモノづくりのメーカーでは絶対に

いけないことですし、先の震災での原発事故も想定外という理由で

対策を怠っていたなんてことで国民が許しはしないでしょう。

フューネも葬儀のプロとしてこれまでに蓄積されたノウハウが

「想定外」をほとんど消滅させてくれています。

お客様にとってハプニングでも私たちから見れば想定内。

これが私たちとお客様の理想の関係です。

「想定内を想定する」

その為に、絶えず調査研究を怠ることは絶対にできません。





多くのお客様に葬儀後に感想をお尋ねすると

「親が亡くなるなんて想定外だった」

ということを言われます。

誰もが冷静に考えれば「人は必ず死ぬ」という定めであるし、

いつかは自分の親を亡くなると考えるのは自然のことのように

思われるのですが、子にとって

「親は亡くならないもの」

と錯覚してしまうものなのです。

しかしながら、私が確実にお願いしたいのは

「親の死を想定外にしないでほしい」

ということなのです。

想定をしておかなければ、親の死後の相続も形見分けも

もしかしたら、残された遺族の日常生活さえも不都合なことが

起こるかもしれません。












  

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Posted by フューネ三浦 at 09:11 │フューネ(会社)のこと

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2016年01月25日

アイデアは移動距離に比例する

社長となると「考える」という人間としての基本スキルは常に

行っていなければなりません。というより頭は常にフル回転がの状態

です。お客様に支持される商品の改良や新たな企画のことはもちろん

ですが、会社の運営のことや従業員の幸せのこと。はたまた地域社会

の発展のことも。そして愛する人や家族のことも「考える」という

ことが絶対に必要です。



さらに重要なのは単に考えることだけではダメであり、役に立つ

アイデアでなければなりません。

もっともそんなに簡単に人を喜ばせるアイデアは生まれてきませんし、

考えれば考えるほど、煮詰まって八方塞がりな状態になってしまう

ものです。そのような時は気分転換が必要であり、散歩をするだけでも

違いますし、美しい景色を見たり、何か遊びをすることだけで

ヒラメキがやってくるのです。


唐突ですが、

「アイデアは移動距離に比例する」

のです。旅行に行くにしても近くよりもなるべく遠いところに行く、

出張も近くのところに行くより遠くのお客様のところに行くことが

アイデアの生まれる秘訣です。

自分の住んでいる地域では見慣れた何気ない道路でも初めて気づく

発見がありますし、全国チェーンのコンビニに入ってもそのご当地に

しか売っていないものがおいてある。

このようなわずか変化の「気づき」でもアイデアになり、何かの

ヒントに繋がるのです。



世に言う「アイデアマン」はほとんどの人が机に座ってアイデアを

出している訳では無く、どこかに移動してアクティブに動いている

のものです。

私の場合も出張はアイデアの宝庫です。

まずは移動の車内でゆっくりと読書をすることで何かに気付くこと。

見慣れぬ土地の何かを見て気づくこと。

そして、その土地の人々と触れ合うことで気づくこと。

これが結構、新商品の企画に繋がったり、ブログの記事のネタに

なったりするものです。

是非皆様も遠くに旅行でもして頂いて何かに「気づく」ことを実践

してみてください。びっくりするくらいの素敵な考えが浮かぶかも

しれません。







  

