2014年07月07日

グリーフケアの普及

2008年2月6日付ブログ記事「グリーフケア」で取り上げて

から6年が経ちますが、今、葬儀の現場では「グリーフケア」という

言葉がよく聞かれます。21世紀に入り、葬儀社の基礎能力として

重要視されるようになった「グリーフケア」

お客様の悲しみを単に和らげることだけでなく、何年かかろうとも

悲しみから立ち直って貰うまで面倒を見ることが重要です。

フューネのお葬式では基本的に3回忌のご相談まで各葬儀プラン

に含まれています。中にはそんなサービスは必要ないと言われる

お客様もいらっしゃいますが、通常の悲しみの場合、3回忌までは

立ち直りに時間がかかるものです。

普段の日常の生活の中では平静を装っても、一人になると悲しみ

が襲ってくるものです。そのような時、昔ならば、親戚、近所の方が

力を貸してくれ悲しみを癒してくれましたが、今は近くの身内に頼る

方がいらっしゃらないというケースが多いのです。

結果的にその役割を葬儀社が担うことは必定であり、今では多くの

優良な葬儀社は必ずと言ってよいほど、グリーフケアというサービス

をお客様に提供しています。





お葬式に使う、備品についても以前よりもグリーフケアを意識したもの

が多くなっていますし、葬儀会館も悲しみの中でいかに落ち着ける

空間が作れるかということを念頭において設計をしています。

単にお葬式の備品のレンタル屋であった「葬具屋」から葬祭業は

悲しみを癒すことのできる総合サービス業として

変化しています。

これから先は単に祭壇を綺麗に設営する技術で司会の技術ではなく

グリーフケアの技術の良し悪しこそお客様が葬儀社を選ぶ基準と

なるでしょう。






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Posted by フューネ三浦 at 11:07 │コメントをする・見る(0)お葬式の知識
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