2015年06月05日

歯型

人が亡くなるのはいわゆる畳の上だけでないのは皆様もご理解は

頂けているのではないかと思います。

事件や事故、自殺そして孤独死。。。

何とも言えない亡くなり方であり多くの場合、「悲しみ」の深い

お葬式になることは必定です。

このような場合まず100%警察による検死の対象になり、身元の確認が

行われます。親族がお亡くなりになられた方のお顔を見て身元を判別を

出来る場合は良いのですが、かなりの確率で顔を見て判別できない

ケースに遭遇します。お顔が解らないばかりか、男女の区別さえも

出来ないケースは意外と多いのです。

焼死や死後一週間以上経って腐敗している状態など私もこれまでに

なんとも言えない状態のご遺体に遭遇してきました。




顔で判別の出来ないケースでまず最初に用いる本人確認の方法は

歯の治療痕からの判別です。

歯は基本的にお亡くなりになられても変わることがなく、また歯科に

通院していれば、記録が残っているものです。

結果的に多くの歯科医師が検死の現場で本人の確認作業に携わって

いるのです。

知り合いの歯科医師に聞いてみると治療の痕は確実に記録があり、

それと照合すると簡単にその人か解るものなのですが、自分が直した

治療痕も多いのだとか。結局のところ、生前に複数の歯科医を変える

という浮気する患者さんが多いだそうです。

さらに、歯のカタチはレントゲンを撮っておけば、不慮の死に

遭遇してもご遺体の歯型をレントゲンで撮影し生前のものと照合すると

ぴったりと一致をするというのです。

それでも、歯型では本人確認が出来ないケースがあります。

そのような場合は現在はDNA鑑定という方法が採用できる

ようになりました。ただDNA鑑定で分かるには親族のDNAが

必要です。




お亡くなりになられた方は誰か?

一刻でも早く身元を判明し、遺族の元に返してあげたいと日本中の

警察官が一所懸命やってくれている大変な仕事なのです。




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