2014年07月05日

出せば入る

伊勢神宮の式年遷宮では20年に一度、社殿だけに限らず、宝殿外幣殿、

鳥居、御垣、御饌殿など計65棟の殿舎のほか、装束・神宝、宇治橋

なども造りすべてのものを新しく新調します。

まだ使えるのにもったいないような気がしますが、この20年に一度の

神様のお引越しのおかげで、古代の建築技術が現代まで受け継がれて

いるのです。

物事は何かを捨てないと新しいものは得られません。

式年遷宮は「出せば入る」の典型的な事例です。



出せば入る


先日、豊田市小原地区の四季桜愛護会の四季桜の剪定(せんてい)作業

のお手伝いを参加する機会がありました。

剪定とは樹木の枝を切り、形を整えたり、風通しを良くする事で

見た目を美しくするのみでなく、養分を効率よく利用させて生長を

促進したり、病害虫の繁殖を予防する効果ががあります。

近年、老木になってきた桜は花の着きが悪くなってきており、

地域の宝である四季桜を守る為に、発足したのが四季桜愛護会です。

四季桜は一年に2度、花が咲き特に11月が紅葉と桜が楽しめるという

貴重な体験ができるのです。

さて、美しく花を咲かせる為の剪定ですが、時として綺麗な花を

咲かせてくれている太い枝を切る勇気が必要です。

太い枝を切って新しく伸びてきている若い枝を残こすことで、将来

綺麗な花を咲かせることができる場合があるのです。

今、綺麗に咲いている枝を切り落とすことはとても勇気のいること

ですが、今、この時を放置してしまうと未来はがっかりしてしまう

結果になってしまうのです。

やはり、何かを求める時は何かを犠牲にしなければいけません。




剪定作業をお手伝いすることで剪定は会社の経営と全く同じだと

つくづく思いました。枯れた枝を放置しておくと木がダメになって

しまうように会社内における部署も枯れているならば、切り落とすこと

が必要です。時として将来のことを考えて、今綺麗に咲いている枝を

思い切って切るように、今はよくても将来はダメなものを捨てて

いかなければなりません。

「出せば入る」


というように何か行動に移さなければ未来はないのです。








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