2010年01月19日

焼香の作法は 一意専心 

「ご焼香の回数について教えてください」

よくお客様より頂くご質問です。

一言でお答えすれば答えは各宗旨宗派によって回数は様々です。

曹洞宗では二回、真言宗では三回といった

定めがあります。

天台宗や日蓮宗は一回か三回というような宗旨も。

ほかには浄土真宗の場合では本願寺派は一回、

大谷派は二回、高田派は三回
といったように違うのです。

このように正しい焼香の回数は各宗旨宗派によってかなりの違いがあり、

葬儀社の社員でも覚えることが大変なのです。

もちろん焼香の回数にはちゃんと意味がありその意味を知ると面白いですよ。

また機会があればブログ記事にします。

各宗旨宗派毎に焼香の回数を覚え、お葬式や法要で実践することはとても

素晴らしいことですが、実際のお葬式で正式な回数でご焼香されている方は

ほとんど見受けられません。

では、ご焼香の回数に迷った時はどうするか?

答えは心を込めて一回だけで良いのです。

1はすべてに通じる数字であり、

一回心を込めて念じれば良いのです。

一回心を込めて念じることすなわち「一念」「一念三千」という

仏教用語につながり、一念の心の中には、宇宙の森羅万象あらゆるものが

そなわっているという意味なのです。

さらにご焼香の作法は「一意専心」でありその意味は

他に心を向けず、ひたすらひとつのことに

心を集中すること
となるのです。

「一念三千」「一意専心」はすべては1に繫がっていることの事例でした。


さて、「一意専心」という四文字熟語。

史上最年少で2009年賞金王に輝いたプロゴルファーの

石川遼くんの座右の銘で有名です。

テレビのインタビューやサイン色紙に良く使っています。

「一意専心」の意味を知ればとても18歳とは思えない言葉の選択ですね。

わき目もふらず心を一つのことだけに注ぐことという「一意専心」の心が

最年少賞金王という快挙に結びついたのではないでしょうか。


故人の弔う気持ちは「一意専心」でなければ

いけない


ご焼香の作法や回数にこだわることより、亡くなられた方を悼む気持ちが

一番大切なことです。


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