2016年09月09日

変則な葬儀

先日、お客様からのリクエストで葬儀の当日は仕事の都合でどうしても

休めないから、葬儀を夜にやって欲しいというご要望を受け、午後7時

から葬儀を行い、翌日は火葬場に行くだけという変則な葬儀を

行いました。夜に通夜をせずに葬儀をするというケースはまだまだ

レアなケースではありますが、昔からあります。

また、仕事の都合でどうしても土日に葬儀を行いたいという希望で

4日も5日も延ばされる方は結構いらっしゃいます。

特にお医者様など自分の代わりがいない職業の方はそのような希望を

されるのです。また、農家が収穫期においては1週間待って欲しいと

いうようなご要望も頂くことは昔からあるのです。




いつも思うのは親や亡くなっても仕事を休めない人がこんなに多いのか

と思います。突然やってくる死のタイミングに日常のタイトな

スケジュールを合わせることは難しいものですが、「責任」「使命」と

いったものから、仕事を優先しなければならないものです。

スケジュール的に自由なイメージのあるお寺様も自分の親が亡くなって

も、檀家様の葬儀が入っていれば、そちらを優先してからの葬儀に

なってしまいます。




変則な葬儀を希望される方の事情は様々ですが、どうしてもの理由が

あることだけは間違いないです。

お客様の希望を叶えることも事情に配慮することも葬儀社としては

とても大切なことなのです。




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Posted by フューネ三浦 at 07:49 │コメントをする・見る(0)お葬式の知識
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