ブーログ › フューネ三浦直樹の「感動葬儀。」ブログ
2017年06月01日

カールロス

長年の親しまれてきたスナック菓子「カール」が8月生産分をもって

全国販売を中止し、販売地域を関西地域以西の西日本地域に

限定するというニースはとても衝撃を受けました。

私はカールの大ファンで子供の頃はもちろん、今でも一ヶ月に

1袋~2袋は食べています。

そのカールが私の住む愛知県では販売が無くなることは個人的に

とても残念なことです。




カールは最盛期の1990年代に190億円だった売上高は

2015年に60億円程度までに減少していたという事実を改めて

受け止めてみると、いくらロングセラー商品と言っても継続していく

ことの難しさを感じます。ニュースを見るとポテト系のスナック菓子に

押されてということですが、個人的にはポテト系にはないカールの

やさしい味が好きだったのですが。



先日、フューネのとある葬儀会館の写真を見る機会がありました。

その写真は20年前のもの。

いわゆるスタンダードなお葬式の飾りの祭壇の写真でしたが、

20年前と今とほとんど変わっていないことに危機感を感じました。

変わらないということは何も商品として進歩していない証拠です。

もちろん、この20年の間に様々な新作の葬儀祭壇をお客様に提供を

してきました。結果的にお客様に受け入れられず廃盤になった祭壇も

多いのですが、やはり、商品が生き残っていく為には絶えず、

新しいものに挑戦をしていくことが大切だと思うのです。




古くて懐かしいものはたくさんあります。

フューネでもオーソドックスの葬儀の飾りはお客様からの需要は確かに

減っていますが、大切に残していきたいものです。









  

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Posted by フューネ三浦 at 09:11 │日々いろいろ

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2017年05月30日

心の時間

葬儀をご依頼頂くお客様に一番提供したいのはお亡くなりになられた

方との「最後の時間」です。

臨終の後に慌ただしい時間を過ごすのはある程度仕方の無いこと

ですが、それでもお亡くなりになられた方と二人っきりになる時間を

つくるというのはとても大切なことです。



世間体や形式ばかりを取り繕うお葬式ではなく、お亡くなりになられた

方とその家族を主役にしたお葬式の提供をしようと始めた

フューネの「感動葬儀。」ですが、最近感じるジレンマは

亡くなってから火葬をするまでの時間がとても短くなっているように

感じます。特に友引の関係で友引の前々日にお亡くなりになり、

その日に通夜、翌日葬儀という言う強行なスケジュールでは

臨終から火葬までの時間がギリギリ24時間をオーバーをしている

といったことがあります。




お葬式持つ役割の中では心の癒しを求めることも大切なことです。

心を浄化させる時間を持つことはとても大切なことですし、

ご遺族の方にとって心の時間を大切にして欲しいのです。

どんなにお葬式を簡略化しても簡略化してはいけない部分は

グリーフケア(悲しみを和らげる)であり、忘れてはならないことです。








  

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Posted by フューネ三浦 at 08:29 │お葬式の知識

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2017年05月28日

結クラシカル三好 オープン100日祭を開催します。




みよし市三好町に今年2月にオープンした

葬儀会館「結クラシカル三好」

6月4日午前10時より午後4時まで

「オープン100日祭」と称し

まして、記念イベントを開催します。

イベントの詳細はこちらをご覧ください。↓
http://www.fune.ne.jp/news/entry-224.html

人形供養やなんでも相談会、

11時30分からがハッピーエンディングセミナーを開催。

13時30分からは家族葬セミナーを開催。

是非、お申込みください。

ご予約の電話番号 0561-32-4488




来場全員が参加できる空くじなしの大抽選会のほか、

ご来場の皆様にはお菓子の詰め合わせをご用意しております。

皆さまお誘いあわせのうえ、ぜひご来場ください!




