2017年11月22日

納骨堂を希望する

従来のお墓を作らずに納骨堂にお骨を収める方が年々増えています。

それに伴い、納骨堂の新規の建設も増えているのです。

従来のお墓と比べて、費用の面では約半分の値段であることと、

お墓を維持していく後継者の不足という観点から考えると従来のお墓

よりも人気が出るのは当然の成り行きであり、フューネのお客さまにも

積極的にお勧めをしているのが現状です。




人気が出ていることの裏側ではやはり、トラブルも多くなっています。

まずは納骨堂を運営する母体の信用性です。

納骨堂にお骨を収めるということは相当の長い時間、そこに安置をする

訳ですから、経営母体がしっかりしていなかれば、ある日突然、納骨堂

の運営ができなくなり、お骨のゆくえが解らなくなってしまうという

リスクが発生するのです。特に屋内型の納骨堂はリスクが

高いのです。

そして、以前にもブログでも取り上げましたが、多くの人の勘違い

によるトラブルです。それは、「永代供養」です。

「永代供養」は「永久供養」ではないのです。

多くの場合、20年・30年・33年などと期限が明記されており、

その期間は責任をもって預かるのですが、それ以降の

保障はあります。

その時がきたら再契約か別の場所にお骨を移し替えなければならない

のですが、「永代」という言葉の響きから、契約時にお骨を永久に

預かってくれると勘違いをされる方が多くいらっしゃいます。




今後のお骨の供養の仕方の中では「納骨堂」は最もポピュラーな

供養の仕方にもなっていくはずです。

いくら人気があっても、何事も、メリットデメリットがありますから、

ご検討を頂く際には、よく私たちの説明を聞いて理解してから

購入をして欲しいのです。








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Posted by フューネ三浦 at 16:10 │コメントをする・見る(0)終活の教科書
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