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2016年01月21日

「いただきます」と「ごちそうさま」の間で

食事のあいさつと言えば、

「いただきます」「ごちそうさま」でしょう。

どちらの言葉も意味を知って使えば大変素晴らしい言葉なのです。

まずは「いただきます」 から

「いただきます」とは、「私の命のために動植物の命を頂きます」の

意味からです。人が生きていく為には動物に限らず、草や木の

命さえも「いただくこと」が必定です。

私たちの生きていく代償としていのちを頂くことの意義を忘れない為の

「いただきます」なのです。

次に「ごちそうさま」ですが「ご馳走様」は「馳走になりました」の

ことで「馳」、「走」という漢字はともに「はしる」の意味です。

昔はお客様を迎えるのに走り回って獲物をとってきてもてなしました。

このような行為に「心からありがとう」という感謝の気持ちを最大限

表した言葉です。



以前にこのブログでもご紹介しましたが、日本人は「食」に想いを

込めることがとても上手な民族であり、奈良時代に仏教が伝来した時

から寺院では修行僧が食について勉強するお堂が「食堂(じきどう)」で

あり、今日の食堂の語源でもあります。

お葬式においても食に様々な意味があり、そもそも食べることで

「供養」としました。

今でも故人と共にする最後の食事という意味の食事もありますし、

忌明けまでの生ものを食べてはいけないという殺生の心得などが

あるのです。



冠婚葬祭という非日常の時(ハレ)にしか食べられない寿司やお赤飯、

お餅といった食事も現代の日常の代表格であるコンビニに普通に

売っているのが当たり前という現状では食の教育というものは本当に

難しいものです。

加えて食材には本来「旬」と呼ばれる食べ頃があるのですが、これも

一年中食べられる現状の中で若い世代に「旬」ということさえ、教える

ことは難しいものです。



※関連記事 2015年3月23日付ブログ記事「食べるという供養」
http://fune.boo-log.com/e309130.html


お葬式と食についてはこれまでもブログに書いてきましたが、葬儀で

供される一つ一つの食事には意味があり、それを頂く側の作法もあり、

食も儀式となっています。

しかしながら、最近では食事そのものが空腹を満たすだけの行為に

なってしまっているのも事実であり、食からの学びを若い世代に

伝えることができていないのが実情です。



そのような現状であるのならば、せめても「いただきます」と

「ごちそうさま」の意味を伝えることだけでも現代の葬儀社として

お客様に伝えることが精一杯の文化伝承の役目なのです。





  

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2016年01月19日

命の維持

人は数日間食料を口ににしなければ、簡単に死を迎えるものであり、

40度を超えるような暑さの場所やマイナス20度を超える寒い場所に

適応する衣服を身に着けていなければ簡単に命を落とすでしょう。

また、身体に危害が及ぶような怪我が重体となり、命を落とすことも

あります。人の命は非常にデリケートの上に成り立つバランスで成立

しており、命の維持にはひとときも油断をしてはいけないのです。

但し、ちゃんとしたケアをすれば命は平均的に80年は保障されますし、

条件が整えば、120年は生きられるのです。



DNAに刷り込まれたプログラムによれば、人の体は

55年くらいの耐用年数しか想定していないそうです。

なぜ、55年かというと子育てが終わっている年だとか。

これが自然の摂理であり、40歳で子供を産んだのだからこれでは困る

といっても人間の体を形成する遺伝子プログラムがそうであるという

事実は私たちは受け入れなければならないのです。

ではなぜ、120歳くらいまで生きられる人がいるのかというと、

脳の寿命が120年ということらしいのです。

つまり、脳の耐用年数の方が長いので、耐用年数を超えた肉体でも

ちゃんとケアをしていけば、最長120年は生きられるのが

人間なのです。





命の維持をしていくということはやはり、健康に留意することが

重要であり、特に体は若い時からケアをしていけば、長持ちします。

車のメンテナンスも自分の体のメンテナンスも本質的には

同じ道理なのです。



人の死はどうにもならないような事件・事故で命を落とすことが

残念ながら存在します。そのような方のお葬式は文字通り

「残念・無念」の空気が漂っています。

逆に命の維持に成功して長寿を勝ち取った方の死はお祝いの要素も

含まれています。

命の維持に成功すること。

それが生きる上で重要であり、理想的な葬儀をする大切な

要因なのです。








  

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Posted by フューネ三浦 at 08:13 │日々いろいろ

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2016年01月17日

伊勢参り 2016

15日の金曜日に毎年の恒例となっています伊勢神宮の参拝に行って

きました。当日は暖かく快晴であり、大変気持ちの良い日に恵まれ

ました。



二見の夫婦岩も快晴で朝は富士山は見えたそうです。

年間5回くらいしか見えないくらいの頻度ですからいかに

天気が良かったかお分かりでしょう。



伊勢神宮の楽しみと言えば、15年連続で行っている「市丸らーめん」。

伊勢といえば麺類は伊勢うどんでしょうが、本当にこれは

うまいのです。



さらに、今年初めてオーダーしたチャーハンが美味しかった。



来年からはチャーハン・らーめんですね。


帰りにはこれまた恒例椿大社にも参拝です。

下の滝の写真を携帯の待ち受けにすると運気が上がると

言われています。

さらに滝壺の形がハートマークになると更なる運気が上がると

言われていますが、残念ながらそのような写真には

なりませんでした。




今年一年が平穏で幸せな年になることを願っての伊勢参りでした。
  

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Posted by フューネ三浦 at 09:23 │社長のプライベート