また、当日、「和」をイメージした「結クラシカル三好」オリジナル

新作の祭壇を発表します。

お楽しみに。


  

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Posted by フューネ三浦 at 08:36 │イベント&ニュース

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2017年05月26日

家族葬はできますか。

最近では本当にお葬式の形態が小規模化してきており、

家族葬を希望されるお客様が過半数以上であるのが現実です。

家族葬専用の葬儀会館ならば家族葬を行うのに適切なサイズの

ホールも完備していますが、従来のお葬式が出来る規模であれば

家族葬を希望されるお客様からすれば「大きい」と感じることは

必定です。

最近よく「家族葬はできますか?」

というお問合せをお客様から頂きます。

葬儀社の私たちから言えば、過半数のお客様が家族葬希望なのに

どうしてと一瞬思ってしまうようなご質問ですが、多くのお客様に

とって出来るか出来ないかは大きな不安要素なのです。




前述のとおり、大きなホールのある葬儀会館ではお客様からすれば

大きすぎるように感じられるのは仕方の無いことですが、

葬儀社の営業という観点からいえば、家族葬ばかり宣伝すれば

従来のお葬式を希望されるお客様から敬遠をされてしまうことになり、

とてもさじ加減が難しいものです。





基本的に日本にあるすべての葬儀会館では家族葬はできます。

但し、お客様にとって満足のいくレベルの家族葬が出来ますかという

問いにははっきりと断言の出来ないことがあるのです。

フューネの葬儀会館ではお客様が心底満足して頂けるような

家族葬の対応をすべての葬儀会館で実施しています。










  

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Posted by フューネ三浦 at 08:25 │お葬式の知識

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2017年05月22日

新たな需要

スマートフォンで、フリーマーケットの利用ができるアプリとして

「メルカリ」が注目されています。

スマートフォン上でのフリーマーケットという気軽さは出品する

ことのハードルを低くし、従来では捨てるしかなかったものでも

「価値」を見出してお金になることは世の中が変わってしまう

ものになっていくでしょう。

例えば、トイレットペーパーの芯やペットボトルのキャップも

少量だとただのゴミですが、100個・1000個という単位で集まれば

工作する材料になり、取引をされてお金になるそうです。

一般の商取引では見出せない価値が生まれて来ることが

楽しくもあり、新しい需要が生まれることに繋がるのです。




法律が変わることで新たな需要が生まれることもあり、また法律が

できたことにより、お客様のニーズが全く無くなってしまい廃業に

追い込まれることもあります。

「葬儀」というサービスも時代ととともに新しい「価値」が生まれ、

提供が出来た葬儀社が大きな成長を遂げてきました。

いつも時代も人が亡くなることとそれを弔うことの本質は変わらない

のですが、それの本質を行う手法が変わっていくのです。



そもそも、お客様の「面倒くさい」「煩わしい」ということを

解消することで新たなサービスを提供してきた葬祭サービスですが、

今までは物的な「面倒くさい」「煩わしい」ということでした。

しかし最近の動向は人と人の関わりの中での「面倒くさい」

「煩わしい」を解消するサービスが主流になってきているように

感じます。

これからの葬儀のお客様の需要はそのようなところがキーポイントに

なってくるのでしょうか。



  

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Posted by フューネ三浦 at 08:22 │日々いろいろ

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2017年05月20日

葬儀会館の予約

多くのお客様から葬儀会館を「予約できたら」というご要望を頂き

ますが、人の生死だけはいつかという断定が出来ない以上は原則、

早いもの順に対応するしかないのです。

最近では、葬儀の生前予約や生前見積もりを希望されるお客様が多いの

ですが、日程の確定が出来ない為にいざ葬儀が発生した時に、希望

していた葬儀会館が埋まっていて、やむなく別の葬儀会館で施行を

することになってしまうお客様が多くなってしまっています。

先着順という原則は理解は出来ていても、何のための生前予約で

あるのかという不満を私たち葬儀社に言われるのは大変心苦しい

ものです。




希望の葬儀会館を確実に抑えるやすくする為の方法をお教え

しましょう。

一番はお亡くなりになられたら、とにかく早く葬儀社に電話を

すること。

現実に1分・2分の差で先のお客様に希望の会館を抑えられて

しまうことがあるのです。

さらに、可能であれば、危篤の段階で葬儀社に一報を入れて

おくことをおすすめします。

例えば、A葬儀会館とB葬儀会館のどちらでもよいお客様が

先客であるならば、かち合うA葬儀会館ではなく、B葬儀会館での

施行にして頂くことで希望しているA葬儀会館を抑えることのできる

確率が上がるのです。




希望をしている葬儀会館がすでに別のお客様が使用していて、

どうしてもその葬儀会館でお葬式をしたい場合はどうするのかと

いうと、とにかく「待つ」ということ以外ありません。

待つためにかかる費用は葬儀社と交渉すれば、葬儀社が負担して

くれることもありますし、お待たせをする代わりに何らかのサービスを

受けることができることもあるのです。





出来ることならば、お客様の希望をすべて叶えてあげたい。

その為にはお客様も私たちもギリギリの努力が欠かせません。





  

