2016年03月20日

終活の範囲

「週刊朝日」の記事のタイトルであった「終活」という言葉は

誕生して5年以上の年月が経ちました。

今ではすっかり言葉として定着をして、辞書にも「終活」

という言葉が掲載されています。

そもそも「終活」の定義は

「人生の最期の過ごし方や葬儀の種類など

生前のうちに決めておくこと」

だったのですが、この解釈から派生した関連の分野まで含めると

言葉が生まれた当時よりかなりの広範囲になっています。

それに伴い、様々な分野の方々が「終活の専門家」を名乗り、

活動をしています。

これからもまだまだ、「終活」の範囲は広がっていくでしょう。




昨年、私は「間違いだらけの終活」という本を

発表させて頂きました。

読んでいただければ幸いですが、著書の中で「終活」の範囲が

広がると共に、様々な解釈が生まれ、それが結果的に間違っていると

いうような事例が生まれてきていることを指摘しています。

間違いではなくても、その人にとっては「終活」というカテゴリーに

しばると不適切なものも増えてきています。

範囲が広がっているからこそ、自分自身にとって大切なことが

解りにくくなっていることも事実です。




迷ったら原点に戻る。

「人生の最期の過ごし方や葬儀の種類など生前のうちに

決めておくこと」が終活の定義ならば、是非ここから終活は

スタートして頂きたいのです。








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Posted by フューネ三浦 at 08:17 │コメントをする・見る(0)終活の教科書
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