2007年12月24日

お数珠のおはなし 使い方篇

お数珠のおはなしはとりあえず今回が最終回

使い方篇です。

お数珠の持ち方をご紹介します。



使わない時はふさを下にして左手で持ちます 。

数珠の正しい持ち方は、座っているときは左手首にかけ、

歩くときはふさを下にして左手で持ちます。

「なぜ左手なのでしょう?」

それは、お釈迦さまの生まれたインドでは

左手は不浄の手、右手は清浄(神聖)の手と云われています。

今でもインドではたとえ左利きでも左手を使って食事するなんてことは

許されません。それは何故かと言うと、第二の行為と大きく関係しています。

その第二の行為というのが、トイレの作法で、インドでは排泄後の処理を、

汲んでおいた水を使って左手で直接洗い流すということです。

そんな訳で左手は不浄の手。

お数珠を左手に持つことによって、右手(清浄)の手と同じになり、

右手と左手を合わせることが許されます。




焼香のときは合掌する時、短い数珠の場合、親指と人差し指ではさむ。

長い数珠は、両手の中指に掛け渡して手を合わせます。

ふさを真下に垂らし、親指と他の4本の指にかけて親指で軽く押さえます。

指を伸ばし両手をぴったり合わせましょう。

フューネの葬儀会館でも

「お数珠を忘れたから貸してください。」

と言われるお客さまが多いです。

もちろん、無料でお貸しできるお数珠も用意してますし、

販売もしてますが、

最近のお客さまの動向を見ていると

お数珠に気をとられてもっと重要なことを忘れられているような気がします。

お葬式は亡くなった人とのお別れの場。

亡くなった人への感謝の気持ちや

「貴方に会えてよかった」という気持ちを忘れないで、

是非ご弔問ください。

お数珠を忘れたならお数珠なしで結構です。

お数珠の貸し借りをするのはあまりお勧めいたしません。

道具(数珠)より気持ちが大切です。


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この記事へのコメント
なるほど~!これでわかりました!
母は左利きの私に子供の頃、ご飯は右手、
お尻は左手で拭きなさいと躾けられました。
じゃー万引きはどっちの手で?と聞いたら
ひどく殴られましたという本当のお話でした。

                      シモムラ
Posted by シモテックシモテック at 2007年12月24日 09:46
武道にもつながる点があります。

数珠は自分専用にしております。

後は気持ちを大切にします。
Posted by 上豊田の侍上豊田の侍 at 2007年12月24日 12:07
数珠を持つ手も決まっているんですね。
右で持っている人を見たことありますが、ついやっちゃうんでしょうね。
右利きだったりすると。
左が正解なのか。

でも、道具より気持ちというのは凄く良くわかります。
数珠を持っていた方がいいのかどうかと思ったりしましたが、
それよりも気持ちが大事なのなら焦らなくても良いですよね。

いつか持てると良いなと思いました。
Posted by yuanyuan at 2007年12月24日 12:44
なるほど…勉強になりました。最近使用しましたが・・・反省です・・。
Posted by 勢+ISE at 2007年12月24日 19:20

心を尽くしてお別れしたいと思うから
借りてでも体裁は取り繕いたい。という気持ちで借りるのだと思うのですが。
気持ちのない人はそもそも体裁も取り繕いません。借りもしないと思います。
人間は過ちを犯すものです。あまりの悲しみで狼狽し、忘れ物をする時だってあるのです。

気持ちがあるからこそ借りるのですよ。分かってないですね。
Posted by 遍照金剛 at 2017年07月08日 22:08
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