2017年01月07日

元旦の通夜

今年も元旦からお通夜があり、お正月だからと言って人の死が

亡くなることはないことにこの仕事をしていると毎年のように

気づかされます。

生まれて来ることも、死んでいくことも季節を選びませんが、

お葬式の日取りというものは選ぶことができるのです。




年末からお正月にかけてお亡くなりになられると、お葬式の日取りを

正月の三が日を避けて4日にすると言ったご要望を頂くことが多く

あります。自分たちの近親の家族の都合よりもお葬式に参列をされる

ご近所の方々や会社の方々のことを思っての配慮があるからの

日程のご要望なのです。

結果的に年越しのお客様やお亡くなりになられてからの長期的に

ご遺体の処置をすることは年末年始の葬儀社としての毎年の風物詩

でもあるのです。




ところで、近年では日延べの日程を選択をせずに元旦にお通夜を

することに抵抗のないお客様が増えています。

「お正月だから」ということに抵抗が無くなってきている

ことも理由の一つですが、「家族葬だから」という理由も

大きな理由の一つなのです。



家族葬は正月のお葬式さえも抵抗なくなっていく人が増える

要因の一つなのです。

近所の方々や会社の関係者などへの配慮が必要なければ、

これからぼお葬式は年始に集中することが少なくなっていくはずです。

元旦からお通夜ということが今後も増えていくはずです。





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Posted by フューネ三浦 at 09:22 │コメントをする・見る(0)お葬式の知識
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