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2016年01月15日

一般社団法人日本HappyEnding協会




わたしが理事に就任した

一般社団法人日本HappyEnding協会

が活動をスタートしました。

日本初「HappyEndinngカード」の普及を

目的にしています。

くわしくはコチラ→http://happyending.jp/


この協会が目指すハッピーエンディングを迎える為の10こと
以下の通り

1. 人生の整理整頓をしよう。
2. もっと自分を知ろう。
3. 最期の時を想像してみよう。
4. 一緒にいて幸せになれる人をみつけよう。
5. 信頼できる病院、先生をみつけよう。
6. 葬式や墓について考えよう。
7. 誰に何を遺せるか考えよう。
8. 最期の願いを実現してくれる人を見つけよう。
9. 今この時を、もっと楽しもう。
10. ありがとうを言おう。



終活という活動がブームを迎えている中で、活動が広がってくれば

くるほど、活動する皆様の勘違いや終活関連業者の利益を優先した

「間違いだらけの終活」が行われているのが現状です。

何が間違いなのかは私の著書「間違いだらけの終活」

是非ご確認ください。


「自分の死を見つめることは残りの人生を豊かにすること」

これが私の考える終活の定義であり、この協会の活動を通じて

日本中で正しい終活が行われることのサポートが出来れば幸いです。

是非とも皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。






  

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Posted by フューネ三浦 at 08:15 │日々いろいろ終活の教科書

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2016年01月11日

内需依存型産業

葬儀業は究極の内需依存型産業だと言われています。

内需依存型産業とは国内市場を中心に行われる産業のことで主に

建設・不動産、小売業、サービス業などがそれに該当します。

葬儀というサービスを文化の違う諸外国に輸出することはとても

難しく、私たちが諸外国に活動の拠点を設置しても果たして外国の方

が受け入れてくれるのかということはとても難問です。



内需依存型産業のデメリットは 何といっても日本という国の国力以上

に産業が発展しないことです。輸出に頼ることができる外需依存型産業

ならば、仮に国内で製品が売れなくても海外で売れれば良い訳であり

ますが、内需依存型産業はそのようなことは期待できまません。

葬儀の仕事というのは日本の死亡者人口以上の需要は無い訳ですので

人口の減少という問題はとても頭の痛い課題なのです。




内需依存型産業の良い点として為替の影響の少ないことですが、近年の

円安や主な仕入れ先である中国や東南アジアの物価上昇は仕入れの

価格を大きく押し上げています。

結果的に適正な利益を出すには価格を値上げすることが最善な方策

なのですが、同業者間の競争の激化により、安易に値上げも出来ない

のが葬儀業界の現状です。



それでも、業績が上がっている葬儀社は上がっているのです。

お客様のニーズや時代のトレンドにあった商品を提供出来ている

本物のサービスが出来るところです。そしていつの時代もお客様の

「心に響く葬儀」が出来ているところです。

フューネの「感動葬儀。」も名前負けをしていないことを

痛切に願っています。

葬儀社は内需依存型産業の上にさらに地域を限定した

コニュニティ企業です。

地域社会の中でいかに私たちを必要としてくれるかと関係性が

すべてであり、地域の発展が会社の発展に直結するものなのです。

















  

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Posted by フューネ三浦 at 08:39 │フューネ(会社)のこと