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Posted by フューネ三浦 at 08:23 │お葬式の知識

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2017年05月18日

車列

フューネの本拠のある豊田市は年々交通渋滞が激しくなって

きています。

自動車関連企業に通勤する車や工場からの納入や搬出をする

トラックなどで車の街と呼ばれているだけに車の数は多いのですが、

渋滞はなんとか解消をして貰いたいものです。




火葬場までの「葬列」は近年ではすっかり車列に変わっています。

名古屋では霊柩車の後ろに黒塗りのタクシーを何台も連なって

車列をつくり、車列の長さを競いあっていた時代もありましたが、

今はそのようなことはほとんどありません。

車列が短くなったと言えども、数台の車列をつくることにはなります。

車列を作って走る時は通常よりもスピードを落とします。

一般的には法定速度よりも遅いスピードで走りますから、時として

渋滞を引き起こす原因になってしまうことになるのです。

それでも葬儀の車列と解れば、多くの方々は一定の理解を示して

くれますが、現代では一見すると霊柩車とは解らない車が霊柩車で

あり、葬儀の葬列であることに気づいて頂けず、心ないクラクション

などを浴びることもあるのです。



渋滞を引き起こす原因になることはもちろん、よろしくないこと

ですが、死者を弔う心があれば、一定の理解は必要だと思います。

もっとも、プロである私たちは渋滞を回避する為に片側1車線の道路を

なるべく使用しないようにしていますし、仮に使用する場合でも

交差点で曲がる回数を増やしています。

葬儀の車列を守ることも、葬儀社としての大切な仕事のひとつです。









  

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Posted by フューネ三浦 at 08:33 │お葬式の知識

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2017年05月16日

造形祭壇

お葬式の祭壇は種類が豊富ですが、大抵の祭壇はお花の量やカタチの

良し悪しで選ばれます。

祭壇にも流行というものがあり、その時代毎に流行り廃りというものが

あるのです。

現代ではお花でラインを描く「造形祭壇」が人気であり、

流線形の祭壇の演出や色をお花の同色系の濃淡でグラデーションを

つけたりといった細工が人気の秘密です。









花職人が一本一本心を込めて挿していく製作の工程を最近はお客様が

ご覧になられます。

本来は出来上がった祭壇をお客様にご覧頂き、驚かせたいと気持ちは

あるのですが、葬儀会館に直接にお入り頂くことで、祭壇の設営の工程

をご覧頂くお客様が多い内に、花職人が心を込めて挿している姿に

多くのお客様が感動をされていることに気が付いたのです。


ならば、お客様からが選ばれた祭壇の設営を包み隠さずお見せする

ことも「感動葬儀。」なのでしょう。




  

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Posted by フューネ三浦 at 09:38 │お葬式の知識

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2017年05月12日

活字離れ

「活字離れ」ということを聞くようになって久しいですが、

現在の日本は新聞や雑誌、書籍が本格的に売れない時代に

なっています。

特に雑誌の購買率の落ち込みはひどく、タブレットやスマホで

月々固定の利用料金を払えば、多くの雑誌が読み放題というような

サービスを提供しているサイトもあり、雑誌を読んでも紙で読まない

と言ったことが当たり前のような感覚になっています。




以前に、お棺の中に一緒に入れる副葬品に木製で作られた携帯電話

などがあることをこの「感動葬儀。」ブログでご紹介した

ことがありますが、本当にスマートフォンなどを副葬品として入れたい

と多くのお客様からご要望があります。

それと同時に愛読書や新聞紙なども副葬品として入れたいという

要望はとても多いのですが、このまま活字離れが進んでしまえば、

紙の書籍をお棺の中に入れたいというニーズも減少していってしまう

ものでしょう。




活字離れの中、写真や動画は誰でも気軽に撮影し、多くの方と共有の

出来る今日です。

インスタグラムに投稿した写真をお棺の中に入れていきたいと

いうように副葬品にも活字離れは間違いなく起きているのです。








  

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Posted by フューネ三浦 at 08:31 │日々いろいろ

