2016年05月02日

役得

辞書によると「役得」とは

その役目についていることによって得られる特別の利得や特権。

と解説をしており、大前提として役得を得るには何らかの「役」を

受けていなければなりません。

葬儀社としての役得はこれまでもこの「感動葬儀。」ブログ

で書いてきたとおり、お客様から頂く数々の役得があります。

また、会社の職制での役得については

2012年6月3日付記事「出世をしたくない人々」という記事に

くわしく書いています。




最近ふと思うのは、役得というものが明確に見えにくいのではないか

と思うのです。ついで言えば役得そのものに気付かない人々が多い

のではないかと思います。社長という仕事をしていると会社とトップと

しての役得はおそらく社員以上にたくさん享受しているはずです。

その反面、責任というものに対しては当然のことながらものすごく重い

のです。

先ほど述べたように役得に得るのは何らかの役を受けることが大前提

であり、役には必ず何らかの責任がついてきます。

役得が見えないというのは責任だけが目立ってしまう状態であり、

その部分にスポットライトをあてれば、役の引き受ける人がいないのは

当然の成り行きになってしまうのかもしれません。




葬儀の現場では事実上の葬儀実行責任者である喪主を誰が受けるのか

ということを遺族の間で揉めていることがあります。

喪主の責任とは円滑に葬儀に関する諸行事や手続きを進める義務に

加えご弔問の皆様に挨拶をするというプレッシャーにも耐えなければ

なりません。

その責任と引き換えに葬儀での主役というポジションを獲得することが

出来、多くの皆様と語りあえるという役得を取得できます。

そして、一番の役得は例えばお亡くなりの方みて子ならば、最後に

誰よりも親孝行ができるという役得があるのです。




これからの時代、喪主の役得を啓蒙していくことも葬儀社の役割

なのでしょう。その結果の役得を頂くことも葬儀社の役得です。











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Posted by フューネ三浦 at 08:19 │コメントをする・見る(0)日々いろいろ
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