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2016年01月09日

車いすの視点から

先月、連日の疲れからか胃腸風邪をひきました。

ここまでならば、只の流行りの風邪で済んだのですが、

手と足の筋肉に菌が入り、なんと一時は両手両足が全く動かなくなり、

完全に動けなくなりました。

まさか、風邪をひいて歩けなくなるなんて思いもしませんでした。

歩くたびに激痛が走る状態でしたが、参加をしなけばならない

各種の約束事に行くのに車いすを使用しなければならない状態に。

おかげさまで自分自身の情けなさと人の優しさを実感しました。



さて、生涯二度目となった車イスに乗ったのですが、乗ってみて感じた

ことは本当に皆さん「優しい」の一言に尽きるのです。

行きたい方向の道は空けてくれますし、車いすは代わる代わり押して

くれます。乗っている私の体調も気遣ってくれますし、荷物も持って

くれます。本当に優しさに感謝です。


しかしながら・・・

優しさがあだとなるありがた迷惑と感じることもありました。

ある会合で受付を通る前に車イスに載せられ、いつも受付で認証して

もらう駐車券が認証できず、会合が終わりそれに気づいて「受付」に

行こうというしぐさをしたら、後ろから「どこに行く」と声を

かけられ、このまま車いすを押され、受付とは反対方向に。

その内にしゃべっていて、私も駐車券のことを忘れてしまい、

また別の方が駐車場まで車いすを押してくれて、私の車の前まで送って

くれました。しかしその状態では車は出庫出来ず、また痛い足を

引きずりながら、上の階にいくことになりました。




また、別の会合で足が痛いということで気を使ってある後輩が車で

迎えに来て頂けるという申し出を頂いたのですが、何とか右足が

治ったので運転できるからとお断りをしたのですが、危ないから

どうしてもと再度説得され、お迎えをお願いしました。

会合が終わり、帰るかという時に、後輩が会場にいません。

聞けば仕事上の緊急があり、帰ったということでまたまた痛い足を

引きづりタクシー乗り場まで歩いて帰ってくるという事態に。。。




ありがたいのにありがたくない結果になってしまう。

本人は何も悪気はなく善意なのですが、このようなことは実は

サービスの現場でやってはいけない典型的な失敗例です。

お客様の為に親身になって考えそして、行動し、結果お客様に

多大なご迷惑をおかけしてしまう。。。

このような失敗をする人はお客様との距離感が間違った意味で

近すぎるのです。

昔、多くの旅館では布団を敷いてくれるのが基本でした。

しかし今では「サービスを控える」というサービスを

好まれるお客様も増えています。つまり、布団は自分達で

敷くから何もしないでということなのです。



葬儀というサービスもお客様が悲しんでいるからといって

過剰なサービスはしてはいけません。

泣いているお客様にテッシュやハンカチをお渡しすることが

一番と思って半ば無理やりお渡しするよりも、お客様の気づく位置に

ティッシュやハンカチをさりげなく置いておくことが大切なお客様との

距離感なのです。

大切な距離感とはお客様が何かしたいと思った時にお客様から必ず

見えるところにいること。もしくはその時点でお客様の望むことの

結果を出してあげることなのです。


サービスがおせっかいになってしまうのはプロとしてはご法度です。

只々、車イスに乗って見えたのはもしかしたら、フューネの

サービスがお客様から「おせっかい」になっているのではと

心配でした。



























  

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Posted by フューネ三浦 at 08:39 │日々いろいろ