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2017年05月10日

戒名と俗名

日本人の宗教感の中で、死後の世界で生きていく為に戒名をつける

という習慣があります。

現状では多くの人はお寺様にお願いして何らかの戒名を頂いて

いるのが、実際のところです。

しかしながら、「本当に戒名は必要?」

と疑問を抱く人が増えていることも事実なのです。

端的に言えば戒名を頂くということは「仏教徒になる」ということ

なのですが、その意味合いも解らずに戒名を頂いている方々に

とって「戒名は必要?」という疑問に繋がってしまう訳なのです。





あの世が本当にあるのかと疑念を抱いている方々にとって

「戒名は必要なのか?」

という疑問は当然のことのように思います。

宗教家の説明が足りない・宗教家の話を聞かない・宗教家を信じて

いない方々はいわば、戒名のことがよくわからない状況で要る・

要らないの判断をしてしまっているのです。




一方、俗名(ぞくみょう)とは生前名乗っていた名前のことであり、

通常お亡くなりなられると位牌にはフルネームで記載をします。

お寺様に葬儀を依頼する時に、あえて戒名を付けずに「俗名」で

お葬式をされるケースは年々増えています。




言ってみれば、戒名をつけるかどうかは皆さまの自由です。

本来、仏教徒である人が頂く戒名ですが、とりあえず葬式は

お寺様に読経をあげていただこうと思っている方々が圧倒的に

多い今日において、仏教徒であるという意識の無い方に

「戒名は絶対に必要」と押し付けることは戒名の本質からも

外れているのです。











  

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Posted by フューネ三浦 at 08:33 │役立つ雑でない雑学

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2017年05月08日

選べる葬儀会館

いつの頃からか、「葬儀会館」をお客様が自由に選べる時代に

なっています。フューネの葬儀会館第一号店である葬場殿が

オープンしたのが平成5年であり、今から24年前のことです。

フューネにとっても第一号店であったのですが、豊田市においても

民間の葬儀社が建設した葬儀会館としても第一号店でした。

それから四半世紀の間に多くの葬儀会館が誕生し、お客様にとって

葬儀会館を自由に選べるようになってきています。




最近のお客様の動向では葬儀会館を選ぶ理由として

「自宅から近いから」という理由だけで判断はしていないのです。

お客様が選んだ葬儀会館までたどり着くまで、自社・他社を含めて

いくつもの葬儀会館を通過して葬儀会場に選定した葬儀会館に

行くことが多々あります。

お客様が葬儀会館を選ぶ基準が葬儀のサービス・価格・清潔感

などなど「近い」という理由以外で選んでいるのです。



葬儀社としては自社の葬儀会館がお客様からみて

「選ばれる葬儀会館になっているのか」

本当に大切な要素です。





  

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Posted by フューネ三浦 at 08:19 │フューネ(会社)のこと

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2017年05月06日

スマホと葬儀社

連日、シリアからの難民がヨーロッパを目指して移動をしています。

国際情勢は混沌としており、日本の周辺においても非常に緊迫して

おり、いつ戦争状態になってしまうのか、多くの難民が押し寄せるのか

は解らない情勢です。

シリアからの多くの難民が歩いて目的地を目指せるのはほとんどの人が

スマートフォンを持っています。

GPSで現在地を確認して地図のアプリを使用すれば、目的地まで辿り

やすくなっていることも難民の増加に拍車がかかっているのだとか。

スマートフォンは難民の皆さまの行動も大きな影響があるのですね。




先日、とある老人会の役員会に出席した時のことです。

70代・80代の高齢者の方々ばかり30人でしたが、ほとんどの方が

スマートフォンを使用していました。

会議中でもわからないことがあれば、老眼鏡をはめて小さい画面を

見ながら調べものをしている姿は何とも微笑ましいものです。

高齢者においてもスマートフォンは使用することは最早普通の時代

です。

Amazonに代表されるネット上のショップの取り扱いが増えたことは

単に便利というだけの理由ではなく、高齢者の方の利用が増えたこと

も大きな要因なのでしょう。




葬儀社もスマートフォン上での便利さを追求をしなければ、多くの

お客様から支持をされない時代です。

高齢者の方も含めて多くの方がスマートフォンで葬儀社を検索して

葬儀社を選定される時代に突入しています。

葬儀社への連絡先も一昔前はタウンページで調べることが普通でしたが

今の時代、タウンページで電話番号を探されるお客様はほとんど

いらっしゃいません。

現在、タウンページには葬儀社の広告が多数掲載されていましたが、

各社とも広告枠が小さくなっています。




電話番号の検索もスマートフォンの時代ですから、お客様からの支持を

得る為にはスマホは無視できないのです。



  

