2015年12月11日

諸行無常

平家物語の冒頭の文句。

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、

盛者必衰の理をあらはす。」

とはすべてのものは常に変化し、同じところにとどまることはない

という世の中の真理をうまく表現しています。

「諸行無常」

という言葉は仏教用語であり、仏教の思想にある根本的なもので、

あらゆるものは一瞬の間にも変化をくり返しているということを

私たちに教えてくれています。




人間とは元来保守的な生き物であり、変化を好む人はあまりいませんが

あらゆるものは変化するという真実を受け入れなければ

ならないのです。

人が「死」に直面した時こそ、有るものが無になることを最も理解する

ことが出来る場面であり、お葬式での仏教での教義では「諸行無常」の

ことを教育する最上の学び舎と昔からなっているのです。

どんな時代になろうともこの世にある一切のものは常に移り変わり、

不変のものはないということを理解することが「生」に対する感謝にも

繋がっていくのです。人生のはかなさを知ることが出来るのも

お葬式であるし、変わっていくこと大切さを知るのもお葬式なのです。





現代の世の中は「はかなさ」を語ることのできないくらいめまぐるしく

世の中が変化をしています。ほんの一年前に流行していた芸人さんの

ギャグさえも忘れられるという現実であるし、パソコンの画面が

切り替わることにたった一秒も待たされるとイラッとしてしまう

現代人。日々の変化に本質さえも見失っている人が多いことは

残念なことです。

一見変わっていないように見えるものは見えないところで

「変わらない為に変わっている」のです。

変わっていく世の中に対応するには毎月のお給料さえも

変わっていくという危機感を持たなければ、最早世の中で

対応できないスピードなのです。


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