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2016年01月07日

介護をするために。

昭和50年代の未来の予測では2015年頃には日本で年間150万人

もの人が亡くなると予測されているのですが、実際は130万人弱

です。予測よりも約20万人も少ない理由は明快で、亡くなると

思っていた人々が長生きをしているから。

予測よりも寿命は延びているのです。

現代でも2040年頃に170万人の人が亡くなるという予測データが

厚生労働省から発表されているのですが、実際には長生きの方が

増えて170万人に達しないかもしれません。




長寿そのものはめでたいことであり、喜ばしいのですが、裏での問題に

介護があります。親が長生きして、介護をする為に仕事を辞めなければ

ならない人々が年々増えてきており、2020年・2030年と今後も増加の

一途となりそうです。しかも若者の労働者人口の減る2030年に、

介護で仕事を辞めなければならない人がピークになり、

労働者不足が社会問題の一番手になり、それを解決しなければ

国が滅びるという大変厳しい予測もあるのです。




近年、社員の確保が年々難しくなってきていると感じています。

景況感が好調であるのに、若者の人口が減っていることは特に新卒の

採用を難しくしています。では中高年の人を採用すればというと介護を

しながら働かなければならないような方々が本当に多くいるのです。

フューネでも介護をしながら働いてくれている社員さんがいます。

さらに、親の介護をする為に泣く泣く仕事を辞められた

元社員もいます。

企業経営者としては優秀な社員が介護の為に働けなくなるのは

本当に辛いことです。ならば、やはり、企業や社会のあと押しが必要な

時だと思うのです。




葬儀の現場で長年の介護疲れからか悲しいのにどこか晴れやかな

お顔をされている多くのお客様に遭遇します。

死が介護苦の解放になることは現実ですが、事実にしたくない

なんともストレスの溜まる問題点なのです。












  

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Posted by フューネ三浦 at 09:25 │終活の教科書

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2016年01月05日

2016年 お正月が終わって

葬儀屋さんにおいて年末年始は関係ないとはいえ、フューネでは

今年は大晦日から元旦の朝にかけて非常に忙しい年越しとなりました。

最愛の誰かの死を迎えた遺族にとっては当然お正月気分が吹っ飛んで

しまうことは仕方がありませんが、関係者の皆様もお正月気分では

いられなくなってしまうものです。元旦の夜からお通夜は物理的に

出来るのですが、なかなかお客様も元旦の通夜を選択される方は

少ないのです。ここ最近では年末にお亡くなりになられた場合、

家族葬を希望される方は元旦のお通夜でも気にせずに受け入れて

くれますが、従来のお葬式の場合、正月三が日を避けてのお葬式を

希望される方がほとんどです。やはり、多くの方も巻き込むお葬式の

場合、そういった配慮が自然と働くものです。

しかしながら、年末の30日・31日にお亡くなりになられて1月4日の

お葬式といった場合、葬儀社の担当者はお正月の間ずっとお客様の

お手伝いをすることになり、その間に休暇を取ることが難しい状態に

なってしまうのです。

毎年のことですが、越年のお仕事は葬儀社にとっても大変なものです。

このようなお客様がいらっしゃるから、葬儀社にとって本当のお正月が

やってくるのは昨年お亡くなりになられたお客様のお葬式が

すべて終わった時なのです。

今年のフューネの場合はその日は昨日(1月4日)でした。




お客様も火葬場から帰ってきて初七日の会食にはいって緊張の糸が

緩んだその時に親族の間で

「お年玉あげてないわ」

と気づき、慌てて用意してお渡しされている光景が葬儀会館で

行われているのです。

お客様も葬儀が終わって初めてお正月なのです。




さて、本日1月5日、お正月が終わってやっと今年のスタートです。

エンジン全開で今年も頑張っていきますよ。


  

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Posted by フューネ三浦 at 09:00 │お葬式の知識日々いろいろ

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2016年01月01日

2016年 あけましておめでとうございます。



みなさま、あけましておめでとうございます。

本年も「感動葬儀。」ブログを宜しくお願いします。

今年も葬儀に関連する情報を中心に話題を提供できたらと

考えています。

さらに、昨年末に開設したサブブログ

「会社を潰さない事業承継ポイント」ブログ

も本格的に始動していきます。



今年はさる年。

申赤(さるあか)と言って申年に赤い下着を身に着けると

健康で過ごせるという言い伝えがあります。

運気を貰って今年も健康に留意して元気にいきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いします。  

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Posted by フューネ三浦 at 11:29 │日々いろいろ

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2015年12月31日

2015年大晦日 今年もお世話になりました。

ブログを書き始めて9度目の大晦日。

今年は調整の年と決めてスタートした一年でしたが、私の2冊目の著書

「間違いだらけの終活」の出版もあり、忙しさは

相変わらずでした。

それでも何とか2日に一度のブログ記事をアップするという公約は

守ることで出来ました。ありがとうございました。




今年一年、読者の皆さまには

「感動葬儀。」ブログをご愛顧くださり

ありがとうございました。

来年も良い年でありますように。


  

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Posted by フューネ三浦 at 08:37 │日々いろいろ