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Posted by フューネ三浦 at 08:15 │フューネ(会社)のこと

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2017年05月02日

続・ペットロス

今から9年前(2008年4月7日付ブログ記事)に書いたブログ記事

「ペットロス」はの内容は今でも通じる、ペットが亡くなった時の

喪失感を書いてありますが、あれから9年経って改めて自分自身の

周りの見渡してみても、本当にペットを失って悲しみにくれる人が

多いことに改めて気づかされます。




イオンモール長久手店にあるフューネが経営している現代仏壇店では

店頭の一番目立つところにペット用のお仏壇、そしてペット用の

ロウソク・線香を販売していますが、本当に多くのお客様が

立ち止まってこれらの商品に注目している姿を見ると「ペットの供養」

というニーズがいかに多いのかと思い知らされます。

ペット用のお仏壇のパンフレットをお持ちなられるお客様も多く、

時には涙を流しながら、商品を選ばれているお客様のお姿を拝見

するとこちらまで悲しみの心が響いてしまいます。




ペットを飼っている方にとって、ペットも大事な家族の一員であること

は事実であり、ペットロスにならない為には人間同様の弔いが必要

なのです。

人間にしてもペットにしても命あるものは必ず限りがあります。

限りがあるから「命」を大切にしなければならないですし、

限りがあるからこそ、失う恐怖と戦って生きているのです。

弔う気持ちを大切にすることで、ペットロスから立ち直れるならば、

最初のブログ記事から9年。フューネはさらに進化した供養の提案

が出来る会社になったと思います。


  

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Posted by フューネ三浦 at 08:33 │お葬式の知識

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2017年04月30日

すいかのお線香

フューネが経営しているイオンモール長久手店の

現代仏壇店「ギャラリーメモリア」でも販売していますが、

カメヤマさんから発売されたすいかのお線香が話題です。



すでにメーカーでは初期分が売り切れ、追加生産になっているとか

週刊現代に記事として取り上げられていました。
以下引用
聖徳太子の時代に初めて製造されたとされる「線香」の香りが、「スイカ」になってしまった。カメヤマローソクでお馴染みのカメヤマ(本社大阪市)が、「すいかミニ寸線香(パウダー入り)」(希望価格680円)を発売したのだ。

「本来は、香木の沈香や白檀を原料に使いますが、供養形式の多様化を考え、時代のニーズに合わせた結果の商品化です。故人がスイカ好きだったら喜ぶと思いますし、お盆の帰省の際のお墓参りで、お子さんにも楽しんでもらいたいですね」(同社広報担当者)

 スイカの香りは、生産量日本一を誇る山形県尾花沢市のスイカを丸ごと搾った本格派。同社ではスイカ型のロウソクも販売しているので、併せて使えば完全に夏気分だ。ただし、変わり種の線香の販売の背景には、業界のやむにやまれぬ事情もある。都市部への人口集中や核家族化の影響で、国内の線香販売高は273億円(14年)と長期低落傾向。白檀など香木の輸入価格も上昇の一途なのだ。

 もっとも、カメヤマはその都度、アイデアで荒波を乗り切ってきた。今では結婚式の定番になった「キャンドルサービス」も、もとは同社の営業マンがはやらせたものだ。

「この先、線香とロウソクの市場が拡大するとは考えられません。とすると、社員が知恵を絞って新たな市場を開拓しなくてはいけない。スイカ線香もその延長線上のひとつです」(前出の同社広報担当者)

 さらに同社は「カレー」「不二家ネクター」の線香も販売中。GWの帰省の際に使用すれば、亡くなったおじいちゃんもニンマリするはずだ。


他にも、「不二家ネクター」のお線香



リラックマのお線香



なども取り揃えています。



線香とロウソクの市場が拡大が見込めない中のカメヤマさんの取り組み

ですが、本当にアイデア勝負だと思います。



イオンモール長久手店でも、これらのお線香は線香に全く興味の無い

高校生などの若い世代もご購入されます。自分使いにプレゼントに。

お線香の進化も今後も楽しみです。



  

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Posted by フューネ三浦 at 08:58 │日々いろいろ

