日々の出来事から葬儀に関するおはなしまで盛りだくさんの話題をお届けします!!
2009年04月16日
手 足 切断
「足を切断するので小さいお棺をください。」
というお客様が実は多くいらっしゃいます。
病気や事故などで体の一部を切断しなければならない方の気持ちは
いかがなものでしょうか。
命を守る為には致し方ないこととはいえ、切断する人にしかわからない
辛い気持ちだと思います。
切断した肢体はもちろんそのままゴミとして処分したり、勝手に埋葬する訳には
いかない為に正規の手続きを踏んだ上で火葬場へ持っていって処理をします。
中には自分の手足を自分で持って行かれるツワモノも
いらっしゃいますが、さすがにショックが大きい為に親類の方が
持って行ったり、場合によっては葬儀社が代行します。
私が20代前半の頃、まだ修行先で働いていた頃はお客様のご依頼で
よく病院へ切断した手足を貰いに行きました。
多い時は月に2・3回行きました。
病院の方も切断した手足をそのまま渡すということはさすがにありませんが、
包帯などで包まれた手足は持ってみると意外と重たくて
なんともいえない気分になったことを思いだしました。
「自分自身が生きているのに自分の体の一部が
火葬されることがある」
ということに強いカルチャーショックを受けました。
冷静に考えてみれば想定できることですが、
当時の私は気持ちが冷静になれなかったのです。
とはいえこれも葬儀社の大事なしごとのひとつ。
多少なりと切断する運命に遭った方々の
お役に立てれば幸いです。
くれぐれも自分の手足を大切に。
というお客様が実は多くいらっしゃいます。
病気や事故などで体の一部を切断しなければならない方の気持ちは
いかがなものでしょうか。
命を守る為には致し方ないこととはいえ、切断する人にしかわからない
辛い気持ちだと思います。
切断した肢体はもちろんそのままゴミとして処分したり、勝手に埋葬する訳には
いかない為に正規の手続きを踏んだ上で火葬場へ持っていって処理をします。
中には自分の手足を自分で持って行かれるツワモノも
いらっしゃいますが、さすがにショックが大きい為に親類の方が
持って行ったり、場合によっては葬儀社が代行します。
私が20代前半の頃、まだ修行先で働いていた頃はお客様のご依頼で
よく病院へ切断した手足を貰いに行きました。
多い時は月に2・3回行きました。
病院の方も切断した手足をそのまま渡すということはさすがにありませんが、
包帯などで包まれた手足は持ってみると意外と重たくて
なんともいえない気分になったことを思いだしました。
「自分自身が生きているのに自分の体の一部が
火葬されることがある」
ということに強いカルチャーショックを受けました。
冷静に考えてみれば想定できることですが、
当時の私は気持ちが冷静になれなかったのです。
とはいえこれも葬儀社の大事なしごとのひとつ。
多少なりと切断する運命に遭った方々の
お役に立てれば幸いです。
くれぐれも自分の手足を大切に。
Posted by フューネ三浦 at 08:46
│コメントをする・見る(4)
│フューネ(会社)のこと
この記事へのコメント
想像がつかない体験ですね。
自分の手足を焼いてしまう・・・。
うっ~何だかくるしくなります。
色々な経験をされていますね~。
自分の手足を焼いてしまう・・・。
うっ~何だかくるしくなります。
色々な経験をされていますね~。
Posted by 大宮龍幸 at 2009年04月16日 19:10
気になっていました・・・・・
切断したら、どうするのかを?!
そういうことなんですね・・・
簡単に想像できませんが、本人
にとっては相当な辛さなのでしょうねえ!
でも!代わりに受け取りに行くのも辛い・・・・
切断したら、どうするのかを?!
そういうことなんですね・・・
簡単に想像できませんが、本人
にとっては相当な辛さなのでしょうねえ!
でも!代わりに受け取りに行くのも辛い・・・・
Posted by きたのその家 at 2009年04月17日 14:02
大切にします!
Posted by あずき庵 at 2009年04月17日 15:29
大宮先生
想像しただけで私もくるしくなります。
何事も経験ですが、出来ればそのような経験は勘弁ですね。
きたのその家さま
中には病院が処理の代行をしてくれるところもあるそうですが、
結局は私たちがしていることをしなければならないのです。
医者とはいえ、切断をする方も辛い仕事だと思います。
あずき庵さま
大切にしてくださいね。
特に腕は菓子職人のあずき庵さまには致命的です。
想像しただけで私もくるしくなります。
何事も経験ですが、出来ればそのような経験は勘弁ですね。
きたのその家さま
中には病院が処理の代行をしてくれるところもあるそうですが、
結局は私たちがしていることをしなければならないのです。
医者とはいえ、切断をする方も辛い仕事だと思います。
あずき庵さま
大切にしてくださいね。
特に腕は菓子職人のあずき庵さまには致命的です。
Posted by フューネ三浦 at 2009年04月17日 20:53
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