日々の出来事から葬儀に関するおはなしまで盛りだくさんの話題をお届けします!!
2015年04月22日
告別式のゆくえ
多くの方々が理解をしていませんが、現在、いわゆる「お葬式」と
一言で言い表される葬儀は葬儀と告別式が一緒になっている
形態です。例えば、今の洗濯機は自動でで洗濯もすすぎも脱水も
やってくれるものが洗濯機ですが、昔の洗濯機は洗濯と脱水は
分離していて、わざわざ人力で移し替えなければならなかったように
そもそも葬儀と告別式は分離しているものなのです。
※葬儀と告別式の違いについて詳しく知りたい方は
過去のブログをご覧ください。
2009年5月8日「葬儀と告別式 その1」
http://fune.boo-log.com/e51495.html
2009年5月10日「葬儀と告別式 その2」
http://fune.boo-log.com/e51513.html
葬儀という言葉にお亡くなりになられた方とのお別れの場で
ある告別式が含まれている現状では、何もわざわざ分ける必要が
ないのではないかと思われる方もいらっしゃると思うですが、
そう思うのはそもそも「葬儀」という言葉が略語であるということを
すっかり忘れているからなのです。
原点に戻る葬儀とは「葬送儀礼」という言葉の略語でなのです。
葬儀の本質は字の如く、死者を葬ること、あの世に送ることを
宗教の教義に基づいて行う式のことなのです。
「儀礼」と「式典」の言葉の違いが分かっていれば、それのな意味は
納得できるのではないかと思います。
「儀礼」とはなんらかの宗教の教義に基づいて行う式のことであり、
それに対し「式典」とは宗教色の無い式のことなのです。
では告別式とはこれまた字のごとく、別れを告げる式のこと
です。そもそも、別れを告げる儀式に宗教色の有る、無しは
どちらでも良いのです。
ですから、ホテルなので行うお別れの会は今では無宗教色の強い
儀礼式ではなく、式典になっています。
現代の葬儀の事情を見ていると親しいお身内のみ家族葬に代表される
告別式無しの葬送儀礼というケースや
葬送儀礼無しでご遺体処理をして告別式のみ
といったケースが昔と比べて飛躍的に増えています。
宗教色のある告別式は今後も減少していくことは間違いない傾向です。
葬儀という言葉に含まれている「告別式入りの葬儀」という意味と
現実に行われている「告別式無しの葬儀」とのギャップは
これからもねじれたままで行くのでしょうか。
最も「葬儀」という言葉の意味さえ、考える方が少なくなっているのは
文化の継承という観点で考えるととても危険な領域なのです。
一言で言い表される葬儀は葬儀と告別式が一緒になっている
形態です。例えば、今の洗濯機は自動でで洗濯もすすぎも脱水も
やってくれるものが洗濯機ですが、昔の洗濯機は洗濯と脱水は
分離していて、わざわざ人力で移し替えなければならなかったように
そもそも葬儀と告別式は分離しているものなのです。
※葬儀と告別式の違いについて詳しく知りたい方は
過去のブログをご覧ください。
2009年5月8日「葬儀と告別式 その1」
http://fune.boo-log.com/e51495.html
2009年5月10日「葬儀と告別式 その2」
http://fune.boo-log.com/e51513.html
葬儀という言葉にお亡くなりになられた方とのお別れの場で
ある告別式が含まれている現状では、何もわざわざ分ける必要が
ないのではないかと思われる方もいらっしゃると思うですが、
そう思うのはそもそも「葬儀」という言葉が略語であるということを
すっかり忘れているからなのです。
原点に戻る葬儀とは「葬送儀礼」という言葉の略語でなのです。
葬儀の本質は字の如く、死者を葬ること、あの世に送ることを
宗教の教義に基づいて行う式のことなのです。
「儀礼」と「式典」の言葉の違いが分かっていれば、それのな意味は
納得できるのではないかと思います。
「儀礼」とはなんらかの宗教の教義に基づいて行う式のことであり、
それに対し「式典」とは宗教色の無い式のことなのです。
では告別式とはこれまた字のごとく、別れを告げる式のこと
です。そもそも、別れを告げる儀式に宗教色の有る、無しは
どちらでも良いのです。
ですから、ホテルなので行うお別れの会は今では無宗教色の強い
儀礼式ではなく、式典になっています。
現代の葬儀の事情を見ていると親しいお身内のみ家族葬に代表される
告別式無しの葬送儀礼というケースや
葬送儀礼無しでご遺体処理をして告別式のみ
といったケースが昔と比べて飛躍的に増えています。
宗教色のある告別式は今後も減少していくことは間違いない傾向です。
葬儀という言葉に含まれている「告別式入りの葬儀」という意味と
現実に行われている「告別式無しの葬儀」とのギャップは
これからもねじれたままで行くのでしょうか。
最も「葬儀」という言葉の意味さえ、考える方が少なくなっているのは
文化の継承という観点で考えるととても危険な領域なのです。
Posted by フューネ三浦 at 08:16
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