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2017年04月28日

続・消えゆく宮型霊柩車



2016年11月19日付けブログ記事「消えゆく宮型霊柩車」

取り上げましたが、全国的に宮型霊柩車が激減をしています。

全国各地の火葬場で乗り入れが禁止になるところが増えてきたと

いうことも大きな理由の一つですが、お客様そのものの嗜好が変わった

ということが一番の理由でしょう。

ひと昔前では、「霊柩車と判らない霊柩車でお願いします」

ということをお客様から言われました。

これの霊柩車が現在では主流になっている「洋型霊柩車」もしくは

「バン型霊柩車」といわれるものです。

宮型霊柩車が激減している背景に家族葬などの葬儀の小規模化が

あげられます。

装飾の施しが激しい宮型霊柩車は多くの参列者にあの世に行く車として

見て貰うことも目的でしたが、その目的をニーズとして必要しない方が

多くなりました。そして、そもそも「あの世」の存在を否定している

お客様が多くなっていることも原因です。




フューネのクループ会社「ゼロナイントヨタ」が所有する上の写真の

宮型霊柩車も需要の減少と老朽化で、廃止をすることを決定しました。

あと1ヶ月は運行の予定ですが、長年活躍した車両が無くなるのは

とてもさみしいことです。

プラチナ箔を使用した贅沢で気品のある霊柩車でした。











  

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2017年04月26日

お泊り

葬儀会館には、お亡くなりの方との最後の夜を過ごして頂く為に、

仮眠が取れるような設備があります。

昔から基本的にロウソクと線香の火をを絶やさずに過ごしたことの

名残であり、葬儀会館で熟睡するということはなかなか出来るものでは

ありません。





最近では、通夜の夜もどなたもお泊りになられずにご自宅や手配した

ホテルにお戻りになられるお客様がとても多いのです。

昔のお葬式というのは喪主や遺族は眠ることがなかなか叶わず、

睡眠不足であることが常態化していました。

お葬式を施主として出すことはとても体力がいることです。

昔から、葬儀社の社員は少しでも喪主様はじめ近親者の皆さまに

少しの時間でも睡眠をとって頂くようにアドバイスをしてきました。

今でもそれは同じなのですが、お客様のほうからロウソク、線香の

火を絶やさないという「寝ずの番」をしないことをはっきりと

言われることが増えています。

葬儀の簡略化の中で体力的な面も簡略の方向に向かっています。

葬儀会館にお泊りになられることが負担だと思っていらっしゃる

方が増えていることは時代の流れで仕方のないことですが、

お亡くなりの方と過ごす最後の夜であることも事実。

この塩梅が難しいものです。




  

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2017年04月22日

メールの活用

私自身は最近、パソコンに送られている「電子メール」は少なく

なっています。その代り、FacebookやLINEからの通信が

劇的に増えているのです。SNS全盛の時代には当然の

成り行きであり、多くの方がそのような状況ではないでしょうか。

それでも、比較的重要なメールはパソコン上のメールに届くことが

ほとんどです。特にビジネスに関する重要のメールは

なおさらでしょう。




葬儀の訃報においても、メールを活用される方が増えています。

少し前まではFAXでの通知が主流であったのですが、最近は

ペーパレスでの通知が主流になっているのかもしれません。




お客様の中には葬儀代の請求書も電子メールで送って欲しいといわれる

お客様もいらっしゃいます。

そして、お客様から遺影写真に使用するデータなどをお送り頂くことも

頻繁にあります。

このような時代で怖いのは、メールを受けた時に見落とすこと。

これを防ぐために監視を24時間しなければならないのです。

実際に、お客様から通夜に間に合わせるように急ぎで発注しなければ

ならないご注文を電子メールで頂き、お電話もなく、一時間ほど

気づかなくて通夜に間に合わないということがあり、お客様に迷惑を

おかけしたことがあるのです。



メールのことでトラブルがあると「メールを確認しないほうが悪い」

という風潮がいつしか出来上がっています。その点、送り手が

確実に届いたかを確認できるLINEの「既読」の機能は大変便利

ですが、電子メールにおいて本当に重要なメールを送ったならば、

電話で確認していかなければならないのです。










  

