2016年05月20日

献茶婦

フューネの本拠のある愛知県では「献茶婦」とは言わない

のですが、葬儀において献茶婦という仕事があります。

主に関西方面で使われている献茶婦という仕事は本来は読んで字の

ごとく、お客様にお茶の接待をする専門の係員という役割でしたが、

ご親族の案内や焼香の案内をしたり、会館等の説明員であったり、

一般参列者の案内や食事等の給仕、各種道具の準備のなど、

仕事の内容は多岐にわたります。

一言で言えば葬儀運営の補助者であり、葬儀社によっては「サブ」

「セレモニーアテンダント」「セレモニーレディ」などと呼んでいる

職種が献茶婦と同等の仕事と解釈しても間違いないのです。





家族葬が増えた現在では、献茶する係をわざわざ配置しなくても良い

ような葬儀の環境が多々あります。そもそも、100人単位でお越しに

なられるお客様に対しての接待を司る為に生まれた献茶婦という仕事

ですが、家族葬が増えれば増えるほど、本来の役割とはかけ離れた

仕事をしているのが現状です。




お茶を提供するだけのスタッフが今はお客様との距離を自ら小さくして

お客様の不安や悩みを取り除いてあげる精神的な支柱になるような

お仕事まで出来る人が適任者となり、葬儀に対する環境は大きく

変わっているのです。

時代の流れから言えば、最早、「献茶婦」という職の名前は死語と

言わざる得ませんが、従来の献茶婦の仕事で良しと思っている葬儀社と

そうでない葬儀社のレベルの差は結構はっきりしているものです。




「感動葬儀。」を提供するフューネにおいて、ただお茶を

提供するだけのスタッフは皆無です。もちろんお茶をはじめ各種の

お飲物は提供していますが、同時に癒しや安心、そして時には

笑顔を提供しているのです。





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Posted by フューネ三浦 at 08:27 │コメントをする・見る(0)お葬式の知識
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