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2015年12月29日

自筆証書遺言の簡略化

12月27日中日新聞朝刊の一面に

「自筆遺言の簡略化検討 押印必須、厳格な書式から」

という記事が大きく掲載されていました。

記事の内容は以下の通り

自筆遺言の簡略化検討 押印必須、厳格な書式から

 生前に自分一人で作成できる「自筆証書遺言」の書式について、法務省が見直しに向けた検討を始めた。民法が定める書式はあまりにも厳格との指摘があり、緩和を求める声が出ていた。現在、法制審議会(法相の諮問機関)が議論を進めており、法務省は二〇一六年度内にも見直し策を取りまとめたい考えだ。

◆終活ブーム受け

生前に身の回りを整理する「終活」がブームとなる中、財産の分配方法を記す遺言を利用しやすくするのが狙い。だが、簡略化すれば不正をしやすくなるというマイナス面もあり、慎重な検討が必要となりそうだ。

民法は自筆証書遺言の書式を「全文、日付、氏名を本人が書き、これに押印が必要」と規定。内容に変更がある場合は「本人が場所を示し、変更した旨を付記して署名し、変更箇所に押印が必要」としている。

作成者が思いを込めても要件を満たさず無効となることがあり「日付や氏名のほかに押印までは必要ないのでは」と実務家から見直しを求める声も出ていた。

 最高裁も十一月、赤のボールペンで用紙の左上から右下に線が書かれた遺言を無効とした判決で「斜線を引く行為は、効力を失わせる意思の表れだ」と、作成者の思いを重んじる判断を示した。

法制審議の部会では「偽造や作成者の意思に反した内容の改ざんを防ぐには、見直しは限定的にしたほうがいい」との意見も出ており、今後一年以上かけて議論を続ける見通し。

最高裁の司法統計によると、自筆証書遺言の内容を家庭裁判所で確認する「検認」手続きの申立件数は、〇五年は約一万二千三百件だったが、昨年は約一万六千八百件に増加した。


 <遺言> 民法が書式や訂正方法を規定、内容は法定相続よりも優先される。代表的なのは自筆証書遺言と公正証書遺言の2種類。自筆証書は1人で作成できるが書式が厳格で、死亡後は家庭裁判所での「検認」手続きが必要。公正証書は、法律専門家の公証人が遺言をする人から内容を聞いて作成、原本を公証役場で保管する。公正証書の作成件数は、2005年は約6万9000件だったが、昨年は約10万4000件に増えた。



終活ブームの中で遺言書を書く人が多くなっていることはとても

良いことです。遺言書が無かったばかりに相続で揉めてそれまで

兄弟姉妹の仲が良かったのが、絶縁状態になってしまっている

お客様の事例を見ている私にとってはやはり、自分自身の死後を

元気な間に考えておくことは権利というより義務だと思うのです。

最近ではいわゆる富裕層といわれる方々が遺言や信託という方法で

自分の死後の事務を指図することの啓蒙が浸透したこともあり、

かなりの確率で遺言等を作成されています。

今、問題が起きているのは比較的、財産が多くない人々の相続争い

なのです。相続税が発生しない程度の財産ですが、親族間で骨肉の

争いをする・・・

1000万の現金をどう配分するのかで争ってしまうのです。

これを防ぐ手立てとしての遺言書は効用は絶大です。

しかし、自筆で書いた遺言というのはフューネの提携弁護士に確認する

と8割くらいが無効という判定を受けているということです。

記事にある通り、法律で定められた書式をたった一箇所でも逸脱すると

無効という判定になりますし、筆跡鑑定をするケースが大半だとか。

本当に自筆証書遺言を現実的に成立させるのは至難の業なのです。

もちろん、法律的に無効とされても、故人の遺志を尊重して相続人が

遺言に従って相続をすれば何も問題は起きないのですが、そもそも

問題が起きそうだから遺言を生前に作成しているのであって、現実には

円満解決になるケースは少数なのです。




自筆証書の法律的な要件が緩和されて、これまで無効とされた遺言が

少しでも有効になることが希望であるのですが、やはり、現実的な

効力を考えると公正証書遺言が一番の死後の近道なのです。



  

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Posted by フューネ三浦 at 08:21 │終活の教科書

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