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2017年04月20日

成年後見

人生の終わりを見つめる「終活」の活動の中で、「死」に対する様々な

備えを提唱してきましたが、近年は「死」に対する備えよりも前に、

「認知症」になったらどうしようというリスクを終活の専門家も盛んに

語るようになってきました。

法的には成年後見制度(せいねんこうけんせいど)があり、

民法に基づく法定後見と、任意後見契約に関する法律に基づく任意後見

は大きく2種類の方法があります。法定後見は家庭裁判所が指定をした

弁護士や司法書士が後見人となり、その人の財産等を守る役目が

あります。

これに対して任意後見制度は任意後見制度に基づき、一定の条件を

満たせば誰でも後見人になれる制度です。

法定後見の場合は実の息子や娘であっても、勝手に親の財産を処分

できなくなることになり、財産を守られることは良いのですが、

不便さを感じずにはいられない制度です。




2025年には認知症になる方が700万人を超えるとの予測を

厚生労働省が出しています。5人に1人が認知症を患う計算です。

これだけの人が認知症になり、正常な判断ができなくなることで、

備えをしておくことは非常に大切なことですが、ご年配の方は

結構聞き飽きている感があるのです。

所々で開催されるセミナーでも成年後見のお話が多いのですが、

本質は自分はボケないという根拠のない自信と死と同等に

自分にとって都合の悪いことは先送りしたいという心理が働くのです。

そして、一番の本質は制度そのものが難しいと感じる高齢者の方

が多いのも事実。いくら有効な制度でも利用がなければ意味が

ありません。




超高齢者社会の現代では老いも若きも他人事としないこと。

自分の周りにリスクはたくさんあります。

死に対する備え同様に、認知症対策も大切なことなのです。



  

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Posted by フューネ三浦 at 08:55 │終活の教科書

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2017年04月18日

喪に服する時間

天皇陛下が生前に退位をするということで、退位をされた後の天皇陛下

のお葬式をどうするのかという議論がおこっています。

天皇の葬儀は「大喪の礼」といい国の儀式として行われる葬儀です。

現憲法の下で行われた大喪の礼は昭和天皇のお葬式しかありませんが、

天皇の葬儀に対して「自粛」の風潮が巻き起こり、多くの祝い事の行事

が中止になりました。

国民が天皇の死に対して喪に服す時間でした。




自粛と言っても一時のことで、喪主であった今上天皇は一年間の喪に

服す時間を作られました。

これはとても大変なことであり、葬儀の簡略化が進むのは喪に服する

時間に対する負担のことが大きいものです。



最近の葬儀では仕事をしながら、お葬式をされるお客様が多くなり、

また、喪主でも午前中の葬儀を執り行って、午後から職場復帰という

方も多くなっています。

葬儀が日常生活の中で行われており、言い換えれば

「喪に服する時間」が短くなればなるほど、葬儀の簡略化が進んで

いきます。



現代の事情の中で「喪に服する時間」が充分に取れないのはある程度

仕方の無いことかもしれませんが、全く時間が取れないのは問題だと

思います。

お亡くなりの方を思って自身の行為に何らかの制限をかけることで

「気づく」こともありますし、喪に服する時間とは悲しみを癒すことが

できる時間でもあるのです。










  

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Posted by フューネ三浦 at 08:16 │お葬式の知識

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2017年04月16日

人と人の間の交通整理

新幹線に乗っていると、車掌さんの仕事というものは他のお客様対する

苦情を承って、速やかに処理をすることが一番の仕事なんだなと思えて

きます。

例えば、指定を受けた座席に他のお客様が座っていたり、座席の

リクライニングシートを倒しすぎて不快、グループのおしゃべりが

うるさくて眠れないなどのクレームは本来は乗客同士が声をかけること

で自然に解決できることでした。

しかしながら、乗客同士が直接接してトラブルになることを敬遠する

ことがいつの間にか定着し、間に入って問題を解決をするのが

車掌さんの仕事になっているのです。

本来の運行の補助をする為の車内放送や安全確認が主たる業務

でしたし、おそらく今もそうなんですが、「車内の秩序の維持」という

業務が最も重要な役割になりつつあるのでしょう。





葬儀社の社員も何時しか、家族間の調整や弔問客の間に入って

葬儀の秩序の維持をすることの仕事が増えてきたように思います。

家族間の仲が悪い場合は時として伝書鳩のような役割をしなければ

ならないこともありますし、葬儀中に会葬者同士のおしゃべりの声が

大きいというたのお客様からのクレームも解決しなければなりません。




サービス業において「人と人の間の交通整理」というサービスの

重要性が今後ますます重要になっていくことは間違いのないことだと

思っています。



  

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Posted by フューネ三浦 at 10:03 │日々いろいろ

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